白隠和尚のブログ

今日より明日が幸せでありますように。好奇心旺盛な70代のブログ。

"長 寿" を飽む

2016-10-28 08:29:44 | 日記

〈最近のニュース〉から

◇今年の春、カナダで推定393才のクジラの歯が見つかった。

クジラの超長寿には驚くが、歯から年齢の判定が出来る科学もすごい。
このニュースを聞いて私は

「クジラに生まれなくて良かった 、 私は400m年も泳ぎ続けたくない」

最新の調査によると、人間の寿命の上限は125才でそれ以上はいく
ら最新の科学をもってしても生きられないという。

また、現在の世界の最高高齢者は122才だとか。私は100才で十分
(十分過ぎる)それ以上の長生きはごめん被りたいね。

 


◇長寿に飽きた人達。

アメリカには高齢者が暮らすコミュニティがあって、
その中の一部の人達は病気でもないのに「人生を十分楽しんだから元気なうちに死にたい」
と言って医者を困らせているらしい


我々も長寿を楽しんでいる。私も親父の2倍生きている。
最新の統計によると日本男子の長寿は世界で第二位で81才(第一位は
香港)会社を退職した時は76才だった。寿命はどこまで生きるのだろう。

毎日が判を押したように単調に過ぎていく。
何か生活に変化をつけようと思うのだが、

毎日温泉を変える
(隔日に近くの温泉に通っている。私の肌はシワシワだが一部ツルツルだ)

或いは散歩コースを変える程度しか思い付かない。

挙げ句に「テレビは嫌い」「新聞、雑誌は疲れる」「運動はゴルフ以外駄目」
日中は食べて居眠りの繰り返しだから、犬やネコと同じだ。

全く傲慢極まる、罰当たりな生きざまと私は時々少し反省するが、
それも1日5分だけ。

このままだと「あの世」へ行った時、閻魔様に舌を抜かれるぞ。
退職した当時の「毎日が日曜日」と素朴に喜んだ日々が懐かしいね。

友人のやツさんが、ゲートボールのサークルに誘ってくれたが、
口喧しい仕切り屋がいて、新入りを指導したがるらしい。

こういう人は嫌だな

といつもの怠け癖の直感が働いて辞退した。


今日もボーと過ぎていく。

本日も平穏なり


ロバート・キャパ[時代の目撃者]ラスト

2016-10-23 08:57:47 | 芸術について
〈フランスノルマンデー1944 上陸作戦で死亡した兵士を見るフランス漁民〉

〈フランスノルマンデー1944 死亡した兵士を埋葬するドイツ兵捕虜〉

〈フランス1944 ドイツ兵の子供を産んだ罰として頭を剃られたフランス人女性〉

〈ベルリン1945〉


[友人達]
〈ハンフリー・ボガードとジョン・ヒューストン監督〉

〈アーネスト・ヘミングウェイ〉

〈ジーン・ケリー〉

〈パブロ・ピカソ〉


〈最期の写真〉

ナムデインからタイビンに向かう道路に沿って、1954/5/25
これが最期の写真となった。この後、キャパは地雷を踏んで死んだ。

[後記]
私はこの全集の写真を1枚1まいを名画を観賞する目で見た。そして
改めて映像の写し出した圧倒的な存在感に驚き、感動した。
彼は映像の美しさにも拘りがあったのか、1940年には既にカラー写真の時代に入っていたのに此処にはカラー写真は1枚もない。
モノクロフイルの白と黒の濃淡で表現する繊細な映像表現に拘ったのだろうか。私はもう少し新しいキャパを探して見たいと思う。

