僕らはみんな生きている♪

生きているから顔がある。花や葉っぱ、酒の肴と独り呑み、ぼっち飯料理、なんちゃって小説みたいなもの…

「パトスとエロス」 鎌倉へ行こう

2008年12月14日 | ケータイ小説「パトスと…」
気のあったクラスの仲間でどこかへ出かけようという話しが女子の誰かからあがり、男子3名女子4名の7人で鎌倉へ行くことになった。

何が基準でそのメンバーになったのか分からなかったが、
その中に留美子と辰雄がいて長池はいなかった。

鎌倉へ行くことはその7人の暗黙の取り決めのように他の誰にも言わなかった。

打ち合わせと称してメンバーのの家に集まった時女子達は、
銭洗い弁天近くのなんとか饅頭が美味しいのだとか、
鶴ヶ丘八幡のどこそこカフェのカレーは絶品でデザートのアイスは絶対に食べたいとか、おおいに盛り上がっていたが、

辰雄は早口でしゃべる留美子の揺れるポニーテールを見つめてひとつの計画を思いついた。














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