太陽光発電、倍額で買い取り

今日の朝日新聞から「エネルギー供給構造高度化法」
が１日成立した記事です。

家庭の太陽光発電で生じた余剰電力を現在の２倍の価格で
買い取ることを電力会社に義務付ける法が成立した。
太陽光発電の普及の追い風になるが、買い取る費用は
企業や家庭など電力料金に上乗せされる。

家庭に太陽光発電システムを設置すると、２００万円前後の
費用がかかる。現在の買い取り価格では余剰電力を売っても
設置費を回収するのに２０年もかかる。
経産省は買い取り価格を２倍にすることで新築に設置した場合
で１０年、既築で１５年程度に短縮できるとする。

新制度の効果に期待し、太陽光発電の導入量を2020年に
20倍とし、システム価格も３～５年に半分程度に下がると
予想している。


＊ドイツではこの価格買い取り制度が早くに施行され
　現在世界１位の太陽光システムの普及率となっています。

「エネルギー供給構造高度化法」では、電気・石油・ガスの
エネルギー供給事業者に非化石エネルギー源の利用拡大、
原油や天然ガスの有効利用を義務づけることが基本方針して
策定されているようです。
事業者の取り組みが著しく不十分な場合には、政府から
勧告・命令を行われ、最大１００万円の罰金が科せられる。
電気事業者は非化石電源の利用を２０２０年までに５０％以上と
するとこのことが一例としてあげられているようです。