白隠和尚のブログ

今日より明日が幸せでありますように。好奇心旺盛な70代のブログ。

我が家の大晦日

2016-12-31 16:59:14 | 日記
<冬の散歩道>

今年、最後の散歩に出た。いつもの道をしっかり着込んで歩だす。道沿いの田圃には霜柱が所々に見かけるものの水溜まりに氷は張ってない。暖かい大晦日だ。
家近くの田圃で自称「年中無休の奴隷生活者」のOさんを見かけた。
今日は大掃除をしているようだ。使い込んだ椅子を庭木の剪定ゴミと一緒に燃やしている。Oさんもようやくビニールハウスから出て年越しの支度を始めたみたいだ。

今日は息子が帰省する。打ち合わせた時間に間に合うように時計を見ながら動いた。
駅からの帰り道、スーパーで食料を仕込んで帰宅したら、郵便受けにゴル友のやツさんから切り餅の差し入れが届けられていた。何時も朴訥な親切で私を気遣ってくれる掛け換えのない隣人である。

昼過ぎに宅配弁当の伯母さんが注文のおせちを届けてくれた。今日の伯母さんは身綺麗だったので、思わず「綺麗で見違えたよ」と言ったら伯母さんは照れ臭そうに「ガハハツ」と笑って誤魔化した。正月は女性を美しく見せると私は思った。

息子と銭湯に行く、駐車場も浴室も超の付く混みようだった。大勢の人が今年の塵垢をここで洗い流そうとしているのだろう。

日が沈む頃に次男も帰り、我が居間に半年ぶりに団らんが戻った。
いつもの大晦日がこれから始まるのだ。

皆さまよいお年を


お わ り

私とクラシック音楽

2016-12-27 09:14:07 | 日記
〈私のウオークマン 旅の必携品 1回の充電で10時間以上再生可〉

今から60年ほど昔、私はシューベルトの伝記映画「未完成交響曲」を観てあの甘美な旋律とともに「この恋が終われるごとく我恋も終われり」とシューベルトが嘆いた悲恋物語に同情の涙を流した時がクラシック音楽を愛好するきっかけになった。

暫くして初めて演奏会に行った。カラヤン率いるベルリン・フイルで入場チケットは確か9000円だった。小遣いでは全然足りず亡母に不足分を無心してチケットを買った。当時、既に帝王と尊称されてされていたカラヤンに敬意を表す為、兄から背広とネクタイを借りて出掛けた。
演奏プログラムは今も覚えている。初めての演奏会に天にも昇る気持ちで聴きいった。

私は更にクラシックにのめり込んだ。当時は[レコード芸術]と言う月刊誌が売られており、その本で買いたいレコードを探した。LPレコードは1800円と高価だったが、欲しくて堪らないときは月賦で買った。
家に再生するプレーヤーが無かったので、音楽喫茶にLPレコードを持ち込み再生してもらった。60円のコーヒー一杯で半日近く粘った時もあったが、当時は音楽喫茶の長居は普通のことだった。

今はウオークマンで聴いている。私にとってこの神器にはベートーベンとワーグナーの作品を中心にCDで百数十枚分が収まっており、いずれも名作、名演奏で満たされた私の自慢のコレクションである。

私にやがて訪れる最期の時にはマイコレクションの中からベートーベンの[第九交響曲の第三楽章及び同ピアノ協奏曲の第二楽章]で送られたいと遺言しよう。

私は最期の時まで自分流を守りたいのである。


本日も平穏なり

真夜中のカップ麺

2016-12-23 08:20:21 | 日記

 

糸魚川市の大火で罹災された方々には心よりお見舞い申し上げます。




当地方も、昨夜は宵の内から強風が時折吹き荒れて、
それは12時を過ぎても止まなかった。

そのせいか私は眠られず、ついには寝るのを諦めて布団から這い出して、
パソコンの前に座り眠気を待った。
深夜、草木も眠る時刻に用もなく起きている様は我ながら不気味だ。
きっと、昼寝が長すぎたのだろう。

パソコンの前に座ると空腹を覚えたので、
カップ麺でも啜り、画面の囲碁を観戦する。
こんな真夜中でもパソコンの「日本棋院ネット対局」には
世界中から2500人が接続している。

