白隠和尚のブログ

今日より明日が幸せでありますように。好奇心旺盛な70代のブログ。

秋の 夜長の 過ごし方

2016-12-04 15:25:34 | 読書


当地は12月だというのにまだ小春日和のような暖かい日が続いている。お陰さまで寒がりの私も防寒衣をタンスの中にぶら下げたままにしてある。
昨日はゴル友のやツさんが庭木の剪定をしてくれたので部屋からの眺めが随分良くなった。彼は毎年この時期になると、こちらがお願いせずとも勝手に剪定してくれる、持つべきは善き隣人、善き友である事を改めて実感、お礼に早速二人でゴルフの打ち納めに行く約束を交わした。

近頃は夜長を読書して過ごすことが多い。今、読んでいるのは古今亭しん生の[貧乏自慢]とドナルド・キーンの[正岡子規]でどちらも市立図書館の蔵書である。
[貧乏自慢]はしん生の口述伝記で、師匠の破天荒な生涯を落語調に綴った読み物で、余りの面白さに読み終わるのが惜しくて毎日少しずつ千切って読んでいる。
[正岡子規]はご承知のように超の付く硬派本。小生は恥ずかしながら、和歌や俳句という日本の古典芸術に無知に等しい(子規をホトトギスと読めることを初めて知った)から、遅蒔きながら少しかじって 「俳句が趣味」といって友を驚かせようという魂胆である。


読書に疲れたらコーヒータイムである。就寝前だから薄めにする、砂糖は無くても良い。序でにタブレットを開いて音楽を流そう。夜はロマン派がいい。ブラームスの弦楽四重奏かチェロソナタが良いな。

この就寝前にボンヤリ過ごす一刻はすべての人を夢想家にする。誰もが詩人であり、哲学者になれるのだ。

明日はもっと良いことがありますように。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