白隠和尚のブログ

今日より明日が幸せでありますように。好奇心旺盛な70代のブログ。

"お母さん背中掻いて"

2019-02-27 15:40:58 | 日記
正月過ぎた頃から右腕の肩甲骨の内側に筋肉痛らしき痛みを感じている。
くしゃみや咳をすると飛び上がるほど痛い。まず、くしゃみを予防せねば
と娘に相談したら、くしゃみが出そうになったら鼻を摘まむと良いという。
お父さんのくしゃみは大きいから私もびっくりするよともいった。

相撲取りが貼っている大きめの「痛み止めテープ」を貼ってみた。手が
届かない場所だけにヘルパーさんに2日毎に張り替えて貰っているのだが
一向に痛みが取れない。それどころか何度も貼っているのでテープで皮膚
が被れて痒くなってきた。

「孫の手」 で間を措かずポリポリやっている内に痒みは増殖して今や背中
全体に広がった。ヘルパーさんによると引っ掻き傷やみみず腫れが沢山出来
てますがどうしましょうかとなった。大事だ。妻がいてくれたらこうなる前
に何とかなった筈。
「おいちょっと」と声を掛ければ妻はニコニコ笑顔で現れて「何処、どの
辺が痒いのよ」とかいって私の背中に腕を差し入れてあらぬ処を掻きながら
「今日は〇〇円コースそれとも△△円コース?こちらはマッサージ付きです
よと茶目っ気たっぷりに私を焦らしてから背中を掻いた。

痒みと筋肉痛、もう1ヶ月続くのに未だに良くならない。もうすぐ春だと
いうのに・・・


お わ り

ドナルド・キーン氏の死を悼んで

2019-02-25 13:51:00 | 日記
キーン氏が亡くなられた。
彼は日本人以上に日本を知り日本という国を愛し、日本人になった人だ。
私が最初に読んだのは『日本人と戦争』だ。第二次世界大戦でわが国の敗戦
が色濃くなっていくなかで国民は世相をどのように感じていたかを、当時の
作家の日誌を集めて編集して考察を加えた作品だ。

私はキーン氏は作家でなく文芸評論家、歴史家と知ったのは少し後だ。
彼の日本文化や日本文学に対する並々ならぬ造詣の深さと驚嘆すべき徹底した
調査と洞察力をもとに、平易な言葉で坦々と記述する力量はまさに学者研究者
のスタンスでいつものブレがない。
私は彼の著作を読むときはいつも辞書か参考書の類いを側においた。
ドナルド・キーン氏は私に浅学非才を思い知らせると共に、知ることの喜びや
楽しさを教えてくれた巨星の一人である。


鬼怒鳴門さん ありがとう

某月某日 ~ 女性がいっぱい

2019-02-22 14:18:07 | 日記

旅友ミーコさんからネパール便りが届いた。
〈ヒマラヤ アンナプルナ峰〉


今日は終日、大勢の女性の訪問があった。
朝一番に娘が来て挨拶もそこそこに私の出したゴミを抱えて仕事場に戻っていった。

私はリハビリステーションに向かって外出。専任トレーナーの指導でマッサージと体力
づくりだ。トレーナーは青リンゴのようなフレッシュな娘さんで好感が持てる。
私はついつい良いとこ見せようと60分頑張った。

午後、弁当を買って家に戻ったところへ保健師さんから今からお邪魔しますと知らせ
てきた。彼女は私にとって健康査察官なり。笑顔を絶やさないが鋭い質問と的確な
指摘に私はたじたじである。私はとぼけた返事を返しつつ、彼女は独身かなそれとも
既婚だろうかと観察するうちにお帰りになった。

一息つくまもなくチャイムが鳴った。てっきりセールスマンだと思い玄関に出てみて
驚いた。何と1年前に縁の切れた筈?の弁当屋の伯母さんが立っている。てっきり
弁当の再勧誘かなと思ったが伯母さんが手にしている物を見て私を見舞って呉れたの
だと知る。


