まいまいニュース

芦屋市市議会議員 いとう まい のブログ

センターゾーンⅡ期の区域の事業計画

2009-07-31 19:32:35 | Weblog
先日、センターゾーンⅡ期における大和ハウス工業の事業実施計画に
ついて、企業庁から連絡がありました。

所在地: 芦屋市南洋町、南浜町
名称:  (仮称)ライフガーデン潮芦屋浜
事業者: 大和ハウス工業株式会社
予定工期:平成21年9月1日~平成22年2月28日
施設内容:
 北ブロック ・ハルハチ(食品スーパーマーケット)
       ・ドラキッズ(幼児教室)
       ・ニュートラル(保険代理店)
       ・青い鳥(クリーニング)
 南ブロック ・ケーヨーデイツー(ホームセンター)
       ・革工房おおがき(革製品)
       ・フジコーポレーション(カー用品)
       ・サイゼリア(イタリアン飲食店)
       ・マイカルカンテボーレ(ベーカリーカフェ)
 駐車場  葯400台

先の7月20日に自治会に向けての説明会が行われたようです。
現在の南芦屋浜において生活を支える店舗ができることは
喜ばしい感じます。
また、駐車場が400台も用意されるようですので、
他の地域の芦屋市民や近隣の方も訪れる事を予定しているようです。

確か市民と市長トークの時には、郵便局など要望があったようですが
この計画には示されていないのが、少し残念です。

院長雑感-佐治文隆氏

2009-07-30 21:19:15 | Weblog
先日、芦屋市議会の前田議員からある本をお借りしました。
「院長雑感」というタイトルです。

今年4月から市立芦屋病院の事業管理者としてお世話になっている
佐治先生が呉医療センターで院長をされていた時に
病院運営や医療に対する気持ちを職員の方に伝えたいと
月に1篇イントラ・ネットワークを利用して発信されていた
ものを集めた本です。

その時々の季節や社会情勢、先生の好きな映画などを交えて
患者さんとの繋がり、職員同士のコミュニケーションの大切さ
を分かりやすいメッセージで示しておられました。
(そういえば、先の行財政改革委員会では、職員同士の意思疎通が
よくなり、業績があがった。という説明がありました)

また、医療のあり方を大きく描きながらも、理想に向かって
目標は高く、出来ることはすぐに取り組む・スピード力の
重要さにもふれておられます。

本の中に書かれている医療の「地産地消」という考えは、
患者さんにとって恩恵のあるものだと私も感じます。
私は医療の専門知識もありませんが、ひとりの市民として
芦屋病院を守り育てたいと考える議員として
生まれ変わりつつある病院、病気と戦っておられる患者さんと
そのご家族を応援していきたいと感じました。

うれしい電話

2009-07-28 22:19:31 | Weblog
今日、うれしいお電話を市民の方から
いただきました。

「その方の家の前の道路を市が清掃してくれている。
道路課にありがとうとつたえてほしい。」
という内容のものでした。

仕事からご相談やクレームのお電話をいただく事が
多いのですので、市民のかたの税金を使用しての
清掃サービスに対して、感謝を述べる突然のお電話を
くださるお気持ちが大変に嬉しく感じました。

道路課にも早速電話で、この「感謝の言葉」を
お伝えをしました。
職員の方の地味ではありますが、日頃のお仕事に
誇りと感謝を感じました。

「○○して当たり前、当然○○すべき」という相手に何かを
求める事が多い世の中であると感じますが、
当然に行うべきである事柄に対しても、感謝の気持ちを
持ち、それを相手に伝える大切さを再確認させてくれた
うれしいお電話でした。
お電話有難うございました。

当然に、感謝の言葉を多く聞く機会があること
うれしく感じますが、同時に、難しくともご相談や
お叱りなどのお電話も大切であると考えます。
相手に対して、自分の考えや感じた事、状況を伝えることは
問題・課題発見の第一歩だとも感じます。


09年 7月 行財政改革調査特別委員会

2009-07-27 16:05:21 | Weblog
今日は、「議会運営委員会」と「行財政改革調査特別委員会」が
おこなわれました。

行財政の委員会では主に都市環境に関わる事項についての
調査質疑がされました。

●病院運営の改革プランについて
 四半期ごとに経営状態の確認見直しと検討を行うことを予定
 していますが、今日の資料では本年度3月~5月の
 数字が示されていました。
 5月にインフルエンザ発生により多少ずれはあるものの
 ほぼ計画通りの運営がされているようです。

