まいまいニュース

芦屋市市議会議員 いとう まい のブログ

福祉センター平面図(案)

2008-04-30 22:49:22 | Weblog
今日は福祉センターの平面図についての説明が
民生委員会で行われました。

この平面図は今年2月頃より、木口財団と協議を重ね
作成されたもので、5月中旬に基本設計、
その後、実施設計、10月に詳細を決定し
来年1・2月に着工予定、翌年3月にスタートという説明を
受けました。
すでに、関係団体には平面図の説明が終っているとこの事です。

説明後の委員会による質疑では、
●芦屋市のまちづくりを考慮した設計になっているか
 東側道路より奥まった場所での建物建設について
●ハコモノ優先について
 福祉に必要な事業内容に沿った設計になっていない
●誰もが利用できる設計になっているか
 2階に子育て支援センター設置でよいのか
●あしや温泉との関係
 現在案では完全に分離されているが、妥当であるか
などが話し合われました。

5月中旬の基本設計決定後は計画の変更が難しいと
当局側の説明もあり、中身の濃い質問が多くなされたと感じました。

財政難の中で土地を売却し、福祉センター事業をはじめる
あたって、利用者が本当に必要な使用しやすい施設を創る
作業は大変であると感じました。
一度創ってしまえば、なかなか修正もできない事を考えれば
慎重にならざる得ないとも思います。

今日は議会より、木口財団へいくつか修正案を御願いしましたが、
市当局は当初の話し合いにはこれらの要望を財団へ伝えていなかったので
これからの大きな変更は難しいという答弁もありましたが、
芦屋のために!と名乗りをあげてくださった財団の
柔軟な対応を期待したいと考えます。

この他に、兵庫県で勧められている
公立高等学校の選抜制度についての説明も行われました。
長期的には、第1学区と代2学区の合併も視野にいれた
ものだと思われますが、
対象は現在中学2年生からの生徒が対象となる複数志願制です。
第1志望校には加算点が加えられるもので、可能なかぎり、
公立高校へ進学できるチャンスを得る制度であると同時に
進学指導により高校進学に大きな差が生じるものです。
詳しくは

県立高等学校長期構想検討委員会報告
http://www.hyogo-c.ed.jp/-koko-bo/bosyuudokuti/naiyou/kaikaku/tyoukikousou/tyoukikousoutop.html

県立高等学校教育改革 第二次実施計画
http://www.hyogo-c.ed.jp/-koko-bo/koukokyouikukaikaku.html




後期高齢者医療制度(4)

2008-04-28 21:33:42 | Weblog
先日より始まった「市民と市長トーク」でも
この医療制度についての多くの不安や質問が寄せられています。

質問の中で一番多かった「医療制限があるのではないか?」の
問いにお答えしたいと思います。

医療制度のお知らせの中には、「主治医制度」が行われるように
言われていますが、厳密に言えば
この主治医制度(包括医療制度)は、医師と患者が同意した
場合のみ適応されるもののようです。
また、この主治医制度は慢性的な治療のみが対象で、
その治療については6000円です。
(1割負担の方の場合は、自己負担が月600円となります)

この制度自体が強制ではないので、登録をしなければ
これまでどおりの医療が受けられると思っていただいて
大丈夫です。

制度が始まって約1ケ月。
本当に多くの不安と不説明が明るみにでた制度に
なってしまったと感じます。
国が決定した制度を見切り発射で開始し、
その後始末をしているのは地方自治体であり、
1地方議員としては、かなり無責任な
制度開始に怒りを感じてもいます。


コバノミツバツツジ

2008-04-26 16:59:15 | Weblog
コバノミツバツツジは芦屋市の市花です。

市民と市長トークで配布している資料の表紙に写真が
出ている為が、花の名所を作っては?というご意見が
今年は何度か聞かれました。

本日奥池集会所へ行った際、
たくさんこのツツジを目にしましたので
少しだけですが、お花のおすそ分けです。

コバノミツバツツジは高さ数メートルの落葉の低木。
長野県以西のアカマツ林など、明るい2次林に生育します。
早春、新葉の展開に先立って紫から淡紫の花を咲かせます。
名前の由来は「小葉の三つ葉つつじ」の意味だそうです。


財政健全化法と公立病院改革ガイドラインのセミナー

2008-04-24 19:10:35 | Weblog
宝塚市議の伊福氏から、セミナーの案内をいただき
参加してきました。

「財政健全化法・これからの公会計」
講師:日本公認会計士協会 公会計研究員 鈴木 尚道氏


「公立病院改革プランの策定と財政支援措置の研究」
講師: 総務省公立病院改革懇談会 座長 長 隆氏

芦屋市の病院も大きな累積赤字を長年かかえ、来年度を目処に
独立行政法人化へ移行する方針を出しています。
市民に24時間365日安心して医療を提供できる体制が
法人へ移行後可能なのかどうか?
を見極める為、機会があれば調査をおこなっているつもりです。