最後までお付き合い下さり有り難う

終わり

ロバート・キャパ[時代の目撃者]より 2まいめ

2016-10-23 08:23:26 | 芸術について
〈中国1938 空襲の後〉

〈中国1938 行進を見守る群衆〉

〈中国1938 空襲の後で〉

〈イタリア1943 ナポリへ行進中のアメリカ軍〉

〈イタリアシチリア島1943〉

〈イタリアナポリ1943〉

〈イタリアシチリア島1943〉

〈イタリア1943 救急車の運転手達〉

〈イタリア1943 解放されて2日後のシチリア島〉

〈フランス ノルマンデー1944〉

〈フランス1944 ドイツの狙撃兵による発砲事件〉

〈ドイツ1945 アメリカ軍の捕虜になったドイツ兵〉



3枚目に続く

ロバート・キャパ[時代の目撃者]より その1

2016-10-23 07:11:25 | 芸術について

〈ロバート・キャパ〉1913ブダペスト生ー1954ベトナム没
主な従軍地
◇スペイン1936ー1939 ◇フランス1936ー1939 ◇中国◇1938 ◇メキシコ ◇イタリア1943ー1944 ◇戦時下のフランス1944 ◇ドイツ1945 ◇東ヨーロッパ1947ー1949 ◇イスラエル1948ー1950 ◇西ヨーロッパ1946ー1954
◇日本(観光)1954 ◇インドシナ1954

戦争報道カメラマンとしてロバート・キャパは伝説的に有名だ。彼の
信条は「写真が良くないのは近寄り方が足りないからだ」と。一人ひとりの人間の表情や仕草を捉えることによってのみ、戦争の現実感を伝えられるという確信していた。
この写真集は普段見慣れたカラー写真は1枚も無く、カメラぶれしたような、どちらかと言えば不鮮明な写真が多いが、至近を銃弾が飛び交う命懸けの撮影環境を思えばその厳しさも一層伝わってくる。
モノクロ写真に込められたキャパの戦争に対する怒りや翻弄される普通の人々の悲嘆を共有したい。
全集に収録された全部をご覧いただく訳にはいかないので、私の選んだ30枚とさせていただきます。
〈スペイン1939 空襲の最中 防空壕に走る人〉
〈パリ1936 フランス革命記念日のパレード〉

〈パリ1939 上空の空中戦を見つめる市民〉

〈パリ1936 地下鉄を防空壕にする人々〉

〈スペイン1936 民兵の死〉

〈スペイン1939 市街から脱出へ〉

〈スペイン1939 冬
〈スペイン1939 電話線敷設中に撃たれた兵士〉

〈スペイン1937 負傷した兵士〉



2枚目に続く


「読書の秋」 なのに

2016-10-20 22:04:26 | 日記




今朝も4時前に目が覚めた。近頃は一旦目が覚めるともう眠れない。
目の芯はもっと眠りたいと言っているのに。

布団から這い出して今度はテレビの前の寝袋に潜り込み
窓の外の明るくなるのを待つ。

時計の針の進むのが何時もより遅く感じる。
こんな時、ペットでも飼ってみようかと思わぬでもないが、
数年前にラブラドールに死なれた時の別れの辛さや寂しさを思うと、
再び飼う気持ちになれない。

今は体のどこも悪くないし、持久力も回復しているので幸せだ。

今日はクリントン氏&トランプ氏の3回目の討論会の中継があった。
一応最後まで見いったが、
次の世界のリーダーを決める候補者同士の舌戦の
レベルの低さに胸が悪くなった。

あの二人以外に実質候補者が居ないアメリカ市民がお気の毒である。
と思いかけた時、レポーターが学生にインタビューする画面に変わった。
どの学生も討論会を冷静に聞いて
自分の意見をしっかり述べるのに驚いたし、
アメリカ民主主義の懐の深さ、成熟を感じた。

昼になってよし図書館に行こうと決めた。
特に読みたい本が有るわけでもなかったが、
とにかく外の空気を吸いに出た。

予想した通り駐車場は満車だったので500mほど離れたところに車を止めた。

館内を一回りして[ロバート キャパ写真集]と[旅行ガイドブック]
の軽物2冊を借りて帰宅した。


本日も平穏なり