●病院の建て替えについて
 10月末までに建て替えの実施計画を完成、補正予算の成立後、
 平成24年4月からリニューアルの予定。
 プロポーザル評価についての経過と公平性・透明性の確保

●病院の看護7:1確保について
 入院患者7人に対し1人の看護師を確保することにより
 効果的な診療報酬請求が可能であるが、現在の看護士数による
 受け入れ患者の限界があるので、看護師の採用を進めたい

●ゴミの有料化とパイプラインのあり方について
 近隣自治体に後れをとってはならないが、パイプラインという
 芦屋独自のゴミ収集体系があるために、引き続き慎重に検討を
 行いたい。一般廃棄物の基本計画を21年度中に作成予定。
が主に調査されました。

また、他には
●市営住宅の整備確認
●公共施設の橋梁の安全確認と長寿命化修繕計画
●霊園維持コストと管理体制
などについてもやり取りがおこなわれました。

*病院の経営状態については、9月2日に開催される
「病院調査特別委員会」で詳細に調査される予定です。

障碍者権利条約研修

2009-07-25 18:14:47 | Weblog
芦屋市障がい者団体連合会、芦屋市社会福祉協議会、
三田谷治療教育院などが主催となり条約についての講義が行われました。

「障碍者権利条約の目指す社会とは」
講師 佐藤 聡氏(メインストリーム協会事務局長・他)

2006年に国連で採決された「障碍者の権利条約」を日本の
自治体にも広めようと様々な活動をされているようです。

●障害者基本法は理念法でしかなく、具体的に何が差別で、
 何を禁止するか書かれていない
●現在の日本における障害者の定義は範囲が狭く、難病の人は
 障害者としてのサービスが受けることができません。
●医療モデルの考えが障害者のベースとなり、まわりの環境・
 社会モデルがベースとなるべき
 (例:どの駅にも階段はあるが、EVはない駅が多い)
●直接差別・間接差別・合理的配慮の欠如による差別
●条約を推進するだけでなく、障害者の差別を禁止する国内法の重要性。
などお話がありました。

現在、熊本県・愛知県で条例制定の動きがあるようで
注目されています。

*駅のバリアフリー化をもとめる為に、障害者とボランティアが
野宿を行い各駅訴える運動として「TRY]があります。
この運動は各国の障害者も賛同し、アジアを中心に広がりを見せて、
今年は8月はじめに台湾を回る予定だそうです。
この運営資金を募集するために、募金を集めておられるようです。
ご興味のあるかたは
西宮市中須佐町5-12
TRY実行委員会 オーロラ作業所内
TEL:0798-34-4955 FAX:0798-34-4604
までご連絡ください。

芦屋議員研修 FROM 尼崎港

2009-07-24 19:42:40 | Weblog
今日は5月のインフルエンザ発生により延期となって
いました、芦屋市の議員研修が午前・午後と別れて行われました。

尼崎港を出発して、大阪舞洲周辺と尼崎・西宮・芦屋の湾岸沿いを
船の上からの視察となりました。

●尼ロック
 1950年のジェーン台風の高潮により尼崎の1/3が浸水したことを
 うけて、東・南・西をより高い防波堤の設置と船の出入り口として
 「閘門(こうもん)」を設置したようですが、ネーミングが
 あまりよろしくないというので「尼ロック」と呼んでいるようです。
 このロックにより尼崎港内の海面の高さを一定に保っており、
 日本には10か所ほど設置されているようです。

●大阪環境処理センター
 大阪の埋め立て地にそびえ立つアラビック調の金色の王冠が
 芦屋からも眺めることが出来るのは環境処理センターです。
 間近でみると、赤や青の原色の派手な建物であり、芦屋の
 景観条例では許可出来ない建物だと冗談を言い合う時間も
 ありました。

●ウィンドサーフィン 甲子園浜周辺
 尼崎港の方の説明によると、甲子園浜周辺は初心者の
 ウィンドサーフィンの格好の練習場だそうです。
 阪神間は日本でも有数のよい風が吹き、多くのマリンスポーツが
 活発に行われているそうです。
 このあたりでは、ジェットスキーなどどのすみ分けが
 きちんとなされているようです。

●キャナルパーク
 「騒音問題もありますが、通過しますか?」と尋ねていただき
 ましたが、キャナルパークもとおってみました。
 この時は、モーターボートに引っ張られて水上スキーを楽しんで
 いた方が1組、10人ほどがカヌーでキャナルパークを横断
 されておりました。
 「ここでは、すみ分けはされていないのですよね」との私の
 問いに、「すみ分けを行う動きはあります。琵琶湖のジェットスキー
 などの運行規制は、琵琶湖を河川と規定している事に対し、
 キャナルパークは海と規定されている違いがあります」との
 説明がありました。

