まいまいニュース

芦屋市市議会議員 いとう まい のブログ

公共の場での全面喫煙禁止

2012-01-29 22:02:50 | Weblog
今日の朝日新聞に「病院の全面禁煙 徹底」
という見出しの記事が掲載されていました。

「子どもの患者や呼吸器疾患や生活習慣病などの大人が通う
病院・診療所について、厚生労働省は、屋内を全面禁煙にしていない場合は
診療報酬を減額する方針を固めた」
というものです。

しばらく前から、タバコを吸う事に対しての健康被害や
たばこを吸う方が吐き出す副流煙が他の人への健康被害を与える、
といった観点から、多くの場所で喫煙が出来ないようになっています。

芦屋市においては、市内全域で「歩きたばこの禁止」や各駅周辺では
「喫煙場所を設置する代わりに喫煙禁止」、役所においても一定の場所以外では
喫煙を禁止して「分煙」に努めているところです。

これは、タバコを吸う方の権利も重視しての施策でありますが、
吸う場所を特定する事による弊害もあります。

例えば、阪神打出駅です。
時より、駅で市政報告書を配布させていただいているのですが、
打出駅は南は商店街を抜けたところ、北は成尾御影線からすぐのところに
駅があり、コンパクトな立地の割に多くの人々が通勤通学にご利用されています。
現在喫煙場所は北側に一か所設置していますが、
多い時には10人以上の方が喫煙場所でタバコを吸われます。
この方々は、決められた場所でタバコを吸っておられるのですが
この臭いと煙は駅のフラットフォームに流れてしまいます。

芦屋市としても、どこかより快適な場所がないかと
探しているようですが、なかなか見つからず、解決策が見当たらない状況です。
設置している灰皿には、他の方へのご配慮をお願いする張り紙を
はっておりますが、ほとんど効果がないようです。
また、喫煙場所でたばこを吸われない方もおり、先日「喫煙場所でお願いします」
をお声をかけたら、逆にどなられてしまう始末でした。

例えば、駅に着いたときに、タバコを吸っている人が既に多い場合は
控えるとか・・・
周りの状況を考えていただけると、もっとタバコを吸われる方、
吸われない方が快適に生活できるようにも感じます。

私は、しばしば密封された喫煙部屋を作り、ここに出入りする為には
1回10円課金してどうか?など職員さんたちとも
話をしておりますが、実現は難しいようです。

出来るだけ「タバコを吸われる方の権利を保持したい」という思いと
日本人はもともと周りの人達と協調できる文化もあり、
日本人の心遣いを考えますと、規則で縛ってしまうのではなく
臨機応返にならないかとも考えまが、
現在の打出駅などの状況を観察すると「全面禁止もやむなし」という思いです。


話を新聞記事にもどしますが、以前に病院の敷地内での禁煙のために
病院の前で多くの方がタバコを吸われ、通行人や外来の方にとって
迷惑である。という記事を呼んだ記憶があります。

私が子どもの頃は、若い方には信じられないでしょうが、
JR(国鉄)の電車の中でタバコが吸えた時代です!
タバコは趣向品であり、人によっては、タバコを吸う事によってストレスを
軽減している方のいらっしゃいます。

しかしながら、今後も公共の場での禁煙は拡大していくべきであると感じました。

いざ! 船出!!

2012-01-27 21:42:09 | Weblog
今日は、あしやNPOセンターが主催する
「NPOと行政のラウンドテーブル」にお邪魔してきました。

NPOセンターは、地域の課題解決または発展を目的として市内で
活動する個人および市民活動団体の協働の拠点として設置されており、
市民、行政、企業など様々な主体の協働により、
「芦屋コミュニティ」づくりに関する事業を行い、
「まちを愉しむ・支える・彩る」輪を広げていくことを目的としています。

今日は全体会議の後に「子育て」「まちづくり」の分科会に分かれて
協働をテーマに話し合いが行われました。

話し合い(ランドテーブル)に着席する方と、傍聴する方と
参加方法はそれぞれでしたが、会場がいっぱいになるほどの参加がありました。

●子育て
・行政に親から見た子どもの安全を確保した居場所づくりを求めるよりも
 それぞれの地域・住宅に応じて、柔軟に子どもにとって魅力的な
 居場所づくりの重要性
・保護者以外にも、ご近所のおじちゃん・おばちゃんも参加した子育ての重要性
・公園の再利用
・子育てをする「親」のサポートづくり
・仲間・時間・空間・自然が子どもを育てる

