YNC(ヤマザキナビスコカップ)予選3試合目のベルマーレはアウェイで強敵の広島戦。
なんとこの試合のスタメン、前節山形戦から11人を総入れ替えして臨んだ。
プロデビュー戦となった岡崎亮平選手22歳やフロンターレからレンタル移籍中の可児壮隆選手23歳など、全員が「出場させて貰ったチャンスを生かそう」と必死で戦った。
まとめ役はキャップテンマークを巻いたベテランの坪井慶介選手。「やってやるぞ!」って言う試合に入る前の眼力が凄かった。周りの選手も同じように感じた。
前半は湘南が試合をリードした。
ブルーノセザルのJ初ゴールで先制して、追いつかれるも前半終了間際に可児選手からのラストパスを古林将太が押し込んで2-1とリード。
まだまだ雑なところも見受けられたが全員で前に向かう強い姿勢が統一していたように見えた。
後半も同じように最後まで闘えば13年振りに広島からの勝利となった筈だが…、
サッカーの神様は彼らに試練を与えた。
後半5分に退場者を出し数的不利の状況に。
それでも前に向かう姿勢は崩さず身体を張って怒涛の攻撃を42分間守り切った。が、ロスタイム残り数十秒と言う所で同点弾を決められてしまいゲームセット。
最後、負けたような悔しさを感じたが、リーグ戦とは異なるイレブンが奮起してアウェイで広島から勝ち点「1」を持ち帰った結果は素晴らしく大きな成果である思う。
そして、YNC予選A組で暫定ではあるが首位に名を連ねたのは今日の11人だ。
結果を出した別のイレブンを称え、更なる成長を期待したい。
「よく戦ったぞ!次も頑張れよ~!」