白隠和尚のブログ

今日より明日が幸せでありますように。好奇心旺盛な70代のブログ。

リハビリ 開始

2016-06-30 19:31:41 | 病気の話

先週のゴルフから暫く経って腰から右足下までの筋肉痛が酷くなって
きたので整形外科で診てもらったら「腰椎症性神経根症」という難しい

病名を言われた。要するに加齢による神経痛だと仰有るのである。
私は日頃から下半身のストレッチに努めて来たので医師から病名を聞かされて少々意外に思ったがレントゲン写真を見ながらの説明に納得した。
またしても娘の予言どおりだった。
つまり私のストレッチは筋肉を増やす効果はあるものの加齢による神経痛の予防には効果がないと言うわけである。

早速背骨の椎間板の間隔を広げるリハビリに通い始めた。今日で三日目
である。
リハビリテーションルームは一見するとスポーツジムの景色であり、
広い室内は様々な形をした器具やベッドで埋まっている。
私は大勢の患者さんや看護師さんに混じって、脊椎を引き伸ばす電動
器具に括りつけられた。身動きが取れず嫌な気分である。
15分程で解放されて辺りを見渡すと皆さん高齢者だ。歩行訓練をする人、マッサージを受けている人、膝の屈伸をする人等々・・・
皆さん一様に明日の元気を取り戻すために頑張っておられる。
今日の自分の健康に改めて感謝せずにいられない。

明日もリハビリに来るぞ!


おわり


エスプレッソとの出会い

2016-06-29 16:30:33 | 日記

私はエスプレッソ党である。正直なところエスプレッソとコーヒーの
コクの違いが分かる程私の舌はデリケートではないが、ミニカップで
味わう小量のエスプレッソのお洒落感が私のお気に入りである。

エスプレッソを最初に口にしたのはイタリア・ローマだ。
在職中からヨーロッパに旅行したら街角のオープンカフェに座って
そよ風に吹かれてブック本を手にコーヒーを飲む己の姿を夢想した。
ローマのフリータイムでそれは実現した。(地元の人達は立ち飲み派
立ち飲みは1ユーロ安いのである)

周りの人を真似て蝶ネクタイのウエイターにコーヒーを注文したまで
は問題無かったが、いざ「勘定」というときになって小銭を持ち合わ
せていないことに気がついた。
さて困った。高額紙幣は持っているものの、お釣を請求するイタリア
語が分からない、何分私の語学力は当時も今も「サンキュー」が精
一杯であるからウエイターに向かって「このお札からコーヒー代とチ
ップ差し引いてお釣を下さい」と伝える術がないのだ。

私はお釣を諦めて席を立った。とても高価なエスプレッソを飲み授業
料を収めることにになったが、最初の街歩きの緊張感と楽しさも同時
に学んだ。
私にとっての海外旅行の記念すべき第一歩であった。

半日 寝て過ごす

2016-06-26 18:58:27 | 日記

右腰から踝に掛けて繋がる筋肉が痛くてトイレまで歩くのが大変だ。
娘の遠隔診断によると腰部脊柱間狭窄症という加齢が原因の筋肉痛坐骨神経痛らしい。

歩くと痛むので朝から家を一歩も出ないまま長椅子に延びてテレビを見、
時々本を開き時々駄菓子を頬張りジュースなどを胃袋に流し込み

ぼんやり時の過ぎるのを待つ。
テレビは収録して置いた史劇映画で「第九軍団のワシ」本はシエークスピア全集。
どちらにも興味は散漫で何となく流している。
「高倉健はマクベスだ、いや健さんの眼差しはオセロに適しているか」
などと思ったりした。

昼近くなって何となく小腹が空いてきた。
昔「働かざる者食うべからず」などと言ったが、
当世は食べ物が溢れているから
食べ物で人は動かせないかと一人で納得している。



暫く見ない間に庭の樹が花を付けている。
桃色、薄紫色、白い色の三色を付ける変わった樹だ。

昼近くなって何となく小腹が空いてきた。ニュースをみた後、
「NHK盃囲碁トーナメント」にチャンネルを切り替える。
昼食は面倒だから抜き。
囲碁観戦中に予感通り居眠りしてしまったので、
結果を見届けずに外出することにする。

何処に行こうか、車を走らせている間に何か思い付くだろう。
結局、喫茶店でコーヒーを飲み帰宅、本日の出費は270円なり。

足の痛みは少し楽になった。明日は整形外科へいこう。


本日も平穏なり


「携帯型酸素ボンベ」の続き

2016-06-24 18:16:37 | 日記
前回の「携帯型酸素ボンベ」のブログを見た娘から早速検閲が入った。
曰く「ゴルフより先にやることがあるのでは」と、仰せのとおりである
まず医者の診察を受けて適切な治療法を考えて貰いなさいとの指摘で、
言外に酸素ボンベ持参のゴルフを諌めているのである。
我が娘は子供の頃勉強はパッとしなかったがいつの間にか、私の暴走にブレーキをかけるジョッキーに変身したのである。酸素ボンベをブログに上げたのが迂闊だった。

出鼻は挫かれたもののゴルフは予定通りプレー出来た。体調もよく息切れも軽かったので「携帯型酸素ボンベ」を使う機会は無かったが
肝心の「息苦しくなったらすかさず酸素」の効果は不明のままである。
私としては酸素ボンベが「ポパイのホウレン草」のように吸えばたちまち元気回復という劇的な効果に今も期待している。

ゴルフクラブは封印、酸素ボンベは非常用 そう願いつつ夏を迎えよう
気は進まないけど医者に診察を受けて見ようかな

おわり

携帯型酸素ボンベ

2016-06-22 06:42:05 | 日記

[上段は10㍑ 下段㍑用]
外出中に胸の辺りが息苦しくなることがある。重症を強く自覚するのは
海外旅行の帰りの機内で、不眠と疲労のダブルパンチでどうにも立っていられず暫時しゃがむこともある。

原因は数年前に見付かった肺気腫である。医者からは肺の下方が壊死しているので、血中に酸素が必要量を吸収出来ない(その割に元気だと付け加えて)不治の病だと私に宣告した。今年の正月は肺炎で入院したし
不治の病は確実に進行している。退院してから暫くは発作も出ず好調だったが先月から再発し始めた。相変わらず体を強く使うと目眩と息切れを発症して血中酸素濃度が一気に80代まで降下する。
このままだとそう遠くない日に肺気腫が私に自由な行動を許さない日が必ず来る。閻魔大王が「和尚、遊びは終わり」と告げる日を一日も先に延ばしたいのだ。

そこで携帯型酸素ボンベを持ち歩くことを思い付いた。体内から酸欠警報がでたら、濃厚な酸素をすかさず吸入して血中酸素濃度の低下を食い止めよういうのだ。スポーツ選手も使っているらしいし、中々の名案に思えて早速購入した。

酸素の味?
届けられた酸素を毒味してみる。ボンベの吸入口を口に押し当て弁を
開くとプシューと音がして酸素が吹き出した。「見えない、匂わない、手触りがない」ボンベは立派だが中身はなんだか頼りない。
この酸素ボンベの買い物の良し悪しは明日のゴルフ次第である。もし
息切れをしたときボンベは私を支えてくれるだろうか?結果が楽しみである。

明日の天気はどうかな

おしまい