白隠和尚のブログ

今日より明日が幸せでありますように。好奇心旺盛な70代のブログ。

カシミヤ入り掛け布団

2018-09-30 09:36:43 | 日記

朝夕寒い日があるようになったので掛け布団を出した。
昨日、掛け布団を顔まで引き寄せたら布団越しに天井の明かりが見えた。
まさかと改めて明るい処で透かしてみたら羽毛が所々隅の方に寄り玉になっている。
かねがね布団が温かくないなと感じる時があった原因はこれだと思った。
信られん、去年買ったばかりなのに、値段を見て飛び付いたのが間違いだった。

新しい掛け布団を買いにホームセンターに行った。
シーズン前のせいか「カシミヤ混紡」と書かれた1品2種類しか展示してない。
例によって値引き価格が付いている。
ほんとうにカシミヤだろうか?セーターだってⅠ万円するのに怪しいと思ったが値段に惹かれて買った。
念のため、生産国を見たらやっぱり!!去年の羽毛の産地と同じ隣国の商品だった。
気のせいか色柄も手触りも地味だし、嫌な予感がする。

兎に角温かければ文句は云うまいと決めて昨晩から使い始めた。
どうも安物という先入観が先にたつのか身体にしっとり馴染まない気がする、ゴワゴワしている。
自分で選んでおきながら他人の事のようにいう自分が可笑しい。
今朝まで無難に眠ることが出来てやれやれ。
暫く使って様子を見よう、この買い物が良かったかどうか、この先の寒さが楽しみ。

昼過ぎ、何時もの「仲良しのお母さん」に会ったので
布団をホームセンターで買ったと話したら「えツ」という意外な顔をされた。


本日も平穏なり


”もしも10,000,000円当たったら”

2018-09-27 16:51:55 | 日記

宝くじでⅠ千万円当たったらと時々想う。
当たる筈が無いからと景気良く”〇億円”と言うのは
はなから当たる筈がないと諦めている人の発言で現実感がない。
控えめにⅠ千万円と言った方が当たる望みが有りそうだし、高望みをせずこの金額がいい。

当たったら何に遣うか?は重要な問題だ
こんな大金見たこと無いから目の前に置いたら直ぐに名案は浮かばないだろうが、
間違っても自宅のあちこちを修繕して、
子供に少ないからと渡して余ったらタンスへ仕舞うというのは夢がなさすぎる。
幸運の女神に失礼だからここはパアッと旅行に遣いたい。

◇豪華列車で名湯巡りをする。無難だが私は温泉は近くで良く浸かっているから新鮮さにかける。
それに豪華列車というのも何だか成金趣味が匂うね
◇世界一周クルーズはどうだろう。
船旅の楽しいのは精々二日間位で海ばかり見て過ごすのは単調で退屈。
船内には客を楽しませる企画があるようだけど
言葉の通じない外国人の中で爺一人では寂しくてホームシックに掛かりそうだからこの案も却下。
◇南国の海浜でコテージを借りて過ごすのはどうか。
避寒には良いけど年寄り向きではないね
海は眺めて何をしようというのかと心配されそうだ。治安も心配だし海水パンツも必要だし。

[結論]
ヨーロッパの都市をステイしながら旅をする、これに決めた。
イギリス、パリ、リスボン、それぞれをスケジュールを立てずにガイドさんの案内で
時間を惜しまず贅沢に見て回りお金を使い果たしたら帰国する。
万一途中で倒れたら芭蕉の一句「旅に病んで夢は枯れ野を駆け巡る」
なんてキザな台詞吐いて終われれば本望だね。

当たらないかな宝くじ、一度位ドカンと一発当てたいよ。


おしまい


ダブルハンバーガーの正しい食べ方

2018-09-24 11:19:01 | 日記

娘からモ社のハンバーガーが美味しいと聞いたので食べてみたが案外だったと書いたら、
ミー子さんからダブルハンバーガーがお奨めと知らせがあったので、自称食道楽の私は食べ直しに出掛けた。


出てきたのがこれ、これがダブルハンバーガーである。
トマトにハンバーグに得体の知れない野菜を重ねてコッテリしたソースがかけてある。高さが10センチ近くある。

早速がぶりと食い付いた積もりが鼻先が邪魔で口がパンまで届かない。
少しむきになって口を大きく開けて食らいついたら入れ歯が少し動いたが今度は成功、
パンをかじることができたものの、口の回りはソースがベッタリ、
幼児が食事するときの顔になった。兎に角矢鱈にソースが溢れるのには閉口した。

