たのしい万葉集インデックス

たのしい万葉集の更新情報

たのしい万葉集 黙もあらむ時も鳴かなむひぐらしの・・・

2020-08-29 10:25:14 | 総合インデックス
こんにちは。
暑いですね。まさに、「いうまいと思えど今日の暑さかな」です。
ちなみに、これは作者不詳らしいですね。
「もう秋と言うてみたとて引かぬ汗」


[生き物を詠んだ歌 ] の 蝉(せみ) Semi(Cicada) ] を更新しました。


1964: 黙もあらむ時も鳴かなむひぐらしの物思ふ時に鳴きつつもとな
「蝉(せみ)を詠む」と題された歌のひとつです。「ひぐらし」ならまだ許せますが、アブラゼミなんかだと益々心をかき乱されますよね。

今週も たのしい万葉集 をよろしくお願いいたします。


//きょう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たのしい万葉集 夕月夜心もしのに白露の・・・

2020-08-22 14:10:35 | 総合インデックス
こんにちは。
23日は24節気の処暑(しょしょ:暑さが落ち着き始める頃)です。
この暑さ、本当に落ち着いてほしいものです。


[生き物を詠んだ歌 ] の [蟋蟀(こおろぎ) ]
を更新しました。

万葉集に詠まれている蟋蟀(こほろぎ)は、松虫、鈴虫、キリギリスなどを含む秋に鳴く虫の総称と考えられています。なお、写真は鈴虫です。

1552: 夕月夜心もしのに白露の置くこの庭にこほろぎ鳴くも


今週も たのしい万葉集 をよろしくお願いいたします。


//きょう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たのしい万葉集 白露を玉になしたる九月の・・・

2020-08-15 08:15:19 | 総合インデックス
こんにちは。
朝と夕に散歩してますが、蝉が激しく鳴いています。
家の近くでは、ジージーとアブラゼミの音がよく響きます。
時折聞こえる、カナカナカナというヒグラシの音はなんだかほっとします

[自然を詠んだ歌 ] の [月(つき) ]
を更新しました。

2229: 白露を玉になしたる九月の有明の月夜見れど飽かぬかも
有明の月は、「日が昇りかけているときにまで、西の空に残っている月」をいいます。
月齢としては、満月以降~新月までの月が該当しますので、歌から月齢を判断するのは難しいですね。
ただ、「白露を玉になしたる」ですから明るい月夜だとは思われますが。

今週も たのしい万葉集 をよろしくお願いいたします。


//きょう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たのしい万葉集 ふたり行けど行き過ぎかたき秋山を・・・

2020-08-08 17:36:47 | 総合インデックス
こんにちは。
13日からお盆です。
毎年この頃にお墓参りと実家訪問していますが、
今年は様子見です。


[歌人たち ] の
[大伯皇女(おおくのひめみこ) ]
を更新しました。


0106: ふたり行けど行き過ぎかたき秋山をいかにか君がひとり越ゆらむ
この歌を含む
0105: 我が背子を大和へ遣るとさ夜更けて暁露に我れ立ち濡れしの題詞には、
「大津皇子(おおつのみこ)竊(ひそ)かに、伊勢神宮に下(くだ)りて、上(のぼ)り来たりし時に、大伯皇女(おおくのひめみこ)の御作歌(みうた)」とあります。
この後、大和に戻った大津皇子(おおつのみこ)はすぐに捕らわれ、翌日自害させられました。大伯皇女の不安は現実となったのです。

今週も たのしい万葉集 をよろしくお願いいたします。



//きょう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たのしい万葉集 鶉(うずら)を詠んだ歌を追加しました

2020-08-01 15:21:06 | 総合インデックス
こんにちは。
24節気の立秋を7日に迎えますが、梅雨明け後の暑さはこれからですね。
熱中症・コロナ・政府の無策に十分お気をつけください。

奈良文化財研究所のブログに、奈良時代に藤原四兄弟が亡くなったとされる天然痘への対策とし、
一度使用した食器を使いまわさないようにしていた可能性がある、との記事を読みました。
(原文は古代都市平城京の疫病対策をご覧ください。)


[鳥を詠んだ歌 Birds ] に
[鶉(うずら) Uzura(Japanese quail) ]
を追加しました。
当時は野生の鶉(うずら)が多くいたのでしょうね。

0239: やすみしし我が大君高照らす我が日の御子の馬並めて.......(長歌)
長皇子(ながのみこ:天武天皇の皇子のひとり)が狩りにお出かけになったときに、柿本人麻呂が皇子をたたえて詠んだ歌です。

今週も たのしい万葉集 をよろしくお願いいたします。


//きょう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする