最近は体の調子が良いせいか何を食べても美味しいのが嬉しい。昨日食べた
鰹のたたきの旨さは当分忘れないだろう。
私の朝のお目覚めは7時頃、眠りにつくのは1時頃である。昼間のうたた寝の
多少で寝起きはバラバラである。
起き出してトイレを済ませたら長椅子に場所を変えて何物かを腹に詰めて
食べ終わった後は静かに身体を長く伸ばす。退屈な長い一日の始まりだ。
天井を仰ぎ見る。煙草のヤニで煤けた壁と天井に囲まれた部屋に掛け時計
とクーラー、セザンヌの複製画が目につく。薄汚れた部屋であるが。
ヘルパーさんも「何処のお宅もこんなものですよ」と言ってくれるから
まあいいか。
同じ姿勢でじっとしていると背中の何処かが「痛い痛い」と言い出したら
起き上がりテレビかパソコンだ。体調の良い今日は囲碁をする。
ご存知のように囲碁は始めると次第に頭に血が上るから関脇「栃の心」まで
はいかぬまでも顔は上気し頭は熱くなるばかり。
無い知恵を絞り出しての盤上の戦いは一時間に及ぶこともあるが、この間、
周囲の音は聞こえないし、玄関のチャイムが鳴っても耳に入らない事もある
程に盤面に夢中である。
終わるとぐたったりする。若いときのように「もう一番」と連戦する元気は
ない。それだけ勝負に対する拘りが少なくなったのかも。
この年になっても囲碁対局で盤面に没頭できる自分は内心小さな誇りである。
囲碁で疲れた頭を長椅子にもたせかけていると自然に眠気に誘われる。
再び目が覚めた時は30分程居眠りしたあとである。
後日 後半を書きます。
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