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百合(ゆり)を詠んだ歌

2005-07-18 10:27:46 | 万葉集の草花
百合という名前は大きい花が風に揺れ動くことからついた名だということです。山百合、鉄砲百合、透かし百合、鹿の子百合、鬼百合、姫百合など種類が多いのですけど、万葉集歌の中での特定は難しいと言われています。

1257: 道の辺の草深百合の花笑みに笑みしがからに妻と言ふべしや

1500: 夏の野の茂みに咲ける姫百合の知らえぬ恋は苦しきものぞ

1503: 我妹子が家の垣内のさ百合花ゆりと言へるはいなと言ふに似る

2467: 道の辺の草深百合の後もと言ふ妹が命を我れ知らめやも

4086: 油火の光りに見ゆる吾がかづらさ百合の花の笑まはしきかも

4087: 灯火の光りに見ゆるさ百合花ゆりも逢はむと思ひそめてき

4088: さ百合花ゆりも逢はむと思へこそ今のまさかもうるはしみすれ

4113: 大君の遠の朝廷と任きたまふ官のまに.......(長歌)

4115: さ百合花ゆりも逢はむと下延ふる心しなくは今日も経めやも

4116: 大君の任きのまにまに取り持ちて.......(長歌)

4369: 筑波嶺のさ百合の花の夜床にも愛しけ妹ぞ昼も愛しけ


詳しくは
百合(ゆり)を詠んだ歌をごらんください。


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