まこちの風来坊日記

湘南ベルマーレ応援記を中心に、時には旅の記録や菜園記録など
明るく元気な風来坊の生活スタイルを綴っていきたい。

平成中村座

2008年10月15日 | 観劇
10月大歌舞伎は浅草寺境内に造られた仮設劇場での
通し狂言「仮名手本忠臣蔵」を観劇してきた。

仮設と言えど江戸時代にタイムスリップした感の芝居小屋。
そして斬新なのは舞台袖の二階左右に造られた「桜席」と
舞台を真正面からゆったりと飲食しながら観られる「お大尽様席」。
まさに300年前の芝居小屋を復元させたような趣き。

我々が入手できた席は「二階 左側 一列 5番・6番」
場所が解からず係りの人に尋ねると
「桜席でございますね、こちらにどうぞ」
と丁重にその席まで案内して頂いた。

左右併せて36席の貴重な席。
「このお席は勘三郎様の発案でございまして
 江戸時代の小屋と同じように造られたお席でございます。
 尚、一列目の方には座布団が二枚づつ敷かれております。
 その訳は・・・・・、です。ごゆっくりお楽しみ下さいませ。」
開演前このような案内がありました。

舞台奥行き約6m、役者さんの前後の動作が真近で観られた。
3m先で演じている勘三郎と瞬間、目が合ったり
七之助のキレイな白粉の香りが伝わってきたり
勘太郎他役者の鼓動が感じられたり、
通常では味わえない体験をさせて頂き非常に楽しい観劇でした。

欲を言えば、もう少し広めの席であったなら最高だったかなぁ!?

だったら「お大尽様席」に行け!!って言われそう・・・、
失礼しました。 

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