たのしい万葉集 ぬばたまの黒髪濡れて沫雪の・・・

こんにちは。
比較的暖かい日が続いているので、梅はもちろん、ホトケノザやツクシなども咲いています。
人ごみを避けて、野や山道を散策してみるのもいいかもしれません。

[ 自然を詠んだ歌 ] の [ 雪(ゆき) ]を更新しました。

3805: ぬばたまの黒髪濡れて沫雪の降るにや来ますここだ恋ふれば

詠み人は「娘子(おとめ)」ですが、この方は病の床に伏していました。長く帰りを待ち望んでいた夫にやっと逢えることができた喜びを詠んだ歌なのです。

今週も たのしい万葉集 をよろしくお願いいたします。

//きょう

たのしい万葉集 ぬばたまの夜の更けゆけば久木生ふる・・・

こんにちは。

毎日、新型コロナウィルスのニュースで、心配な毎日です。
奈良時代の代表的な感染症といえば、天平９年の天然痘の大流行が有名ですね。藤原四兄弟が無くなったことが教科書にも載っています。
当時は加持祈祷(かじきとう)に頼るしかなかったようですが、現在の新型コロナウィルスに対しては、早く特効薬が開発されることを望みます。
今は、マスク・手洗いだけが頼りです。

[ 万葉集の草花 ] の [ 久木(ひさぎ) ]を更新しました。


0825: ぬばたまの夜の更けゆけば久木生ふる清き川原に千鳥しば鳴く

夜の川原で聞く千鳥の声は、なぜか物悲しくも聞こえてきますね。

今週も たのしい万葉集 をよろしくお願いいたします。

//きょう

たのしい万葉集 梅の花咲きたる園の青柳を・・・

こんにちは。
暖かい冬です。梅が咲いています。
光熱費などにとっては助かるのですが、これからの気温がどうなるのか心配です。


[ 万葉集の草花 ] の [ 梅(うめ) ]を更新しました。


0825: 梅の花咲きたる園の青柳を蘰にしつつ遊び暮らさな

太宰府の長官だった大伴旅人(おおとものたびと)の邸宅で詠まれた梅の歌三十二首のひとつです。

今週も たのしい万葉集 をよろしくお願いいたします。

//きょう

たのしい万葉集 大和へに君が発つ日の近づけば・・・

こんにちは。
立春を過ぎましたが、冬らしい寒い日が続いています。
外出時にはマスクを使用していますが、無駄にしないように気をつけて使っています。
帰ったら、うがい、手洗いを欠かさないように心がけましょう。

[ 生き物を詠んだ歌 Animals ] の [ 鹿(しか) ]を更新しました。


0570: 大和へに君が発つ日の近づけば野に立つ鹿も響めてぞ鳴く

大伴旅人(おおとものたびと)が任を終えて、大宰府から都に戻る際に、別れを惜しんで麻田陽春(あさだのむらじやす)が詠んだ歌です。

今週も たのしい万葉集 をよろしくお願いいたします。

//きょう

たのしい万葉集 鮪突くと海人の灯せる漁り火の・・・

こんにちは。
新型コロナウィルスのニュースが日々流れていますね。
私たちも注意するのは当然ですが、インフルエンザにも注意しましょう。
厚生労働省のホームページ(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/02.html)によりますと、
「インフルエンザによる年間死亡者数は、世界で約25～50万人、日本で約1万人と推計されています。」
だそうです。

[ 生き物を詠んだ歌 Animals ] に [ 鮪(まぐろ) ]を追加しました。

鮪(まぐろ)は、サバ科マグロ属の大型の魚です。
古くは「しび」と呼ばれており、現在でも地方によっては「しび」と呼んでいます。

4218: 鮪突くと海人の灯せる漁り火の秀にか出ださむ我が下思ひを

今週も たのしい万葉集 をよろしくお願いいたします。

//きょう