白隠和尚のブログ

今日より明日が幸せでありますように。好奇心旺盛な70代のブログ。

[海外旅行] ここが心配

2017-01-28 17:44:54 | 日記

飛行機が目的地に着いたら海外旅行の始まりだ。
この後に待ち構える入国審査や所持品検査を無難に済ませて楽しもう。
海外旅行の出入国の際のヒヤリハットを書き出してみた。いずれも懐かしい思い出だ。

◇出入国申請書の書き方が分からない
機内で渡された[出入国申請書]の文字が携行したマニュアルと違うので慌てた
(ミヤンマーかスリランカだった)。
紙面を眺めて思案に暮れていたら隣席の婦人が代筆してくれたので救われた。

◇到着ロビーで迷子に
巨大空港は迷路だ。到着後、人の流れはてっきり到着ロビーに向けているつもりが
気が付いたら別の流れだった。
焦ってやみくもに歩き続け日本語の通じる人を探すのに30分、
仲間と合流するまでに更に30分掛かった。
なお、仲間探しに協力してくれた人物は、それをビジネスにしている人で私は3000円位支払った。

◇入国審査を受ける
最大の難所だ。言葉が通じないから、
タダタダ「気をつけ」の姿勢で係官のOKが出るのを待つよりない。
もし係官が話しかけてきても
ニヤリと笑って応えるか、場合に依っては少し呆けた振りをするのも年の功である。

◇所持品検査で躓く
機内手荷物が国内の検査機を通り抜けても
外国の機械を通り抜けないことがあった。
指示されるままにポケットを空にし、更にショルダーバッグを床一面に拡げたことも。
こんな時こそ添乗員が側にいてくれたらと思った。
この時は仲間とはぐれただけでなく乗り継ぎ便も乗り損ねた。

◇親切そうな外国人に注意
空港ロビーは人種のルツボ、行き交う人は皆旅人なり、
親しげに近づき来る人は皆泥棒と思い、懐中物を手でしっかり押さえて応接すべし。


お し ま い


伯母さん 大豆食べる?!

2017-01-23 17:05:15 | 日記

娘が顔を見せたので伯母さんに頂いた大豆を早速勧めたところ、案の定ヤンワリ断られた。スーパーに行けば美味しい大豆はいつでも買えるしと目が語っている。

やっぱり自分で食べるよりない、さてどう料理するか、店頭で良く見かける昆布と大豆の佃煮が私は好物だけど難しそうだから諦めて、現役時代に社員食堂で良く食べたシチューに挑戦する事にした。

大豆を一晩水に浸けたら翌朝には3倍に膨らんだのには驚いた。
大豆の中に、ぶつ切りビーフとエリンギに人参にキャベツと思い付くままに放り込み、ストーブの上で半日煮込んでから、トマト味のルーを溶かしこんでシチュー?が出来上がった。
味はまあまあだが煮え過ぎたのか、トマトがチョコレート色にに変わった。

そして今日、伯母さんとのご対面だ。私が瓶に詰めたシチューを差し出しながら「伯母さん 大豆食べる?」とやった。伯母さんは瓶を見て次に私の顔を見て「ガハハツ」と破顔した。冗談が通じたのである。

明日の伯母さんの感想が今から楽しみである。台所にはシチューもあるし、手付かずの大豆もある。私は少し憂鬱である。


本日も平穏なり


和尚さん 大豆食べる?!

2017-01-20 18:03:16 | 日記

伯母さんは弁当配達という仕事柄、頂き物が多いようだ。私も昨年は
茄子とかキュウリのお裾分けを頂いたものである。

今日、伯母さんは悪戯っぽい笑顔で私に弁当を手渡しながら「豆、食べる?」と聞いてきた。「うん、食べる食べる」と私、てっきりぜんざいかお汁粉だと思い込み待っていたら伯母さんが車から持ってきたのは小袋に詰めた生の大豆だ。なんだ大豆かと当てが外れて私。嫌いではないが煮る手間を掛けて食べたい程の好物でもない。
タダで貰える話には直ぐ手が出る日頃の癖が今日も出てしまった。
「あのな、人参とゴボウを入れて一緒に煮ればいい」と伯母さんは私に食べ方を伝授して帰っていったが、気のせいかその表情はサバサバしているように見えた。