●まちづくり
・各団体のニーズや特徴をつなぎ合わせる事によるまちづくり
・今ある資源で工夫・活用する事により実現性を高める生活環境
・困ったときに「助け」を発信する為に出来る事
・「福祉でまちづくり」ですべての人が芦屋で生活できる工夫の重要性
・自治会が地域コーディネイターとなる

などのお話がありました。
どちらのテーマにも共通して言われたのが
来年度から本格的に取り組む予定としている「地域コーディネイター」の
育成でありました。
これに向けて現在は、自治会の問題点や課題などを調査中です。

今日はNPOと行政間での話合いでしたが、テーブルに参加した
職員さんに感想をお聞きしたところ、「個人的な問題課題でなく
NPOや市民の方のご意見を多く伺う機会であったので、大変に有意義であった」
という趣旨の言葉がありました。


今日の話し合いの内容は、古くて新しい問題も多くあり
10年前と同じままで進展があまり見られない事に焦りを感じる
というご意見もありました。
しかしながら、ラウンドテーブル後に行われた新年会では
今日のテーブルの配置は「円=ラウンド」ではなく「船」の形を作りました。
これは、「今日を機に市民と行政の協働が大きな海に船でする」という
想いがあり、ここに辿りづく為の一歩に時間がかかったが
今後の進展を願う気持ちが船の形に込められていたそうです。

また、ある方からは、NPOと行政との繋がりも大切であるが
NPOと議会との連携がより重要であると思いというご意見も頂きました。
いとうまい自身も、この意見には誠に同じであり、議会が市民の代表という立場で
ある為にも、より意見交換や繋がりを大事にしたいと思っています。

平成23年度 芦屋市学校保健大会

2012-01-26 22:35:07 | Weblog
今日は、学校保健大会へお邪魔をしてい参りました。
この大会は「子どもたちの健やかな成長を願い、学校園と保護者と
学校園医・学校園歯科医・学校園薬剤師の連携を密にして、
学校保健活動の充実と発展につとめるため」に行われています。

講演では
「子どもの自己存在感を育もう ~大人たちのかかわり方について~」
講師: 上田 孝俊氏(武庫川女子大学教育研究所 准教授)
が行われました。

子どもが転んだり、頭にこぶをこしらえたり、鼻血を出したり
指を切ったりしても、大人があわてて子どものそばに駆け寄るような
ことはしないで、しばらくの間は、落ち着いて体を動かさない。
災難は起こってしまったのだから、子どもはその必然に耐えなければならない。
実のところ、けがをした場合、苦しみを与えるのは、その「傷」ではなく
「恐れ」だそうです。

子どもが成長する為には、自分で困難を克服できるように
その環境を整え、「みまもる」事が大切であるとのお話でした。

子どもは私達の宝であることは明らかですが、それぞれの大人が
自分の役割で子どもをみまもる「LOOK AFTER」の重要性を考えました。


今日はこの大会で大変に嬉しい事がありました。
私は時々駅にたって「議会報告書」を配らせていただいているのですが、
その時にお知り合いになった方がいます。
お知り合いになったAさんには、その後プライベートの勉強会でも
お世話になっているのですが、そのAさんの奥さまに初めてお会いしました。
ご夫婦の会話で私の事を話して下さり、
奥さまからお声をかけて頂けたことを、とても嬉しく感じました。
まさに「一期一会」と、この出会いからの広がりに感謝したいと思います。



芦屋市の防災を考えよう

2012-01-23 23:12:17 | Weblog
昨日は芦屋市立美術博物館主催、A-Iプロジェクト協力による
「芦屋市の防災を考えよう」の防災・減災セミナーにお邪魔してきました。

講師:西岡 喜久男氏 (日本災害復興学会員・防災士)

海と山を持つ芦屋市では、海の地域での津波災害と
山の地域での土石流・土砂災害と地域によって様々な災害に備える事が必要である
という基本を踏まえながら、特に3・11を教訓とした津波についての
防災・減災についての説明が行われました。

災害については、
・防災・減災とは想定外を想定し、街づくりを行う他に日々の訓練が必要であること。
・自助・共助・公助の順序で命を守る大切さなどの説明もありました。

これらの教えの他にも、個人的には、普段より災害に備えた一定のマニュアル作成が
大切であるものの、災害の状況に合わせて柔軟に対応する事が大切であると
感じました。


シャケナベイビーズ 新メンバー??