中国、韓国の人が圧倒的に多い。海外でも眠れない人が多いのだと勝手に納得する。

はじめは観戦するだけの積もりだったのに、
見ているうちに自分も対局したくなった。

一局打ってから寝ることにして「対局待ちモード」にしたら直ぐに申し込みが来た。
韓国人でランキングが俺より格上で強敵風だ、

臆して辞退するのも悔しいから挑戦に応じた結果、案の定?負けた。

悔しい。もう眠気も消えてお腹も一杯だし・・・
もう一局打って勝ちを治めてから眠ることにする。

直ぐに新しい申し込みが来た。また韓国人だがこの際、
何処の国の人でもいい、
負けてくれる相手ならと気負って対戦したら、また負けた。連敗したのだ。

暇潰しにカップ麺片手に勝とうという姿勢が間違い、動機が不純、と少し反省した。

僅かな時間にカップ麺1個と黒星2つ分のランキングポイントを失ったが、
この後、久し振りによく眠れた。


"この一年" こんな事があった

2016-12-20 08:10:32 | 日記
◇ 「70歳代のブログ」で2題、ベスト10に名を連ねた事。拙いブログ
でも読んでくださる方がいると思うと嬉しいね。

◇ 入院
昨年末から8日間肺気腫で入院、正月を病院のベッドの上で初めて
迎えた

◇ 高山病で昏睡
フランス・モンブラン山系を臨む標高3900mの展望台にて、
ロープウェイから下車した途端に発症、下山したら劇的に収まる
◇ 旅行
海外旅行・・・台湾、アルプス
国内旅行・・・京都(車) 東京都内(新幹線、他) 北陸地方(車)

◇ 車の買い替え 2016/3

◇ 追突被害
三月下旬、新車に乗り換え20日目に追突された。車両は後部大破、
人身被害相手方もなし、事故現場近くを通ると未だに当時の事を
思い出す

◇ 最高走破距離
金沢市→自宅間の260kmを一般道で8時間かけて走った。沿線の
景色を見ながら、時々休み、のんびりと

◇[その他]
映画鑑賞・・・ 12hp本、すべて外国の独立系映画
ゴルフ・・・・ 13R 全てホームコース

健康にも恵まれ好きなこと、したいことを通年に亘って存分に満喫することが出来た一年だった。願わくば来たる年も、今日という日を迎えることが出来ますように

お わ り

ペット飼うなら ポチ & タマ!?

2016-12-17 09:16:58 | 日記

陽が落ちて外が暗くなってぼんやりテレビでも見ている時、
人恋しくて誰かに話掛けたくなる時がある。
そんな時犬が傍にいたらと思う。

私はきっと話掛けるだろうな。
すると犬の奴は微かに首を傾げて尾っぽなんか振って私の声に応えるだろうな。
そんな犬の所作が可愛いいし、
人間と違って、聞こえない振りや面倒臭そうな顔もしないところがいい。

猫はどうだ。猫は目付きが宜しくない。
いつも何かを探るような企んでいるような得たいの知れん生き物だ。
漱石先生の小説にこんな場面があった。

ある時、我輩(猫の事)の目の前を泥棒が山芋の入った箱を盗み出して行った。
後でそれに気づいた家人は
「この猫が犬ならワンと吠えて教えたのに惜しいことをしたなあー
奥さんー猫は駄目ですわいー飯ばかり食らうてーちっとはネズミでも捕りますか」
と散々である。

私も子供の頃、大切にしている十姉妹やカナリア、
そして金魚鉢の金魚も被害にあった。
懲らしめのために袋を被せて蹴飛ばして遣ったら思い切り爪で引っかかれたけど。

しかし世の中の半分は猫党だというから、
猫の可愛さは飼って見ないと分からんということだろうね。
寒い時には湯タンポかカイロの代用になるともいうから、
部屋のなかで飼うならやっぱり猫かな。

犬ならラブラドールがいい。
私は10年位前に亡くした。28kgの大型犬でいつも傍にくっついて甘えて離れなかった。
本当に従順過ぎるメス犬だった。
犬も猫もそうだが寿命がひとより短いので生別が辛い。
私のラブは7年しか生きられなかった。儚いものだ。

犬は散歩が欠かせないし、
特に今日のように凍える日や、雨の日の散歩には覚悟が要るが
躾も必要だ。うーんなんとも

まだある。ペットを飼えば留守には出来ない。好きな旅行を諦めるか
どうする?和尚ゆっくり考えて


お し ま い