白隠和尚のブログ

今日より明日が幸せでありますように。好奇心旺盛な70代のブログ。

お帰り つばめ達

2016-04-24 19:48:55 | 日記
我が陋屋にも漸くつばめが来た。今年は来ないのではと気をもんでいたから正直ホッとトしている。
どうやらつばめ達は農家が田んぼに水を張るこの時期を待ってて飛来
するようだ。賢いねー。

去年は5羽生まれて皆無事に成長して秋口には南に飛び立った。無事、約束の地に着いただろうか。

つばめは早起きだ、まだ薄暗い内からピーチクピーチクと喧しい。
去年と同じペアかな?今年は去年の巣をリフオームして使うようだ。

まだ巣の周りを飛び回るばかりで抱卵の気配なし。周りの田畑に餌の虫が湧くのを待っているのかな。

それにしても彼らは何処から渡って来るのだろう。東南アジアのどこかには違いは無さそうだが、途中でお腹が空いた時や眠くなったら地上に降りて休むだろうか。仲間と連れ合いの違いをどこで見分けている知らん・・・・等と私は眺め、見飽きるということがない。

地球の温暖化がさらに進むとつばめ達は「渡り」をしなくなるかも、
我が屋の軒下に永住すると言われたら大変だ。「トイレは外でお願いします」


本日も平穏なり


親友?の告白

2016-04-18 20:55:43 | 日記

友人は誰も信じない、
いや信じようとしないが私には妙齢のガールフレンドがいる。

彼女は行き付けのスタバを仕切るマネージャー格で、
年の頃はまだ30才に間のありそうな眸の美しい美人である。

きっかけは3年位前か、その店に入ったときに
どういう風の吹きまわしか
彼女の方から旧知の間柄で交わすような笑顔で私は出迎えられたのである。

次の日、彼女はさらに親しみを込めて自己紹介をし、
私にも尋ねてきた。

それからである、
店では「マネージャーとあのお爺さんは仲良し」という評判は定着した。

何故彼女が私のような高齢者に興味を示して呉れたのか未だに不明だが
「タブレットと本を抱えて通い続けるお爺さん」が珍しかったのだろう。

その彼女から「私は来月結婚します」と聞かされたのだ。
私は一瞬言葉に詰まった。

普段何気ない会話を交わす間柄とはいえ、私は客であり、
それ以上の何もないから、
取り敢えず「おめでとう」と祝いの言葉は口にしたが
突然の告白にひどくまごついたのである。

今思うに
女性は結婚が決まると周りの誰かにそれを話したくなるのではないか、
私もその一人のような気がしてきた。

女性の心理は男にはやっぱり謎である。

私は彼女にお祝いを差しあげるべきか迷っている次第である。

本日も平穏なり。


[海外旅行] 忘れ得ぬ思い出 4まいめ

2016-04-15 20:41:35 | 旅行

[オーストリア]
◇ウイーン
郊外の墓地公園の中ベートーベンの墓に献花して心に静謐を得た。
近くに花屋はないし公用語はドイツ語なので周到な準備がいる。

南アフリカ
◇ ケープタウン ライオンに触る
生後4,5月というライオンに初めて手で触った。本当は怖いので出来れば棄権したかったが。ライオンは夜行性だから昼間は寝る。その寝ている隙に触るのであるが、恐る恐るはダメ、ライオンは虫が留まったと勘違いして「ガブツ」と来るというのである。タッチしたまま「チーズ」とポーズしたが、怖くて笑った筈の顔は笑っていない。

◇職務質問
朝、ホテル前を散策中に「パチリ」と遣ったところを警官に見咎められて職務質問を受ける。職務質問をうけると言っても何を言っているか分かる筈もないが、(南アフリカの公用語はアフリカンーズと言う独特の言語らしい)
相手の顔つきや身ぶりからどうやら写真を撮ったのがいけないと察しが付いた。写したばかりの写真を見せたところ、どういう訳か警官はさらに怒り出して私を連行するように腕を掴んだので、ホテルの庭師に声をかけて私が宿泊していることを説明してもらい、私は写真を消去して
疑いを晴らした。

後刻聞いた話ではケープタウンは麻薬や売春などの犯罪が多いらしく
警官が早朝から街角に立って監視しているらしい。


おわり


[海外旅行]忘れ得ぬ思い出 3まいめ

2016-04-15 19:27:43 | 旅行

[チエコ]カラヴァツジョ展
◇プラハ 5年位前、国立美術館前に幟を見つけて入館した。展示作品
の数はデッサンを含めると300点以上あり、その規模の大きさに対して入館者が少なくゆったり鑑賞できるのも不思議に思った。

[ドイツ]
◇ボン 。
ベートーベンハウスの見学「我74歳にしてようやく望みを叶えた」
と謙虚にそう思った。楽聖の手で演奏されたピアノ、ビオラを前に
言葉を失い胸に熱いものが込み上げてきたことを今も思い出す
(伝記にはボンには20才まで、その後はウイーンに活躍の場を移した
と書かれている)
ベートーベンは聴覚の衰えを補うためさまざまな補聴器を試したことが知られておりその現物も併設展示されている。

◇ニュルンベルグの街並
ワーグナーの楽劇「ニュルンベルグのマイスタージンガー」の舞台になった街だ。ワグネリアン(熱狂的なワーグナーファンを指す)なら一度は訪れてみたい街、私は願いを叶えた。

◇ダツハウ強制収容所

[政治犯主に共産主義者、後にアウシュビツツと並ぶユダヤ人の
収容施設になった]
ミュンヘン市内から 市電→地下鉄→郊外電車→郊外バスと乗り継いだ
郊外にあった。添乗員さんの引き留めるのを振りきるようにして出掛けたので夕刻再会したときの熱いハグが忘れられない。

4まいめに続く


[海外旅行]忘れ得ぬ思い出 2まいめ

2016-04-14 21:14:03 | 旅行

[インド]デリーの怖い宿
◇ホテルに着いた当初、その部屋はスーツケースの収納庫位に思ったが私の泊まり部屋と聞いてビックリ。蝶番は壊れて暖房器具はなし、
ベッドのマットは中身が少し覗いている。戸締まりの効かない不安と寒さの内に夜を明かした。ただし翌日からは普通のホテルだった。

[スリランカ]シギリアロックでダウン
シーギリア登山中(岩登り中と言うべきか)ふくらはぎがコブラ返り、折よく近くにいた現地のサポーターに背負われて登頂したが、
その情けない姿を想像すると今も恥ずかしい。

[エジプト]常套手段に陥る
◇ギザのピラミッドの近く。駱駝の馭者が「私、日本人大好き、一緒に写真撮りましょう」とたどたどしい日本語で声をかけてきた。
つい乗ってしまったのが後の祭り、早速モデル料米25$を要求してきたのだ。
大勢のエジプト人に包囲され大ピンチだったが必死に粘り米15$で妥結

[フランス]
◇ド・ゴール空港の屈辱
別室に呼ばれ女性を含む四人の検査官の前で下着1枚の姿まで身体 検査された 。いわれのない検査に今でも思い出すと血圧が上がる。
◇地下鉄で財布を掏られる
電車が止まると中年の男性に正面から体当たりされ、気がついたら前ポケットの財布は無くなっていた。見事な技に感服した。 すぐにカードの差し止めの電話をして、警察には添乗員さんに被害届その他を
お願いした。
掏られた現金は僅であったが念のため保険会社に別の口実を付けて請求したところ請求は受理されたので実質的な損害なく済んだ。

3まいめに続く