たのしい万葉集 月数めばいまだ冬なりしかすがに・・・

こんにちは。
２０１９年もあと３日。今年は「令和」となり、これまで万葉集に興味のなかった方々にも
少しは知っていただけた年だと実感しています。ありがとうございます。


[ 万葉の四季 ] の [ 春(はる)を詠んだ歌 ]を更新しました。

4429: 月数めばいまだ冬なりしかすがに霞たなびく春立ちぬとか
天平宝字元年(西暦７５７年)１２月２３日に、大原今城真人(おおはらのいまきまひと)の屋敷で催された宴で大伴家持が詠んだ歌です。

今年も見てくださってありがとうございます。
来年も たのしい万葉集 をよろしくお願いいたします。

//きょう

たのしい万葉集 あしひきの山に白きは我が宿に・・・

こんにちは。
今冬は平年より気温が高く、降雪は平年並みか少ないとの予報が出ています。
私の住んでいる町でも、今冬はまだ雪を見ていません。
気になるのは「温暖化」という言葉ですが、実態について知識が無いので、少し勉強していずれメモっておきたいと思います。


[ 自然を詠んだ歌 ] の [ 雪(ゆき)を詠んだ歌 ]を更新しました。

2324: あしひきの山に白きは我が宿に昨日の夕降りし雪かも
平凡な日常、といった感じの歌ですが、なにか懐かしさを感じる歌ですね。



今週も たのしい万葉集 をよろしくお願いいたします。

//きょう

たのしい万葉集 栲領巾(たくひれ)の懸けまく欲しき妹が名を・・・

こんにちは。
１２月というのに暖かいですね。個人的には助かりますが、
動植物のためにはよくないのでしょうね。

今週は都合により、少し早めの更新です。

[ 万葉集の草花 ] の [ 栲(たく)を詠んだ歌 ]を更新しました。
栲(たく)はクワ科の落葉低木の楮(こうぞ)です。

0285: 栲領巾(たくひれ)の懸けまく欲しき妹が名をこの背の山に懸けばいかにあらむ

この歌の題詞には「丹比真人笠麻呂(たじひのまひとかさまろ)が紀伊國(きのくに:現在の和歌山県)に行ったときに背の山を越える時に作った歌」とあります。作者についてはよくわかっていません。


今週も たのしい万葉集 をよろしくお願いいたします。

//きょう

たのしい万葉集 十二月には淡雪降ると知らねかも・・・

こんにちは。
寒いです。１２月７日は２４節気の大雪(たいせつ)でした。
風邪、インフルエンザには特に注意しましょう。

[ 歌人たち ] の [ 紀小鹿女郎(きのをしかのいらつめ) ]を更新しました。


1648: 十二月には淡雪降ると知らねかも梅の花咲くふふめらずして

旧暦の１２月は春を間近にして梅の咲き始めるころだったのでしょうね。


今週も たのしい万葉集 をよろしくお願いいたします。

//きょう