一口毎に口元を拭いていては面倒だと一気に食べたらテイッシュが山になった。
肝心のお味の方はと言うとうーん・・・まあまあかなと言ったところかな。

その足でスタバに向かうと仲良しの「笑い上戸のお母さん」がいたので
早速ハンバーガーの話をしたら


◇ソースはスプーンで掬って食べるのがいいでしょう
◇パンは口に入るまで圧縮して食べましょう

と、さすが現役のお母さんらしい見事な食べ方のコツを心得ていると感心した。

翌日、再び例のお母さんに会ったら私の口元に何か付いていますという。
そんなわけはと思って家に帰って鏡を見たら確かに口元が切れてかさぶたが出来ている。
ハンバーガーを食べる時に口を開きすぎたようだ。恥ずかしくて人には言えないな


本日も平穏なり


懐かしい映画 ” 旅情 ”

2018-09-21 09:11:08 | 映画の感想

NHKがまた放送してくれた。懐かしくて何度観てもホロリとくる映画である。
キャサリン・ヘップバーンが立ったサンマルコ広場で私もツアーのフリータイムを過ごした想い出が甦る。胸の熱くなる忘れられない映画である。

〈プロローグ〉
中年のオールドミスが旅行費用を貯めて漸くヴェネツィアにきた。サンマルコ広場のカフェに陣取り、周りの景色に目を輝かせ、記念の写真を撮りまくり、取り寄せたドリンクを飲み干すとお仕舞い。周りは言葉の通じない観光客で一杯だけど、彼女には話し相手もガイドもいない一人ぼっち。
そんな彼女をイタリア紳士が見つめている。男性から優しく見つめられた事のない彼女はどう振る舞ってよいか分からず取り乱してしまう・・・この場面のキャサリンの目線の動き指先の慌てぶりは抱腹絶倒もので、私はこの場面だけでアカデミー賞を差し上げたいと思った。

〈エピローグ〉
ご存じのように二人は結ばれなかった。彼女を乗せた列車の車輪がゆっくり回り始め列車も動き出す。来る筈のない男を列車の窓から必死になって探す女、漸く男が現れた時には列車はもう人の足では追い付けない速さにスピードは上がっているのに男は手にしたクチナシを渡したくて必死に走るがあと一歩のところで力尽きる・・・男が豆粒のように小さくなるまで手を振り続けるオールドミス・・・見事なラストシーンである。

[蛇足]
◆ 女優キャサリン”ヘップバーン アカデミー賞四度受賞、ノミネートされたのは16回、授賞式には一度も現れず、最後までマスコミ嫌いを通した。カメラの前ではいつもロングスカートで通したし、この映画でもシーンごとに新しいスカートを披露した
◆男優 ロッサノ・ブラッツイ イタリアの二枚目、この映画の主題歌「サマータイム・イン・ベニス」を歌いヒットした。
◆監督 デービットリーン 英国人らしい品格のある映画を制作する。捻りの利いたユーモアと的確な台詞が楽しい。節度のあるラブシーンもいい。他作品に[戦場に架ける橋]が有名


お わ り


次は誰?! 私かな

2018-09-18 15:45:46 | 日記

先週のゴルフ場への車中の雑談から

近所の男性二人が癌で倒れた。
一人はビニールハウスの自称「奴隷生活」のIさん(奥さんが休ませてくれないというジョーク)、
もう一人が水利委員 (田んぼの水の調整や管理をする人)のIさん、
同姓異人である。さらに一人面識のない女性も癌で闘病中だと聞いた。

二人の男性は太陽を時計がわりに働く農業を天職としているかのような鉄人である。
私が想像するに、二人とも多忙に紛れて癌に気がつくのが遅れたのだと思う。
きっと養生中の今も田んぼやビニールハウスの様子が気になって
ゆっくり養生して居られないと思うが、1日も早い快復を願うばかりである。

私の肺にも小さな癌がある。
ゆっくり成長しているが幸いな事にまだ自覚症状はないが心配である。
当地は話題がないからもし癌だとなれば
私も噂になって水が染みだすように地域に拡がるだろう。
救急車のお世話にならないように気をつけねば・・・

最近は救急車のサイレンを良く耳にする。決まって夜更けである。
救急車のサイレンが聞こえると何処に向かって走っているのか
不安と少々の好奇心で耳を澄ますのだ。
間違って我が家の前で停まったりせぬかと怯えたりもする。歳のせいかな。

それにしても真夜中の無人の田んぼ道を走るのにサイレンを鳴らす必要があるのかねえ~
夜間用に消音器を付けて欲しいよ。心臓に良くないよあの音は・・・


本日も平穏なり