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たのしい万葉集インデックス

たのしい万葉集の更新情報

たのしい万葉集 玉かぎるほのかに見えて別れなば・・・

2020-06-27 16:24:23 | 総合インデックス
こんにちは。
もうすぐ七夕を迎えますが、今年は各地の七夕祭りが中止になっています。
今年は大切な人を想いながら、それとも大切な人と。静かな七夕を迎えましょう。

[七夕を詠んだ歌 ] を更新しました。


1526: 玉かぎるほのかに見えて別れなばもとなや恋ひむ逢ふ時までは
[ 山上憶良(やまのうえのおくら)の七夕の歌12首 ] の歌のひとつです。


今週も たのしい万葉集 をよろしくお願いいたします。

//きょう

たのしい万葉集メモ: 万葉集ってどんなものだったっけ

2020-06-24 08:30:47 | 万葉集のたのしみ方
万葉集は普段の会話の中で出ることはほとんどありません。万葉好きとしては少し寂しい限りです。
ただ、年号「令和」のもとが万葉集だったということで、「万葉集」という言葉はよく知られるようになりました。

万葉集は、小中学校の教科書にも載ってはいますが、どんなものだったかを覚えている人は少ないようです。
私も、学校で習ったはずのことは、ほとんど覚えていませんでした。

ここで、入門程度の知識として、大まかなことをまとめておきます。
・万葉集は7世紀後半から8世紀後半ころにかけて編まれた日本に現存する(ただし、現在では写本しか残っていません)最古の和歌集です。
・巻1~巻20まで、およそ4520首(写本によって異なるので)の歌が載っています。



・「万葉集」は、「万(よろず)の言(こと)の葉の歌集」からその名がつけられたとも、「万代(よろずよ)に伝えられるべき歌集」からとも言われています。
・天皇、皇族だけでなく、庶民の歌も数多く載せられています。
・すべて漢字で書かれています。読み方は、多くの研究者の努力のたまものですが、いまだにどう読んでいいかわからない歌もあります。
・最初は数巻がまとめられ、のちに追加され、最終的に大伴家持(おおとものやかもち)が20巻にまとめたと考えられています。

※写真は、富山県の二上山にある大伴家持像です。


たのしい万葉集
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たのしい万葉集 雨晴れの雲にたぐひて霍公鳥・・・

2020-06-20 11:21:36 | 総合インデックス
こんにちは。
6月21日は夏至です。なんだか、あっという間に過ぎてしまいました。
年初に想定(妄想?)していたことが大半パ~になっています。
ただ、皆様に閲覧していただけているので「たのしい万葉集」を続けることができています。
ありがとうございます。


[自然を詠んだ歌 ] の [ 雨(あめ) ] を更新しました。


1959: 雨晴れの雲にたぐひて霍公鳥春日をさしてこゆ鳴き渡る
鳥(とり)を詠む」と題された歌のひとつで、雨上がりの歌です。


今週も たのしい万葉集 をよろしくお願いいたします。

//きょう

たのしい万葉集 百合を詠んだ歌を更新しました

2020-06-13 09:25:47 | 総合インデックス
こんにちは。
梅雨入りし、じめじめとした日が続きます。
マスクをして動いているとぼう~っとなりそうです。本当に必要な時だけにしましょう。



[万葉集の草花 ] の [ 百合(ゆり) ] を全面的に更新しました。


百合を詠んだ(というより、百合にかけた言葉といったらいいでしょうか)歌の各ページも更新しました。

2147: 山の辺にい行くさつ男は多かれど山にも野にもさを鹿鳴くも

1257: 道の辺の草深百合の花笑みに笑みしがからに妻と言ふべしや

1500: 夏の野の茂みに咲ける姫百合の知らえぬ恋は苦しきものぞ

1503: 我妹子が家の垣内のさ百合花ゆりと言へるはいなと言ふに似る

2467: 道の辺の草深百合の後もと言ふ妹が命を我れ知らめやも

4086: 油火の光りに見ゆる吾がかづらさ百合の花の笑まはしきかも

4087: 灯火の光りに見ゆるさ百合花ゆりも逢はむと思ひそめてき

4088: さ百合花ゆりも逢はむと思へこそ今のまさかもうるはしみすれ

4113: 大君の遠の朝廷と任きたまふ官のまに.......(長歌)

4115: さ百合花ゆりも逢はむと下延ふる心しなくは今日も経めやも

4116: 大君の任きのまにまに取り持ちて.......(長歌)

4369: 筑波嶺のさ百合の花の夜床にも愛しけ妹ぞ昼も愛しけ


今週も たのしい万葉集 をよろしくお願いいたします。

//きょう

たのしい万葉集 山の辺にい行くさつ男は多かれど・・・

2020-06-06 14:21:49 | 地震
こんにちは。
6月5日は芒種(ぼうしゅ:種まきの頃)でした。田に水が引かれています。
そろそろ梅雨入りですね。あじさいの花も咲いています。


[生き物を詠んだ歌 ] の [ 鹿(しか) ] を更新しました。


2147: 山の辺にい行くさつ男は多かれど山にも野にもさを鹿鳴くも
秋の雑歌で、「鹿(しか)の鳴(ね)を詠む」と題された歌のひとつです。

今週も たのしい万葉集 をよろしくお願いいたします。

//きょう