たのしい万葉集インデックス

たのしい万葉集の更新情報

たのしい万葉集 秋萩の散りの乱ひに呼びたてて・・・

2021-09-25 07:40:20 | 総合インデックス
こんにちは。

秋分を過ぎ、これから徐々に夜が長くなっていきます。
アサヒグループの調査によると秋の夜長の過ごし方のランキングはつぎのようです。
1 じっくりお酒を味わう
2 ゆっくりと湯船につかる
3 読書にふける
4 映画・レンタルビデオ・DVD鑑賞
5 好きなテレビ番組を観る
(以下省略)

メーカーの意図を感じてしまいそうですが、
まったく違う企業の調査でもお酒がトップでした。

ちなみに私は、夏の寝苦しさから解放されてぐっすり眠る、です。


生き物を詠んだ歌 Animals鹿(しか) Shika(Deer)を更新しました。


1550: 秋萩の散りの乱ひに呼びたてて鳴くなる鹿の声の遥けさ
この歌の題詞には、「湯原王の鳴く鹿の歌一首」とあります。湯原王(ゆはらのおほきみ)は志貴皇子(しきのみこ)の息子さんです。
万葉集では、鹿と萩はほぼセットで詠まれていますね。


今週も 「たのしい万葉集」 をよろしくお願いいたします。


//きょう
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たのしい万葉集 朝に日に色づく山の白雲の・・・

2021-09-18 08:31:49 | 総合インデックス
こんにちは。

彼岸花が咲いています。いつもの年より早いです。
近くの川沿いでヒガンバナ祭りが来週に予定されていますが、
実施日には盛りを過ぎているかもしれませんね。


自然を詠んだ歌 Nature雲(くも) Kumo(Cloud)を更新しました。


0668: 朝に日に色づく山の白雲の思ひ過ぐべき君にあらなくに
この歌の題詞には、「厚見王(あつみのおおきみ)の歌一首」とあります。厚見王は万葉集に三首の歌が載っていますが、人物についてはほとんどわかっていません。


また、
近畿地方の万葉集と風景画シリーズを更新しました。(福岡市の池田様による著作です)


今週も 「たのしい万葉集」 をよろしくお願いいたします。


//きょう
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たのしい万葉集 あしひきの山にしをれば風流なみ・・・

2021-09-11 09:13:03 | 総合インデックス
こんにちは。

9月12日は宇宙の日、だそうです。毛利衛さんがスペースシャトルで宇宙へ飛び立ったのを記念して制定されたそうです。
ちなみに、JAXAと聞いていつも、弱者?、と聞き間違えるのは私だけではないかと。。。
たまには秋の夜空を眺めてみるのもいいかもしれませんね。


万葉集枕詞ミニ辞典あしひきの Ashihiki-noを更新しました。
「あしひきの」は山を導く枕詞としてよく知られていますが、その理由は諸説あってはっきりとしていません。


0721: あしひきの山にしをれば風流なみ我がするわざをとがめたまふな
佐保に住んでいる大伴坂上郎女が聖武天皇(しょうむてんのう)に献上した歌ですが、「風流を解さない振る舞い」がなにかは分かりませんね。


今週も 「たのしい万葉集」 をよろしくお願いいたします。


//きょう
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たのしい万葉集 楽浪の連庫山に雲居れば・・・

2021-09-04 09:33:42 | 総合インデックス
こんにちは。

9月7日は24節気の白露(はくろ)で、草花に朝露がつき始める頃とされています。
まだ朝露を見るほどではありませんが、9月に入ってから急に涼しくなりました。
寒暖差疲労でめまいや食欲不振などもおこることがあるようですので、体調を崩さないようお気をつけください。

自然を詠んだ歌 Nature雨(あめ) Ame(Rain)を更新しました。


4453: 楽浪の連庫山に雲居れば雨ぞ降るちふ帰り来我が背
作者名は不明ですが、女性が旦那様のことを思って詠んだ歌のようですね。
昔は雨に降られて体を壊すことが多かったようですから、奥様も心配されたのでしょうね。

今週も 「たのしい万葉集」 をよろしくお願いいたします。


//きょう
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