まこちの風来坊日記

湘南ベルマーレ応援記を中心に、時には旅の記録や菜園記録など
明るく元気な風来坊の生活スタイルを綴っていきたい。

マチュピチュ&イグアス、11日間の旅【その5】

2013年06月29日 | お出かけ

【5月31日・6月1日】

今回の旅の楽しみの一つであった「サンクチュアリーロッジ」での宿泊。

マチュピチュ遺跡入口に佇む世界にたった一つのホテル、客室は31室のみ。

ここに泊まれるツアーは数少なく、殆どはマチュピチュ村やその近郊ホテルの場合が多い。

ここに泊まるのが本ツアーのこだわりの一つでもあるのです。

まずは、エントランスとホテル外観です。

(翌朝6時頃、朝食前に撮影)

入口に描かれたホテル名。ここから入ると、

ロビーが手前にフロントが右手奥に。

帽子後方の入口から入るとバイキング形式のレストランが。到着した日の昼食はここでした。

左手、長椅子の後ろから入ると、落着いて食事のできるレストランが。

ここで、夕食と翌日の朝食・昼食をとりました。

メニューも豊富でとても美味しかったです。

 

我々の部屋は26号室。内部の様子です。

広さはさほどありませんが、清潔感にあふれサニタリーグッツも完備されてました。

バスタブが無くシャワーのみですが、全く不自由は感じません。

室内に置かれているスナック類や飲み物は全てサービスで飲食い自由。

冷蔵庫上の引き出しを開けると沢山のスナック類が。ラッキー

お菓子とインカコーラを持ち出してバルコニーでくつろぎます。

ここからの景観は良くありませんが、左右を気にしないでのんびりできました。

残ったスナック類はリックに詰めて明日のハイキング用に、それでも残った物はお土産に

 

夕方になると、観光客は全て下山してるのでここにいる人は宿泊者のみ。

一晩だけだがマチュピチュを一人占めしているかのような気持ちになってしまいました。

夜はシーンと静まり返り、時たま、鳥の鳴き声が聞こえる程度。

寝ツキはまだ悪く・・・、寝たか?と思った頃に雨の音で4時頃には目が覚めてしまった。

(そうか?今日は雨か?)

うとうとしながら気付くと6時だったので、外に出て見る事に。

 

すると、雨が上がり、朝一番のバスが到着していて大勢の人達が並んでいた。

多分、この行列はワイナピチュ山に登る人達で門が開くのを待っているのだろう。

朝方、雨が降ったので山には雲がかかっていて開門が遅れているのかも知れない。

 

6月1日、朝食を早々に済ませ、我々は「インカ橋」までハイキングに。

うちらのツアーは全部で7人。今日の「インカ橋」ハイキング参加者は4人だけ。

雨がいつ降ってくるか?解からない事と、早朝の雨で道が悪いと判断され、

ホテルで休憩される方が3人でした。

 

朝9時、現地ガイドの松尾さんと最後尾に現地人のヘルパーさんが付き添って出発。

今日も50$払って遺跡に入り、昨日の見張り小屋までは同じルート。

だが、坂道は雨で滑りそうなチョッピリ危ない小道となっていました。

上着だけ雨具を着けてましたが、暑くなり蒸れてきたのですぐに脱いで腰に巻きました。

小屋まで登ってくると、ワイナピチュ山に雲がかかって幻想的な風景が目の前に飛び込んできた。

雲の流れが早く、遺跡が姿を現したかと思ったらすぐに隠れ、またすぐに現れる。

しばらくここで立ち止まり、雲の動きと景観の変化を楽しみました。

 

ここから、昨日の遺跡見学コースから離れてもう少し登っていくと、

「インカ橋ハイキング」のチェックインと言うか、入山記録と言うか、

名前や年齢、国籍、入山時刻などを自筆します。帰りには下山時刻を記録。

料金は無料です。

 

ここからは平坦な道が続きます、が、道は狭いです。

幅約1m位の岩を削り取ってつくられた小径。

下は断崖絶壁なので高所恐怖症のまこちは出来るだけ山側を歩く。

こんな岩と岩の間を抜けると「インカ橋」が見えてくる筈でしたが、

雲がかかって何も見えません。

「雲の流れが早いですから、もう少し待ってみましょう。」とガイドさん。

すると、5分もしない内に徐々に見え始めました。

 先に歩いていた外人さんは見るのを諦めて帰ってくるのが薄っすらと写っています。

「もうすぐ全体が見られるので近くで見たい方は行き止まりの所まで進んで下さい。」

と言われたので、好奇心旺盛のまこちは進んでいきました。

が、幅1mもなくこの絶壁です。怖くて怖くてロープにしっかり掴まって、進みました。

顔は余裕ですが、足がガタガタ・・・、です。

左手でロープをガッチリ握りしめているのが、良く分かります、ハイ。

ここから数メートル進み、目的地終点「ここから先、通行禁止」に到着。

小道を切り落とし(って言うか石積みしないで)、木製の板が架けられているのが「インカ橋」。

インカ帝国時代、インカ道と呼ばれる道路網が沢山張り巡らされていたと言う。

ここもその一つで、橋は軍事用に敵の襲撃から守るために作られたと言う事。

 

ここまでやって来た記念に集合写真を一枚。

「晴れ男・晴れ女」達の満足気な一枚をご覧あれ。

 断崖絶壁の岩下によくぞ造られたり「インカの橋」。

 

所要時間は、ロッジ出発から到着まで、ゆっくりと歩いて1時間30分でした。

ロッジに戻り、チェックアウト11時に間に合うように荷物をまとめ、

しばし休憩後、ここで昼食をとり、

24時間滞在したマチュピチュ遺跡とサンクチュアリーロッジ・インカ橋に乾杯して、

素晴らしかった世界遺産をあとにしました。

 

振りかえると、出来る事なら、もう一度行ってみたい所の一つです。

あの、見晴らし小屋から全景を眺めているだけでいいです。

あの感動をもう一度味わってみたいマチュピチュでした。

 

次は、「イグアスの滝」。

(その6、に続きます)

 

 

 

 



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