国も公立病院の独立行政化移行を推進する動きもあり、
財政健全化法には、この推進の仕掛けがあるようです。
例えば、実質構成比率や連結実質赤字比率など
地方の健全段階、財政早期健全化団体、財政の再生団体を決定する
指数は、現在の病院特別会計から法人会計へ移すことにより
将来負担比率指数のみに影響がでるだけで、
病院の赤字を抱える自治体にはありがたい仕組みとなるようです。

また、昨年12月に総務省から全自治体病院に対し通知された
「公立病院改革ガイドライン」は、
具体的な数値目標を設定させた上での営業効率化や地域における
医療施設再編、効率的な経営形態への移行を求めるものでした。
資料に「公立病院改革ガイドラインQ&A」というものがあり
これは、面白いですので機会を作って詳しくお伝えできれば・・・・
と考えております。


余談となりますが、セミナー会場は大阪の本町、
せっかくだからという理由で南の「くいだおれ」でお昼を食べてきました。
お店の前はニュースで見たとおり、多くの人が
くいだおれ太郎との最後の写真を撮る人で人だかりでした。


どうする?大返済時代

2008-04-21 23:09:40 | Weblog
NHKスペシャルで
「どうする?大返済時代町の借金漬けが表面化
増税・補助金カットが生活を圧迫」という番組を見ました。

特に今日から芦屋市ではじまった
市民と市長トークの後でしたので、肩にズッシリとした
感覚が残りました。
トークの詳しい事は、後日まとめてご報告したいと思いますが
翠ケ丘集会所で行われた今日は、山手幹線開通に関与する
町の環境整備、芦屋病院の独立行政法人化に話が集まり、
他に、野外活動センターや教育の意見がありました。

さて、番組に話はもどりますが、
国が50%の補助金を支給するのでと、不要な下水道工事により
財政難に陥った町や、障害や病人に対する補助金の打ち切りの
はなし、補助金確保のために、同じ家に住みながら世帯分離した例や
より補助金が多い街へ住み慣れた場所を引越した家族等。

これまでの、根拠のない明るいだけ予測により行政が行ってきた街づくりに
対し、結局その付けを住民が支払うことになる現実・・・
私をはじめ、市長や行政はきびしいチェックを受けるべきだと
感じ、気が引き締まる想いがしました。

街づくりは、一瞬にして行われません。
常に10年後30年後を見据えてしっかり舵取りが行われる
べきであり、その役目を担う議員や市長を選ぶのは市民の
役目であると考えます。




宮川の護床工事説明会

2008-04-19 23:23:46 | Weblog
以前にお知らせをしておりました宮川の護床工事の
説明会へ行って来ました。

この工事に先立ち、平成18年6月よりワークショップも
行われ、「こんな宮川にしよう!」と
宮川の環境整備の方針決定が進められいました。
●安全な川にしよう
●多自然な川にしよう
●親しめる川にしよう
●まちになじむ川にしよう
●キレイな川ににしよう
が柱となっています。

ワークショップの詳細はこちらでご確認ください
http://www.city.ashiya.hyogo.jp/news/miyagawa2.html

工事説明会では
先の工事で、支障が出た川底に設置したブロックが底の砂が
流れた事によってバラバラになったブロックの撤去と
新たに自然石(山手幹線道路の芦屋川トンネル工事によって
掘り出されたもの)を使用し、川底を敷き詰める等の説明がありました。

また、河底に変化をつけて生物に配慮する計画も説明されましたが、
すでに、以前の工事により亀や鯉の生息地が限定されてしまった
事などが市民の方からの報告があった他、工事の丁寧さ、
市民の宮川に対する想いと異なった工事が行われているとの
意見もありました。

残念ながら、工事は週明けから開始されますので
その都度、工事内容&計画を住民の方にに自治会長を通しての
工事となるようですが、少しでも住民の意見が反映される工事と
なるよう、県に対しても意見を述べていきたいと感じました。

工事名称:(ニ)宮川 護床工事
施行期間: 平成20年4月下旬~5月中旬
工事内容: 護床工事・・・既設護岸の根入れ深さを確保するため
             河床に自然石を設置

工事担当: 兵庫県阪神南県民局 県土整備部 
      尼崎港管理事務所 港湾整備課 担当:古川氏
      TEL 06-6412-1361
施行会社: 株式会社 北斗建設 現場代理人 大坪氏





南芦屋浜バス停、信号機設置

2008-04-19 00:16:34 | Weblog
昨年の市長と市民トークや街づくり懇談会で
強い要望があった南芦屋浜バス停付近に信号機設置について
ついに、設置されることが兵庫県によって決定されました!

