昨日取り上げた岩国市営錦バス(以下錦バスと記します)は、MAKIKYUが乗車した雙津峡温泉方面へ向かう路線以外にも、錦町駅などのある広瀬地区から幾つかの路線が運行されており、MAKIKYUが錦町駅で錦バスを下車してから、列車に乗り継ぐまでの短い間でも、駅のすぐそばに停車している数台の車両の姿を見ることが出来ました。
見かけた車両は日野製マイクロバス3台、その内1台は少々古めの車両で、あとの2台はコミュニティバスなどでおなじみのリエッセでしたが、RBとリエッセの一台はクリーム色と薄緑色に朱色のラインが入った塗装となっています。
これはかつての錦川清流線NT-2000形が纏っていた塗装を連想させられますが、一応錦バスではこの塗装が標準塗装となっている様で、錦町が岩国市に編入されたにも関わらず、古めの一台は相変わらず「錦町」という表記が残存しているのも特徴です。
2枚目の写真(日野リエッセ)の右脇には、もう一台リエッセが写っています(2台並びの写真はあまりに写りが悪いので、こちらを掲載しました)が、このリエッセは少々新しい車両なのか、中ドア付きの車椅子対応車両となっており、この車両は白一色という極めてシンプルな塗装でした。
この他にもMAKIKYUが錦バスに乗車している際には、昨日取り上げた車両とほぼ同等と思われ、錦バス標準塗装(?)を纏った日野製中型車を一台目撃しています。
また錦バスで使用している車両なのか、それとも旧錦町の自家用用途で使用している車両なのかは分かりませんが、錦町駅近くでやはり錦バス標準塗装の三菱ローザも一台目撃しており、車両のバリエーションも幾つかありますが、これらの車両の中には写真で整理券発行機の存在が確認できる車両もあり、整理券発行を行うか否かを路線毎に決めているのか、それともやってくる車両次第になってしまうのかも気になるものです。
ちなみに錦バスの路線の中には、山間の奥地へ入り込む路線だけでなく、隣接市町へ至る路線も幾つか存在しており、県境を跨いで六日市へ抜け、そこから高速バス(広島~益田を結ぶ路線で、益田方面へは途中日原を経由します)に乗り継ぐ事や、六日市で更に路線バス(休日運休で便数も少ないですが…)で日原へ抜ける事ができ、バス乗り継ぎで未成線となった岩日北線を偲ぶルートを辿ることも出来ますし、市販の時刻表に時刻は掲載されていませんが、周南市の須金へ至る路線(錦バスは3往復しかなく、その先の接続も必ずしも良いとは言えないのですが…)と防長交通の路線バスを乗り継ぎ、徳山へ抜ける事も可能です。
便数の少なさや時間の制約もあって、MAKIKYUはこれらのルートには乗車できなかったものの、錦川鉄道乗車と合わせ、これらのルートを走る錦バスに乗車されるのも面白いかと思いますので、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様も機会がありましたら、是非これらのルートも試されてみては如何でしょうか?
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