2012-01-21 21:28:10 | Weblog
今日は土曜日ですので、ゆるいお話です。

しばしば私の住んでいるマンションのコミュニケーションの強さに
ついてお話していると思いますが、今夜もマンションで
「ニューイヤーズコンサート」が行われました。

今年のコンサートのメインはお琴でした。
マンションにお住まいの方のご友人がわざわざ奈良からお越しいただき
琴の代表策である「春の海」から、自作の「未来2」の演奏、
フルートやリコーダーとの共演によるビーチボーイズの演奏など
楽しませていただきました。

お琴の楽譜は五線譜でなく、一、二といった漢数字で表されており
その数字の弦をおさえて、音を出す事が第一歩であり
比較的に他の楽器よりも間口が広いですよ。というお言葉がありました。

年齢を重ねる中で、日本文化の素晴らしさを感じる中
着物でお琴を奏でる雅を暫し想像し、楽しませていただきました。

2部では、マンションの住民さんで結成されている
バンド「シャケナベイビーズ」の演奏です。
マンションの集まりでは勿論ですが、岩園小学校で夏祭りなどでも演奏している
バンドです。
基本的には50歳~60歳の3人のメンバーで構成されていますが、
昨年度より、40歳代のパーカッションの新メンバーが時々参加されています。

今夜は新メンバーの彼に担ぎ出されて、小さなタンバリンをもって
1曲ご一緒させていただきました。
私以外にも、30歳代の男性も・・・でシェケナベイビーの
新メンバー予備群の誕生?といったところです。


楽しい時は勿論、つらい時しんどい時、音楽に助けられる事も
度々あるように思います。
音楽に合わせてみんなで「マルマルモリモリ」や「上を向いて」など
歌ったことも楽しかったです。
芦屋市ひろしといえども、マンションにバンドを所有しているところは
少ないのではないでしょうか?

突然ではありましたが、素人をお仲間に加えていただきまし事
感謝感謝です。

芦屋市議会だよりも改革中

2012-01-18 19:18:59 | Weblog
今任期になってから、議会改革特別委員会を立ち上げて
より議会の権能を高めると同時に、市民の方に開かれた議会を目指し、
議会改革に取り組んでいるところですが、
「議会だより」についても、3月議会報告が第80号となることもあり
多くの方々に読んでいただけるよう、リニューアルを検討中です。

議会だよりは、毎議会終了ごとに新聞の折り込みを利用してを発行しています。
私が議員になってから、光沢のある紙から少し薄い紙に変更し
予算の削減をしたことがあったと記憶をしていますが、
今回のリニューアルは、「出来るだけ予算をかけず」を心がけながらも
市民の方に手にとってもらう。議会活動に興味を持ってもらう。
事も大きな要因であると思っています。

どんなものなるのかは、もう少し話し合いを行う必要がありますが
「いつも楽しみに待っています」というお言葉をいただけるように
なれば・・・と思っています。

因みに、12月議会の様子をお知らせする「議会だより」は
今月の30日(月曜日)に新聞折り込みされる予定となっています。



17年目の1・17

2012-01-17 20:21:13 | Weblog
昨年の3・11東日本大震災もあり、今年はいつも以上に厳粛な1・17で
あったと思います。

議長の変わりに震災行事のいくつかに参加させていただきました。
「震災や教訓を風化させない」ことが防災の第一歩であるとされ、
精道小学校での慰霊際でも、小学6年生の児童が
震災を語りづく決意を表明しくくださいました。
震災を実体験された方の多くははすでに成人をされており
あの時から、一歩一歩手不安を抱えながら探りで歩いたけれども、
振り返れば時間の早さにも驚きましした。

昔、「戦争をしらない世代」をテーマにした曲が流行ったことがあります。
今は、「震災をしらない世代」の方が、職員、住民さんたちの中で
増えてきているように思います。
私の母は昭和9年生まれでありますので、私が幼いころから戦中戦後の
厳しく悲しい話をよく聴かせてくれました。
私自身は幾度戦争の悲惨な話を聞き、どれほど戦争が無残で不利益なもので
あるのか、については想像することが出来ますが、その時そのものの
音やにおい、空気などは理解することが出来ません。
しかしながら、「語り継ぐ」ことの大切さも実感しています。

話を1・17に戻しますと、あの日、それぞれの方が必死に生きていたのだと
思います。当時の話をすると、全員の方が、「あの日はこうした・・・
あれから1週間はこうだった・・・」と鮮明なお話をなさいます。
あの時の限られた状況の中から必死に「自分も他人も生きる」ことに
執着した時間であったように思います。

3・11で被災された方々の状況も私達と異なり、
どこまでその悲しみや苦しみを共有できるのかわかりませんが、
それでも、地震による震災という観点からは、
一定の苦しみを分かりあえるのではないかと思います。


