リハビリのつもりで家の回りを歩き始めた。今日で5回目。
はじめは突然の酸欠発作に注意しておそるおそるだったが少し大胆に歩いている。
昨日は1400歩歩いた。
家を出るとき己の顔を鏡に映す。やつれてる、病み上がりと加齢が重なって
顔の表面も輪郭もさらに年をとった気がする。
イタリアでは高齢は財産と言って高齢者は大切にされるらしいが、
さて、日本はどうか
片手に酸素ボンベを乗せた小さな台車を牽いて歩き出す。
これが意外に重く地面の凸凹を拾うので思った以上に疲れる。
指先に血中酸素濃度計をつけ、歩数計も付けた。
知ってる人と顔を会わしたくないのでマスクで顔を覆ってうつむき加減に進む。
最初の角で早速声がかかった。見ると100mほど先の耕運機の上で、
もう一人は野焼きバーナーを 持った人が私に手を振っている。
マスクで顔を覆っているのにもう呼び掛けられた。
近くに寄ってゴルフ友達の二人だと分かった。
二人は私の私の病気を案じてか、何時もの軽口が飛ばない。
一人が「来年まで無理だね」と笑顔でいった。無論ゴルフの事だ。
私は「春までになんとかするよ」と借金の言い訳のような返事で応じたが
多分私の顔には「ゴルフはもう出来ないよ」と書いてあった筈である。
お わ り
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私が想像していた以上の早さで和尚さんは回復に向かっておられますね。
ちょっと安心しました。和尚さんが、家から出られるようになるまで何ヶ月かかるだろう?と心配していたのですよ。
この調子でいけば、また一緒に旅行に行けますね。頑張りすぎないようにリハビリに専念してくださいませ。
今は一日おきに歩きようにして疲労を明日に持ち越さないようにあるいてます。
来年も是非はあなたと一緒に海外へ・・・行けたら幸せですね。