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「開発を止めた某鉄道」のマインドはこんなモノ?~呆れる限りの不快な告知

2012-01-06 | 北総監獄

MAKIKYUは今年に入ってから、所用で首都圏の辺境・北総監獄(千葉ニュータウン)を訪問する機会があり、その際には余りに高額な運賃で悪評名高い「開発を止めた某鉄道」(元○○開発鉄道)を利用したものでした。
(個人的には余り利用したくない路線ですが、他の交通機関も限られる公共交通不毛の地ですので、有力な交通手段が限られてしまい、彼の地へ足を運ぶ際には利用せざるを得ないのが実情です)

この「開発を止めた某鉄道」では以前、如何にもサービスに努めている事を強調している様に錯覚させ、見るからに安っぽい白黒印刷の不快な広告が時折見られたものでした。
(中には乗務員室の暗幕撤廃宣言の様に、多少実効性のある告知もありましたが…)

先日「開発を止めた某鉄道」を利用した際には、北総監獄中央駅(最近は千叶新城中央という呼び方もしている様ですが…)でこの不快な広告を少しグレードアップさせた雰囲気の掲出が見受けられたもので、白黒ではなくカラー印刷になると共に、写真も印刷されるなど、告知の製作費用は以前より少し上がっていそうな雰囲気を感じたものでした。


しかしながら告知の内容は、「すべてのサービスが北総マインド」と謳い、「線路編 電車を安全に走らせ、お客様に快適な乗り心地を提供するため゛線路゛はいつも良好な状態にしております。」と記しているものの、保線の徹底は鉄道事業者としては当り前過ぎる事です。

こんな事でわざわざ「北総マインド」などと謳い、大々的に宣伝するのは呆れる限りで、こんなモノを見ただけでも「開発を止めた某鉄道」のサービスレベルがどの程度なのかを容易に推測する事ができるかと思います。

敢えて「北総マインド」などと謳う程の宣伝を出すのであれば、「車両編」や「運賃編」といった広告を作成し、特別料金不要の特急列車で似たような規格の車両を使いながらも、サービス合戦を繰り広げている京阪間の大手私鉄などと対比し、「開発を止めた某鉄道」が如何に接客サービス面で優れているかを強調すると共に、その告知以上の旅客サービス実践に努めて頂きたいものです。

それ位の心意気がないのであれば、「北総マインド」などと記した告知は見ていて不快なだけですので、こんな告知は早く取り止めると共に、兵庫県神戸市内やその周辺を運行し、都市型鉄道ながらも登山電車並みの過酷な路線条件で有名な中小私鉄の様に、運賃面で割高な理由などをHPなどできちんと公表(該当告知はこちらをクリック)して理解を求めるなど、旅客に対して誠意ある対応を期待したいものです。(「開発を止めた某鉄道」に誠意ある対応を期待するだけ無駄かもしれませんが…)


また先日北総監獄中央駅から「開発を止めた某鉄道」に乗車した際には、一部で「悪徳」と称されている速達列車にも時折充当される大手私鉄車両(着席箇所によって座席の格差が非常に大きいです)に当たったのですが、その際には以前は見かけなかった新種のドアステッカーが貼られているのも目撃したものでした。


この車両によく乗る知人によると、昨年秋頃から姿を現しているとの事でしたが、デザイン的には最近可愛らしいステッカーへの張替えが進む小田急線などには遠く及ばない実用本位の印象ながらも、日本語や英語だけでなく、韓国語や中国語の表記も合わせた4ヶ国語表記となっているのが印象的で、従来のドアステッカーを残したまま新たにステッカーを追加しているのも大きな特徴と言えます。

海外に近い九州の大手私鉄や地下鉄などでは、既に4ヶ国語表記のドアステッカーは見慣れたものですが、海外からは程遠い首都圏でも遂にこの様なステッカーが出てきた事で、同様の動きが首都圏他事業者でも今後広がるのか気になる所で、この様なドアステッカーが首都圏でいち早く導入されたのは、○田空港へ乗り入れる機会が多く、従って外国人利用が多い事を想定しているのかもしれません。

ただ今年も機会があれば韓国などに足を運べれば…と思っているMAMIKYUとしては、いくら首都圏在住とは言っても、このドアステッカーの貼られた電車が走る所から海外に出国するのは御免蒙りたいもので、アクセスに大手私鉄直営の路線バスを利用し、使い慣れたJR利用で出国するに越した事はないのですが…