私は改めて大豆の入った袋を眺めた。薄くて直ぐに破れそうな結び目
からは急いで大豆を詰めたといったような親しみと温もりを私は感じてきた。
きっと近くに一人暮らしのおばあさんが有るに違いない。そのおばあさんが菜園で収穫した大豆を弁当屋の伯母さんに土産と持たせたに違いない、と私は理由もなく思いたくなった。
これは粗末に出来ないぞ、思わぬ頂き物に私は思案投首である。

「まだ見ぬおばあさんへ、縁あって私が大豆を頂くことになりました、ありがとう」


お わ り

「はーるよこい はーやくこい」

2017-01-17 07:51:25 | 日記

今朝も寒くて目が覚めた。掛け布団がずり落ちて毛布だけだった。
私は寝相が悪いのである。
時刻は6時、じっとしておれず起き出して温度計を見れば4.1℃、
うへー、よくまあこんなに寒い部屋に寝て居られたものだと一人で呆れつつ、

エアコンと灯油ストーブと電気ストーブの三点にスイッチオン。
冷蔵庫のような部屋の温度を温室に上げることから一日が始まる。
一体、世間様の朝はどんなであろう、
大いに気になるところだ。外はまだ暗い。

炬燵を使っていた時期もあった。
肩まですっぽり入れると気持ちが良いのだが私の場合、
昼も夜も炬燵に潜り込んでいるに違いないから

次第に寝室との見境がつかなくなってくる。
それに子供の評判も宜しくないので、今はじっと我慢しているのだ。

テレビがまた天気をネタにニュースを流している。
「もう朝から聞き飽きた、止めてくれ」とテレビに吠える。
腹も空いているし、トイレは寒いから我慢してるから短気になっている。
誰も見てないのを幸いにテレビに悪態をつく。

漸く部屋が暖かくなったので腰を上げる。
襖を開けると隣の部屋からサーと冷風が吹き込んだ。
やはり我が陋屋は空き部屋が多すぎるから寒いのだ。
私一人で暮らすには三畳一間で十分なのに、とぼやくうちに

亡妻の顔が目に浮かびこの家を買った時の情景が甦った。
妻「お父さん私ここがいい」私「ああ、いいよ」・・もう20年になる。

「お母さん元気してますか この世の冬は寒いです」


お わ り


"早くも病院通い"

2017-01-13 10:05:50 | 病気の話

〈我が町にも初雪〉


一昨日から、椅子から立ち上がるときに腰に痛みを感じていたので
痛み止めテープを貼ってそのままほおって置いたら、

今朝は寝起きから猛烈に痛みが増して
トイレまで歩くのも足を引き擦って歩く始末。
きっと昨夏、痛めたヘルニアが再発したのだ。


表を見ると地面にうっすらと雪が積もっている。
当地に漸く初雪が降ったのである。

冬用タイヤを持たない私はスリップが心配だったが
幸い9時過ぎには道路の雪はすっかり融けたので整形外科に向かった。

待合室は既に人で溢れていたが
その殆どがリハビリが目的の人たちだったので
私は直ぐに診察を受けることが出来た。

医師はレントゲン写真を見比べながら
「どこも悪くない、注射とリハビリをしましょう」で診察は終わった。

どこも悪くないと言われても

「では何故痛むのですか」

と私は尋ねる勇気がない。
そのまま引き下がったもののどうも釈然としない。
現に痛いのである。

背中に注射をして、電気で刺激して、ウオーターベッドでマッサージをして治療は終わり、
貼り薬を貰って帰宅。

気温は6.5℃、部屋の中は11℃、何時もより寒いのでストーブを点ける。

昼過ぎ、宅配弁当の伯母さんは、
車庫に赤色の代車が停めてあるのを見つけると嬉しそうに

「和尚さん誰かいるの?お安くないね」としたり顔でガハハツと笑った。
伯母さんの笑顔に誘われて私も笑ったら腰がピリッと痛んだ。

間もなく日も暮れようというのに痛みはなくならない。明日は良くなって散歩は出られますように


本日も平穏なり