たのしい万葉集 海を詠んだ歌を追加しました

こんにちは。
暑かった８月も終盤ですが、９月も暑いようですね。
にぎやかだった浜辺も、９月になると人影もまばらになってさみしく感じます。
でも、ゆったりと波の音をたのしめていいかもしれません。

たのしい万葉集の更新情報です。
・１首追加で、解説付きの歌は１,４１４首になりました。

(1)　自然を詠んだ歌の海(うみ)を更新しました。
※海の歌のリストも追加しました。

2741: 大海に立つらむ波は間あらむ君に恋ふらくやむ時もなし
　　あなたを恋する気持ちは止むことがないですよ、という歌です。

※今週も　たのしい万葉集　をよろしくおねがいいたします。

たのしい万葉集 恋の歌(逢いたい)

こんにちは。
ここのところ台風や夕立が目立つような気がします。昼間も雷が鳴ったりしています。
一方で、陽が落ちるのが少しずつ早くなってきたのを感じます。


たのしい万葉集の更新情報です。
・１首追加で、解説付きの歌は１,４１３首になりました。

(1)　恋の歌の逢いたいを更新しました。

0560: 恋ひ死なむ後は何せむ生ける日のためこそ妹を見まく欲りすれ
　　作者は、大伴百代(おおとものももよ)です。百代(ももよ)という名ですが、男性ですよ。

※今週も　たのしい万葉集　をよろしくおねがいいたします。

たのしい万葉集 葛を詠んだ歌(いつまで恋し続けるの)

こんにちは。
毎日、本当に暑いですね。
あまりの暑さで、ちょっと疲れ気味です。みなさまはいかがですか?

たのしい万葉集の更新情報です。
・１首追加で、解説付きの歌は１,４１２首になりました。

(1)　万葉集の草花の葛(くず)を更新しました。
葛の根からくず粉がとれますが、その作業はとても大変なので値段が高いのも納得です。高くても、夏は、葛きりが食べたいですね。

3072: 大崎の荒礒の渡り延ふ葛のゆくへもなくや恋ひわたりなむ
　　作者は不明ですが、恋の苦しさを詠んだ歌です。

※今週も　たのしい万葉集　をよろしくおねがいいたします。

たのしい万葉集 防人に贈る歌(大伴家持)

こんにちは。
毎日、本当に暑いですね。
「言うまいと思えどきょうの暑さかな」という川柳がありますが、まさにそんな感じです。
温暖化、いや熱帯化が今後さらに進むと
「言葉ではもはや言えない暑さかな」になってしまうかもしれません。

たのしい万葉集の更新情報です。
・１首追加で、解説付きの歌は１,４１１首になりました。

(1)　防人(さきもり)の歌を更新しました。

4334: 海原を遠く渡りて年経とも子らが結べる紐解くなゆめ
　　大伴家持(ややとものやかもち)の歌で、防人へのメッセージとして詠んだ歌です。

※今週も　たのしい万葉集　をよろしくおねがいいたします。