●南芦屋緑地岸壁
 以前のブログに書かせていただきましたが、緑地岸壁では
 多くの方がつりを楽しんでおられます。
 ゴミ放置の問題もありますが、安全対策として設置されている
 柵の幾つかが錆でこわれておりましたので、この対応についても
 質問を行いました。
 「県としても、問題は認識しており動いているが、予算にも
 かかわるので、多少時間が必要である」との
 返答を受けてうれしく想いました。


◇今回の視察の案内をしてくださった尼崎港の方の
「わたしたちの仕事は湾岸の管理を行うものであり、
 ヨットの違法停留やキャナルパークの非常識な遊び方をする
 人など、人間のモラルに対して、余計な税金を使用して
 対応する事に疑問を感じる」といった趣旨の言葉が印象に
 残っています。

私個人としては、日頃芦屋市を通して県の意向を知る機会ばかり
ですが、生意気な質問を行いましたが、率直な意見を聞く事が
出来た珍しい機会になったと思いました。

第72回 近畿市民派議員学習・交流会

2009-07-23 21:57:37 | Weblog
箕面の市民活動センターで行われました。

「増え続ける官製ワーキングプア・自治体の実態と課題」
~役所における就労実態と民間委託等の現状~
講師: 高橋 登議員(泉大津市議会)

「公契約条例の構造と論争点」
講師: 酒井 一議員(尼崎市議会)

「指定管理者制度を考える」
講師: 中川 幾朗氏(帝塚山大学教授)
を中心に勉強会が行われました。

財政再建のもと、正職員ではなく非正規職員・嘱託職員 により
仕事が行われている自治体が多く見られますが、
●正職員の人件費とアウトソーシングの物件費の計上方法のからくり
●市場を引っ張る(モデルとなる)立場にある自治体の就労実態
●効率性を重視した最低賃金と労働基準法のあり方
●指定管理者制度のさらなる制度の充実と市民参加
などまだまだ考えさせられる問題が多くあると感じた時間でした。

現行の労働基準法と終身雇用の破壊、また多くの働き方が
みられる実際の労働のありかたの変化のギャップと
効率性を重視した自治体運営のありかたが強く根底にあると
感じました。


芦屋市では現在「文化基本条例」の制定を目指し、
事業が進められていますが、今日の講師である、
中川 幾朗氏はこの事業に参加していただいているようです。
人との不思議なつながりを感じました。

空を見上げる人々

2009-07-22 20:07:00 | Weblog
お昼前後の時間帯、車を運転していると
信号待ちの人、建物から多くの人が外に出て、
空を見上げて、携帯電話を空に向けている人々を目にしました。

今日は、日本での46年ぶりの皆既日食でした。
お天気はあいにくの曇り空でしたが、それでも雲の合間から
太陽をなんとか見ることは出来たようです。
自然の神秘や大きさを垣間見たひと時となりました。

マウイに住んでいた時にハレヤカラという火山の頂上で朝日を
見るツアーのガイドをしていた時期があります。
ハワイというのに、防寒着を着込み、それでも寒くて
脚踏みをしながら日の出を待つのですが、
太陽が地上を照らす時の色の美しさと同時に一瞬にして
私たちの体を包み込み、それまでの寒さがうそのように
温かくなったことを思い出しました。

昔の人は、太陽に従って、「日の出とともに起きだして、
日の入りとともに寝る」という生活を送っていたようですが、
文明が発達し、電気の力でいつでも私たちは快適に生活が出来きる
ようなりました。
地球温暖化防止が謳われる今、もう一度太陽の力を受けて
私たちの地球と生活を支える試みが注目されていることにも
自然の偉大さを感じます。

また同時に山口県の集中豪雨で土砂の被害の状況をテレビで
みましたが、一瞬にして1メートル以上の土砂が家に
流れ込む・・・これも自然の力だと感じます。
お亡くなりになられた方にはご冥福をお祈り申し上げたいと
思います。


マニフェスト

2009-07-21 19:34:06 | Weblog
今日ついに衆議院が解散となりました。
新聞やテレビでの放送は解散・選挙の報道が多くを
占めていたと思います。
インタービューのやりとりでたびたび言葉が出ていた
「マニフェスト」について少し調べてみました。

この言葉はそもそもイタリア語からきているようです。
国政選挙で作成される政党のマニフェストを
「パーティ・マニフェスト」、地方自治体の首長が作成するものを
「ローカル・マニフェスト」と呼んでいます。

