MAKIKYUのページでは、関西の大手私鉄を阪急・阪神・京阪と1つずつ取り上げ、また昨日都営地下鉄の5300形を取り上げた際にも近鉄電車について少々…という事で、今日は近鉄の6400系を取り上げさせて頂きます。
近畿日本鉄道(近鉄)は日本の私鉄界最大手の鉄道として有名で、500㎞以上の路線を大阪・京都の2府と奈良・三重・愛知・岐阜の4県で運行しています。
これらの路線の大半は標準軌(線路幅1435mm)ですが、一部にJR在来線と同じ1067mmの狭軌や、762mmの特殊狭軌線も存在します。
今日取り上げる6400系は1067mmの狭軌線で活躍する車両で、1980~90年代にかけて製造されたVVVFインバーター制御を採用した通勤型車両で、性能の異なる他形式との併結が頻繁に行われているのも特徴です。
大阪阿部野橋[Osaka-Abenobashi]を起点とする南大阪線を主体に、その支線である吉野線・長野線・道明寺[Domyoji]線・御所[Gose]線といった路線で活躍していますが、一部の車両はワンマン運転対応に改造されて支線で活躍しています。
またこの形式は製造時期によって台車や車内設備に差異があり、形式も細かく分けられていますが、狭軌線用である事を除くと、大阪線や奈良線など標準軌の路線で活躍する同年代の車両とも非常に類似しています。
走行音は近鉄独特のモノで、類似例は他に東京都交通局がある位ですが、この6400系は日立製の制御装置を採用しているので起動時等の音がやや高めで、三菱製(大阪線・奈良線系統などでは日立製に紛れて走っています)の方が都営により近い感じの走行音がします。
(それでも走行条件等が違う線区の車両ですので、色々違いもありますが…)
この6400系をはじめ、近鉄電車はMAKIKYUにとって殆ど縁のない地域を走る車両ですが、乗り慣れた車両に何となく似た走行音が故に、何処と無く親しみを感じさせられる気がします。
首都圏の皆様は関西方面へ行かれた際、是非一度乗車されてみては如何でしょうか?
(関西方面の方は首都圏に来られる機会がありましたら、昨日紹介した都営5300形に乗車されると面白いと思います)
近畿日本鉄道(近鉄)は日本の私鉄界最大手の鉄道として有名で、500㎞以上の路線を大阪・京都の2府と奈良・三重・愛知・岐阜の4県で運行しています。
これらの路線の大半は標準軌(線路幅1435mm)ですが、一部にJR在来線と同じ1067mmの狭軌や、762mmの特殊狭軌線も存在します。
今日取り上げる6400系は1067mmの狭軌線で活躍する車両で、1980~90年代にかけて製造されたVVVFインバーター制御を採用した通勤型車両で、性能の異なる他形式との併結が頻繁に行われているのも特徴です。
大阪阿部野橋[Osaka-Abenobashi]を起点とする南大阪線を主体に、その支線である吉野線・長野線・道明寺[Domyoji]線・御所[Gose]線といった路線で活躍していますが、一部の車両はワンマン運転対応に改造されて支線で活躍しています。
またこの形式は製造時期によって台車や車内設備に差異があり、形式も細かく分けられていますが、狭軌線用である事を除くと、大阪線や奈良線など標準軌の路線で活躍する同年代の車両とも非常に類似しています。
走行音は近鉄独特のモノで、類似例は他に東京都交通局がある位ですが、この6400系は日立製の制御装置を採用しているので起動時等の音がやや高めで、三菱製(大阪線・奈良線系統などでは日立製に紛れて走っています)の方が都営により近い感じの走行音がします。
(それでも走行条件等が違う線区の車両ですので、色々違いもありますが…)
この6400系をはじめ、近鉄電車はMAKIKYUにとって殆ど縁のない地域を走る車両ですが、乗り慣れた車両に何となく似た走行音が故に、何処と無く親しみを感じさせられる気がします。
首都圏の皆様は関西方面へ行かれた際、是非一度乗車されてみては如何でしょうか?
(関西方面の方は首都圏に来られる機会がありましたら、昨日紹介した都営5300形に乗車されると面白いと思います)
三菱=大阪線系統の形式
日立=奈良線系統の形式、南大阪線系統の形式
両方=名古屋線系統の形式
しかし、奈良線には三菱製の制御機器を搭載した5800系(L/Cカー)が入ってきて以来、三菱製の機器を搭載したものが増えつつありますし、逆に大阪線も、名古屋線から日立製の制御機器を搭載した編成が何編成化転属してきたこともあって日立製の機器を搭載したものが増えつつあります。
そう考えると、今でも日立製VVVFだけを純粋に守っているのは南大阪線だけですね…。(ちなみに、けいはんな線は半分ずつです)
近鉄も南大阪線だけが日立製だけを純粋に…というのは、他線と軌道幅が異なり車両を融通できない事が大きいですね。
あと名古屋線関連の車両ですが、昨年名古屋線の急行に乗車した際、こちらは9000系(奈良線系のチョッパ車)に遭遇した事もあり、最近は規則性がなくなってきているというか、かなりややこしくなっていますね。
確かに近鉄では異形式の併結が頻繁に見られ、それも塗装の異なるシリーズ21や、ドア数の異なる5200系が他の4扉車と連結していると雑多な印象を受け、特急でもACEと旧型が混成だと同様ですね。
これは特急サザンで指定席車と自由席車を混結している南海にも言えますが、逆に関西でも阪急などは異形式の併結でも整った印象を受けますね。
また関東でも路線によってはこの様な事はありまして、MAKIKYUがごひいきの小田急の急行(編成は4+6だけですが)や、今日乗車した京浜急行の快特など、全く外観や性能が異なる車両を混結しているケースはあります。
ただ近鉄の場合は極端で、これは趣味的には非常に面白い気がします。