伯母さんの記憶に私が残っていたことが凄く嬉しかった。何故上がってお茶の一杯を
勧める機転がないのかと自分の 鈍さに腹がたつ。伯母さんの突然の訪問に相応しい
お礼の言葉も言えなかった事も未だに悔やまれてならない。

弁当屋に続いてホームヘルパーさんがお見えになった。新顔だと思ったがそうでも
ないようで、ヘルパーさんは部屋の中をテキパキと仕事をこなしてお帰りになった。
3時だった。

今日は昼寝をする暇のない一日だった。何日ぶりだろう。訪問して下さる女性
は一様に私の健康と再起を応援してくださるのだ、改めて謙虚な感謝で気持ちを
ここに書き表したいと思います。


本日も平穏なり


文字の四方山話

2019-02-19 19:47:30 | 日記
東京・上野の国立博物館で特別展「顔真卿展 王 義士を越えた名筆」がまもなく
終わる。台湾の故宮博物館が貸し出した肉筆だという、観たかった。

日本では綺麗な文字を書ける人が何かにつけて有利だ。私の現役時代は手書きが
普通だったから文字の巧拙は丸見えだった。意地の悪い上司は私の文を一瞥する
と「君これは何と読めば良いの!」と分かっているのに嫌みに聞いた。隣席の後輩
にはさらに意地悪く「清書して出しなさい」とあからさまに言って自尊心を傷つ
け打ちのめした。今いうところのパワハラで我々に時代にも存在し耐えぬいてきた。
その後ワープロやPCの登場は我ら悪筆組にとって受難からの解放だった。

欧米では昔から美しい文字を必要とされず、むしろIQが低い人と見なされるといい
、親も教育の現場も美しい文字を書くことに熱心ではないそうだ。
英語は文字数が52字と少ないし、昔からタイプライターで文字を書く習慣も
あってのことだろう。

テレビでトランプ大統領のサインを見るとあれは文字ではないサインである
と妙に納得してしまう。サインとは本人だけが読めるところに値打ちがある
のだろう。

若い時分、重要な書類に署名と印鑑が必要だろうか?、署名があれば印鑑は
要らないのではないかという議論が世間を賑わした時があったが、未だに印鑑は
健在でありますなー


本日も平穏なり


寝てばかりいないで・・・

2019-02-16 09:43:21 | 日記
最近は身体の具合も良いし何を食べても美味しい、今の悩みは夜半まで
寝付けないことである。

夜10時のNHK「国際報道2019」の終わりは私の睡眠解禁時刻であるが、
全然眠くない。眠気は私を布団に誘いその気にさせておいて私を裏切る。

私は常用の睡眠薬を飲む。薬が効いてこないと分かると次は羊を数える。
「羊が1匹羊が2匹羊が3・・・」数えているうちに別の雑念が頭の中で
沸いて膨らみ頭が冴えざえとしくるともう失敗だ。

焦れて次はとうとう布団を抜け出してPCのネット囲碁に繋ぐ。
〈棋聖戦第4局の終局図〉


対局する。深夜、私のぼんやり頭と寝ぼけ眼では勝負はぼろ負け。また
ランキングを下げてしまった。
しかし、対局して生欠伸が出始めたら眠くなった前触れ。漸く睡眠努力が
報われる時を向かえたのだ。

夜更かしした朝も起床は8時前。眠くて堪らんがお腹を満たし居間に戻る
と猛烈な眠気がくる。先日は口の中に食べ物が入ったままだったから自分
でも呆れた。

何故、夜普通に眠れないのか?原因は解っている。運動不足だね。酸素ボンベ
が邪魔で動きが不自由だから・・・もう少し暖かくなったら・・・なあーんて
言うのは和尚の何時もの言い訳でしょうね、ねえ和尚さん!


本日も平穏なり