以前の選挙での「公約」は口約束的であり、
選挙前に耳触りのよい約束を多く行っていたようですが
財政に限りが見え始めた背景を受けて、
数値目標・期限・財源・行程表などを約束する「マニフェスト」を
使用した選挙へと変化がありました。

また、選挙後しっかりとその約束が果たせているのか?を
検証するために、口約束ではなく、「紙に残す」約束を
行うようになったようです。


よく、私たち議員にも「あなたのマニフェストは?」との
質問を受けますが、議員は予算の議案提出が出来ませんので
正確にはマニフェストはありません。
しかし、修正議案の提出・首長の政策施策に対しては
質問することが可能ですので、活動姿勢などを示した
リーフレットを使用することが多いと思います。

65歳以上方へのサービス

2009-07-20 20:54:24 | Weblog
先日、「65歳になったらどんなメリットがあるの?」と
質問をいただきました。
恥ずかしながら、即答することが出来ませんでしたので
担当者に質問し、その報告を受けましたのでご連絡いたします。

●生きがいサービス
 ・高齢者証明書の発行
   県下・市内の指定公共施設、公共的施設、興行施設を
   割引料金で利用

●生活支援サービス
 ・ホームヘルプサービス
   生活支援の必要なひとり暮らし、高齢者夫婦世帯などの
   かたに食事作り、掃除などの家事援助等
   (1週間1回1時間、1回約245円)
 ・ディサービス
   概ね自立しているが、入浴等の生活支援の必要なかたに
   入浴食事サービスや機能訓練
   (1週間1回程度、1回約791年+食費)
 ・ショートスティ
   概ね自立しているが、家族不在時で1人の生活が心配な方、
   在宅生活継続のための指導・支援の必要な方に私立養護
   老人ホーム和風園で食事提供、入浴サービス
   (原則1け月7日以内、1日あたり1750円)

●ひとり暮らし・高齢者世帯のサービス
 ・軽度生活援助
   単身世帯、高齢者のみの世帯で日常生活の援助が必要な方に
   家屋内の整理整頓、衣類整理、軽易な家具の移動、軽微な修理等
   (1回280円~600円、回数制限あり)
 ・食の自立支援
   食生活に支障をきたし援助を必要とするかたに、健康で自立
   した生活を送れるようにアセスメントを行い、必要に応じて
   は配食サービスや保険センターの栄養士による栄養指導等の提供
 ・配食サービス
   単身、高齢者世帯で家族の介護を十分に受けることができない
   ため、配食サービスが必要と認められた方に、月~土曜日に
   昼食と夕食を交互に最高週6回の配食
   (ふつう食 500円、その他 600円)
 ・日常生活用具給付
   ①心身の機能の低下に伴い防火などの配慮の必要な独り暮らし
    のかたには、電磁調理器、火災報知機、自動消火器
   ②下肢等の機能の低下の伴い歩行が困難な方で、外出の支援が
    必要な方には、1点杖、歩行者、リハビリシューズ
   ③失禁のある方には、防水シーツ
   を1割~5割の利用者負担で給付
 ・緊急通報システム
   ひとり暮らし、または昼間(夜間)1人になる方、高齢者世帯で
   どちらかが寝たきり等である場合で、心疾患、脳疾患、高血圧症、
   医師の指示のあるかたに、急病などの緊急事態に陥ったとき、
   胸につけたペンダントを押すだけで通報センターに通報され
   協力員をはじめとした地域の協力体制により援助するシステム
   (機器取り付け工事費 0~13000円、
    3年に1回電池交換 2100円)

●介護保険関係 
 ・介護予防事業
   介護予防検診を受診した結果、参加が必要とされたかたは
   「すこやか教室」、どなたでも参加できる「さわやか教室」
   において体操教室、音楽療法、口腔ケアのプログラムを提供
 ・要介護認定者
   介護保険で要介護1以上の認定を受けた方で、所定の要件
   に該当されるかたに、確定申告等の際に障害者控除を受ける
   ことができる認定者を交付

●その他
 ・敬老月間事業
   老人の日(9月15日)、敬老の日(9月17日)に
   美術博物館、谷崎潤一郎記念館へ無料優待
 ・グランドパス65
   阪急バス全線フリー定期県の購入可能(阪急バスのサービス)


質問のありました「メリット」というものとは
少し異なったサービスであると思いますが、
高齢者の方の毎日の生活を支援する事業・サービスであると
思います。