今日、神戸においても東北においても多くの方が
亡くなられた方々に対して手を合わすことが出来たことがなによりであったと
思います。1・17の経験者は「今、東北の方にがんばって!とは
言えませんが、神戸の復興のように未来に希望を持ってほしいと伝えたい」
という言葉が印象的でした。
ずーっと頑張り続けることは大変です。
時に休み、時に遊びながらも、未来に希望をもってしっかりと進んでいきたいと思いました。

芦屋市都市計画審議会

2012-01-16 22:48:27 | Weblog
今日は都市計画審議会が行われました。

審議会とは、その分野の有識者・応募により選任された市民・任命された議員たちで
議会の議案にあがる前の案件を市長から諮問を受けて審議するものです。

今日は、①芦屋市の芦屋川南特別景観地区の変更、
    ②芦屋市の景観地区の変更
    ③芦屋市の都市計画マスタープランの変更
についての決定と
・芦屋浜(南芦屋)地区の地区計画の変更についての説明が行われました。

マスタープラン変更については、
5年前のプランを現在の実情に合わせたマイナー変更であるようでした。
しかしながら、近年に課題とされる震災・津波、少子化、自転車運行などの
細かな点については時間的制約もあり、盛り込む事が出来なった点において
付帯を行うという方向性で落ち着きました。

単に都市計画マスタープランというと、道路やインフラなどハード面のプランと
思ってしまいがちですが、そこに住む人々の生活様式の変化に
柔軟に対応することが必要であると感じました。
また、まちづくりこそ、短期的に計画するのではなく、
100年の計として考える必要があるのだと思いました。

なんといっても、芦屋市は豊かな住環境が大きな柱ですので
小さな街の特性を生かした、迅速で柔軟な対応と
良好な住環境の芦屋ブランドとの面からマスタープランを見つめて
参りたいと感じました。

芦屋市の底力・・・商工会

2012-01-13 23:20:48 | Weblog
今日は芦屋市の商工会の新年会に出席させていただきました。
はじめて出席させていただいたのですが、予想以上に多くの方のご参加で
楽しく賑やかな会であったと思います。

「今年こそは!」と、景気が良くなる事を願う声を多く耳に致しました。
芦屋市の商工会は、家族で商いを行っている小さな規模の会員さんも
おおくおられるようですが、この商工会こそ芦屋のまちで
私達の生活を陰ひなたになり支えて下さっている存在であると思います。

今日のご挨拶の言葉にもありましたが、日本に名高い「芦屋ブランド」の
まさに底力となって下さっていると思います。

今年こそは、みなが笑顔で生活できるに商工会のご協力を得ながら
芦屋が飛躍する年になればと思います。

今日の余談としては、会の中で行われたビンゴゲームで
「みごと!シリコン製の鍋つかみ」を頂戴いたしました。
オレンジ色の大変にかわいいものでした。
実は、昨年春の選挙以来あまりお料理をしなくなった私です。
それまでは、見栄えの良いものは作れませんが、
お料理がちょっとした気分転換に感じていたのですが、
今では、とりあえず・・・のお料理を続けておりました。
オレンジ色の鍋つかみは、食材からおいしいものを作りだす
お料理をもっと楽しみなさい、というお教えかもしれません。

ミッション

2012-01-11 19:38:17 | Weblog
今日は朝から、行財政調査特別委員会、議会改革特別委員会、議会報編集員会
など委員会続きの1日でした。

行財政調査特別委員会では、職員の人事評価について。
議会改革特別委員会では、行政の報告に対し質疑の実施や本会議における
答弁書の配布などについて。
議会報を新しくするために紙面作りについて。

どれも、議会の権能を高めるためには大切な審議であったと思います。
時代の流れと同時に住民さんの求めるものも多様化し、
それに伴い議会運営も複雑になってきているように感じます。

昨年出席しましたある勉強会では「何のために行うのか?=ミッション」を
明確にすることが必要であるというお話がありました。

議会は芦屋市民9万4000人ほどの代表である議員が市民の福祉と幸せの
向上の為に発言・審議する場であると考えます。
時に私はこのミッションを忘れて、改革を行う事や自分を守る為あるいは、
自分が活動しやすくを目的としてしまうことがありますが、
シンプルにミッションに基づくことの大切さを忘れてはならないと思います。 
行財政も、議会改革も市民生活の向上の為にと考えると
細かい枝葉をそぎ落とし、大きな柱が見えてくるように思いました。

また、議会改革においては、議会基本条例の制定や改革にスポットが
あたりがちですが、これまでの先輩議員が築かれた議会運営の妥当性も
感じた一日でした。
古き良きものを守りながらも、現状に見当た議会の在り方、
難しい事もありますが、議員活動を行う上で有意義な委員会であると感じています。