たのしい万葉集 逢坂をうち出でて見れば・・・

こんにちは。
少しずつ日が長くなっているのが感じられます。野の草も春の装いを始めています。

・解説付きの歌は１,４９０首になりました。

(1) 地図で万葉集(全国)の近江(あふみ)の海(琵琶湖のことです)を更新しました。

3238: 逢坂をうち出でて見れば近江の海白木綿花に波立ちわたる
　　逢坂を過ぎて眼前に広がる琵琶湖が美しく光っているのですね。
　　
※今週も　たのしい万葉集　をよろしくおねがいいたします。

たのしい万葉集 白菅の真野の榛原・・・

こんにちは。
朝夕はまだまだ寒いですが、暖かな日差しを浴びると、春が近いのを実感します。
梅祭りの始まったところもありますね。

・解説付きの歌は１,４８９首になりました。

(1) 万葉集の草花の榛(はり)を更新しました。


1354: 白菅の真野の榛原心ゆも思はぬ我れし衣に摺りつ
　　心を寄せてもいない男性と契ってしまったことを悔やんだ歌と考えられています。
　　
※今週も　たのしい万葉集　をよろしくおねがいいたします。

たのしい万葉集 我が宿の松の葉見つつ・・・

こんにちは。
立春を過ぎても寒い日が続いていますが、近所の梅がいつもの年と同じように咲き始めました。
なんだかほっとします。

・解説付きの歌は１,４８８首になりました。

(1) 万葉集の草花の松(まつ)を更新しました。


3747: 我が宿の松の葉見つつ我れ待たむ早帰りませ恋ひ死なぬとに
　　中臣朝臣宅守(なかとみのあそんやかもり)が、越前(えちぜん)の国に流罪(るざい)となったときに、奥様の狭野弟上娘子(さののおとがみのをとめ)が、だんなさんの身を案じて詠んだ歌の一つです。
　　
※今週も　たのしい万葉集　をよろしくおねがいいたします。

たのしい万葉集 ぬばたまの夜渡る月の・・・

こんにちは。
立春を迎えたというのに、寒いです。
ただ、１月３１日の皆既日食を寒さに震えながら見ることができたのは、収穫でした

・解説付きの歌は１,４８７首になりました。

(1) 自然を詠んだ歌の月(つき)を更新しました。


2673: ぬばたまの夜渡る月のゆつりなばさらにや妹に我が恋ひ居らむ
　　月に寄せて、恋人か奥さんへの想いを詠んだ歌ですね。
　　
※今週も　たのしい万葉集　をよろしくおねがいいたします。