白隠和尚のブログ

今日より明日が幸せでありますように。好奇心旺盛な70代のブログ。

[映画が好き] ミニシアターのこと

2016-05-13 09:42:48 | 映画の感想

若い時から映画が好きで名古屋松坂屋前の[ロマン座]によく通った。確か3本60円の時代だった。当時は娯楽と言えば映画位のもので
「スクリーン」という映画専門誌が発刊されていた。
亡妻との初デートも映画で納屋橋の名宝会館だった。映画は「シェルブールの雨傘」と「ハムレット」の2本立てだった。初恋の人との初デートの思い出が重なる、もう50年も昔の話だ。

最近、隣市に映画館を見つけた。マンガ映画や和、洋画、懐かしの名画もありで只今「シェーン」を公開している。

私の好きな映画は独立系映画(大手の映画会社以外で製作された映画)で同じフロアの一隅にひっそり扉がある。

私はこのミニシアターがお気に入りである。扉を開けると直ぐ目の前にスクリーン。

客は5~6人でいつも至って静か、映画が始まる前から鼾をかく御仁もいて気楽である。時間になるとすーと照明が消えていきなり本命の映画
の上映だ。予告編や広告も無し、お客さんが少ないので広告が取れないのだろう。

このミニシアターで見た映画は
◇[フランス組曲]ナチの兵士を自宅に入り込まれた人妻の懊悩を
描く
◇[サウルの息子]ナチの強制収容所内の囚人棟が舞台の映画、
ドキュメンタリータッチでBGMは流れず、セリフはアドリブ
だけの白黒映画、まるで実写を見せられているような怖いハン
ガリー映画
◇[偉大なマルグリット]主人公のオペラ歌手だけが自分の音痴に
気づかない奇妙な設定の映画。随所にモーツァルトの「フィガロ
の結婚」の音痴のアリアを聞かされた。タイトル「偉大な・・」
は主人公なのか不明
◇[母よ]主人公は女性映画監督、映画の中でまた映画を撮影して
いるという設定に私は虚実が混ざりストーリーが混乱疲れました。
おかげで「母が」がどこで描かれているのか今も不明。

家から50分 25kmと少し遠いけれど駐車場の料金は無料だし、映画は900円で後期高齢者に優しいので安全運転に心掛けながら暫く通ってみようと思っています。

おわり


最新の画像もっと見る

コメントを投稿