チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

ボンヌママンのジャム

2013年03月09日 | 日々のこと

晴れ、16度、75%

 ギンガムチェックの蓋に手書きの文字を印刷したラベル、お馴染みのフランスのボンヌママンのジャムです。ジャムひとつとっても、メーカーや国柄があって、硬め、柔らかめ様々あると知ったのは、香港に来てからでした。イギリスのあるメーカーのジャムは、まるでゼリーのようだったりします。

 数年ほど前、帰国してスーパーに行った私はジャム売り場に、見慣れたボンヌママンのジャムの瓶よりひと回り小さいジャムが売られているのに気付きました。ラベルは日本語と果物の絵まで付いています。その日本らしさに思わずニンマリしました。400グラム近いジャムは使い切るのに時間がかかります。一目見て何のジャムか解るように、絵が描かれています。こういう神経の使い方は、実に日本ならではのものです。

 以前にも書きましたが、私はジャムを食べます。パンに上品に塗るのではなく、紅茶と一緒にパクパク。ボンヌママンのジャムは3、4回で空になります。少し柔らかめで、所々に果物の丸のままが入っているボンヌママンのジャムが一番お気に入りです。

 昨年辺りから、日本のパッケージのボンヌママンにジャムが、香港の地元のスーパーに並び始めました。英語のラベルのものと並んで売られています。中身はどちらもフランス製。日本からのものは、私なら2回分、いつも買うのは大きい方です。

 香港に入って来る食品や日用品を安く売っているチェーン店があります。そこの棚に、ボンヌママンのジャムの瓶を見つけたのは、2年ほど前のことです。ところが、棚の前に立って、あれ?ラベルに書いてある言葉が、フランス語でも英語でもドイツ語でもありません。瓶の裏を見れば、香港の成分表示のラベルが貼られていて、一番下に書かれているフランス製しか見えません。どれがアプリコットなのか判断に苦しみます。まあ、ここは香港、値札に漢字表記があるので、どうにか、無事にアプリコットを買うことができました。

  これはアプリコット。 こちらはオレンジマーマレード。家に帰って調べてみると、オランダ語でした。

 フランスで作られオランダ語のラベルが貼られ、そのまま香港に来たのか、一旦オランダに入って香港にやって来たのか、定かではないのですが、このオランダ語のラベルの方は、普通のスーパーより150円近く安く手に入ります。

 流通のことはよくわからないのですが、同じものなら安いに越したことはありません。この店が安いのをご存知の人が多いのか、よく売り切れています。

 アメリカから入って来る生のアプリコットは、超高値。イチゴも決して安いとはいえない香港です。自分で作るジャムは、勢い値段の高いものになります。今しばらくは、ボンヌママンのジャムにお世話になりましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする