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JR姫新線・姫路駅地上ホームと停車中のキハ40系列~この姿もまもなく…

2008-10-12 | 鉄道[近畿・JR]

 

「MAKIKYUのページ」ではここ数日、姫路関連の話題が続きましたが、姫路駅はJRだけでも山陽新幹線と山陽本線の途中駅となっている他に、播但線と姫新線の起点駅にもなっており、その内在来線は近年の連続立体交差化工事によって、山陽本線は真新しい高架ホームからの発着となっています。

ただ播但線と姫新線はまだ連続立体化工事の途上という事もあって、現在旧来の地平ホームから発着していますが、特に非電化で優等列車も走らず、運転列車の大半が2両程度のワンマン列車となっている姫新線の発着ホームは、列車到着時以外は閑散としています。

先月姫路駅を利用した際には姫新線に乗車する機会はなかった(以前MAKIKYUは姫新線に乗車した事がありますが、区間によっては本数が少ない上に昼間時間帯全面運休となる日も設定されている有様で、キハ120形という居住性の悪い軽快気動車も多数走り回るなど、高速バスなどに押されて長距離利用を想定しない路線となっているため、新見までの全線を乗り通すと非常に疲れる路線です)ものの、その様子を視察してきました。

姫新線ホームは架線もなく古びた雰囲気が漂っており、のりばには「0番線」も存在するなど、大阪方面への新快速列車など長編成新型ステンレス車をはじめとする電車がひっきりなしに発着する高架ホームに比べると、別世界とも言える状況になっています。

とはいえ姫新線と播但線の発着ホームも、山陽本線に比べると工事が遅れているとはいえ、12月には高架の新ホームに移る予定となっており、この別世界とも言える雰囲気のホームから列車が発着する姿も、もうまもなく見納めとなります。

その上姫新線では現在活躍しているキハ40系列(キハ40形・キハ47形)も、来年には非電化のままながらも高速化工事と共に、姫路周辺の兵庫県内区間では新快速で使用している223系電車に近い雰囲気のステンレス製新形式気動車(キハ122・127系)が導入される事も公式に発表されているため、同線は大きく様相が変わる事になります。

そのため現在当たり前の光景として見られる姫新線地上ホーム停車中の、姫新線オリジナル塗装を纏ったキハ40系列の姿が見られるのもあと僅かで、この車両の導入(営業開始前に試運転を行う必要があり、特に新形式故にその期間もそれなりに必要になります)と高架化切り替えは時期的にも重なるため、新形式気動車が古びた雰囲気の地上ホームに入線する機会があるのか否かも気になる所です。

また現在活躍しているオレンジ色の姫新線オリジナル塗装を纏ったキハ40系列が、新しい高架ホームを発着する姿も短い期間になりますが、機会があればこの様な姿も捉えておきたいと感じたものです。
(ただMAKIKYUは姫新線ホーム高架化完成&キハ40系列残存中に姫路駅を訪れる可能性は低く、これは実現しない公算が高そうですが…)

写真はその姿を見られるのもあと僅かとなった姫路駅の姫新線ホームと、やはり姫新線姫路周辺での活躍はもうじき見られなくなる、同線オリジナル塗装のキハ40形+47形気動車です。



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