先日「MAKIKYUのページ」では、中国福建省・厦門(Amoi/Xiamen)市内を走る快速公交系統(BRT)に関して取り上げた記事を公開しましたが、以前MAKIKYUが厦門へ足を運んだ際には、BRT以外の市内公共汽車(路線バス)にも何度か乗車したものでした。
中国の中でも割合温暖(夏は暑い)地域という事もあり、活躍する車両は空調車(冷房付)ばかりでしたが、初乗り1元という割安な運賃設定(ICカードだと更に割引)となっており、途中の運賃区界を挟んで乗車する場合には2元と言う路線にも乗車したものでした。
活躍する車両もBRTと同様の金龍製を多く見かけたものの、それ以外のメーカーが製造した車両も数多く見かける状況でした。
装いも黄緑と白色の車両と、黄色とオレンジの車両に2分され、両者が拮抗している印象を受けたものでした。
「気電新能源混合動力公交」と表記されたハイブリッド車の姿も散見し、それ以外の車両も割合近代的な雰囲気の車両ばかりと感じたものでした。
一方つり銭の出ない簡素な「箱」という印象の運賃箱や、硬いプラスチック製の座席などは中国の標準レベルと感じたものでした。
またBRT以外の一般路線では、2両連接車の姿を目撃する事はなく、一般的な単車が殆どと言う状況でしたが、乗車機会はなかったものの、僅かながらも2階建て車両が活躍していたのも印象的でした。