凱旋門－２(コンスタンティヌス、ティトゥス）

今回の旅行で、凱旋門を４つ見ました。
ローマで３つ、ミラノで１つです。
最初は、ローマのコロッセオの近くにあったコンスタンティヌス帝の凱旋門です。
補修工事中で、半分が足場で隠れていました。




コンスタンティヌス帝（在位３０６～３３７年）は、キリスト教を公認した皇帝で有名です。
そのせいか、今回の旅行で、皇帝像を沢山見ましたが、コンスタンティヌス帝の像は際立って大きかったです。
この凱旋門は、当時副帝だったコンスタンティヌスが、正帝のマクセンティウス帝に対し３１２年にミルヴィオの戦いで勝利したことを記念して３１５年に建設されたものです。






次は、ティトゥス帝の凱旋門です。
フォロロマーノの入口にありました。
凱旋門の上部には、SENATVS POPVLVSQVE ROMANVS（元老院とローマ市民、ローマの主権者の意味）とラテン語で書かれています。


反対側からの撮影です。


ティトゥス帝(在位７９～８１年）は在位中にヴェスヴィオ火山が噴火しポンペイが壊滅したり、ローマの大火災が発生しています。コロッセオの完成は、８０年でティトゥス帝の時です。



アーチに内部も装飾されています。


凱旋門に興味がある方は、こちらもご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/manapapa-kawasemi/d/20111125