信号機設置などは、市の管轄でなく市民の皆様の声を県にあげるしかない
という、歯がゆい立場の芦屋市ですが、
陽光町の市営住宅と県営住宅の間付近に信号設置が決定し
市としてもホット一息だと思います。

南芦屋浜では住宅の増加に対し、信号や横断歩道などの施設設備の
遅れが、住民の方の不安要素でした。
これで、安心・安全のまちづくりに一歩近づいたのでは?と
うれしく思います。

尚、皆様の声を市政に届ける1つの大きな機会である
「市民と市長トーク」が4月21日、翠ケ丘集会所を皮切りに
始まります。
日常の生活で疑問に思っている事、改善を求めている事を
市長に直接訴えることの出来るチャンスです。
是非ご参加ください!

4月21日 翠ケ丘集会所 19:30~21:00
4月22日 浜風集会所  19:30~21:00
4月24日 大原集会所  19:30~21:00
4月25日 春日集会所  19:30~21:00
4月26日 奥池集会所  14:00~15:30
他、5月16日まで各集会所にて

尚2、昨年私は市民と市長トークに時間の許す限り参加致しました。
市民の方の声を聞く絶好のチャンスと考えたからですが、
この時のメモ?まとめ?をHPの「その他、資料」に
貼り付けました。もともと私用に作成したものですので
読みづらいとは思いますが、昨年の市民の声がどの程度市政へ
反映されたか?などの参考になると考えますので
一度、覗いてみてください。

市民が提案するもうひとつの環境サミット 経過報告

2008-04-17 15:42:16 | Weblog
昨日は、市民環境サミットの実行委員会でした。

これは、G8環境サミットが神戸で行われるのを機に
国の枠にとらわれない市民の視線で地球環境を考えようという
「手作り環境サミット」の実行委員会です。

今年に入りプレイベントを5回行い、第6回目も予定しております。

4月21日(月)
18:30~   神戸(六甲)学生青年センター(阪急六甲徒歩3分)
「もんじゅ再開反対」と「もんじゅ、明かされた事実」ビデオ
講師:ストップ・ザ・もんじゅのスタッフ

95年にナトリウム漏れ事故を起こし運転停止を行っていた
高速増殖炉「もんじゅ」は今年10月に運転を再開予定です。
世界が開発を断念するなか、猛毒のプルトニウムを燃料に使用する
高速増殖炉の再開意義について考えます。

また、本番の市民環境サミットは
5月24日(土)
13:00~ (兵庫県私学会館・元町駅3分)
分科会 1.地球温暖化、エネルギー、原子力
    2.農林漁業、食
    3.環境汚染、埋め立て、ダム
    4.廃棄物、土壌汚染、自然災害
    5.法律、政治、運動
17:30~
  パレード

5月25日(日)
10:00~17:00 (兵庫県学校厚生会館、私学会館西隣)
講演: 早川光俊氏(CASA事務理事)  
    山浦康明氏(日本消費者連盟)
    山口幸夫氏(原子力資料情報室) ほか
  パネルディスカッション有 (川田龍平氏、参議院議員 他)

いろいろな意見を持った人が集まり、市民環境サミットを予定しています。
私は、年頭に「環境問題」に取り組む事を目標とし、
受身の勉強だけでなく、自分から何かアクションを起こしたいと
今回の実行委員会に参加しています。

詳しくは、HPをご覧ください。
市民環境サミット
http://www.geocities.jp/CES_kobe/index.html



     

宮川治水工事説明会の訂正

2008-04-16 22:24:31 | Weblog
先日お知らせしました「宮川」の工事のついての
説明会の開始時刻に訂正がありますので
お知らせいたします。
1時半よりの開始としておりましたが、正式には1時からとなります。
申し訳ございませんでした。

宮川工事説明会

4月19日(土)
1時~2時
西蔵集会所 TEL 32-0764
内容: 工事の概要と工事方法の説明

工事説明会に関するお問い合わせ
兵庫県阪神南県民局
県土整備部 尼崎港管理事務所
港湾整備課 担当:池田氏・植野氏
TEL 06-6412-1361


財政的制約の中で参加と協働の仕組みを考える

2008-04-14 21:28:43 | Weblog
近畿市民派議員交流・学習にて

「財政的制約の中で参加と協働の新しい仕組みを考える」
講師: 澤井 勝氏(奈良女子大教授)

「とよなか男女共同参画推進センター館長雇い止めについて」
講師: 三井マリ子氏 (元すてっぷ:とよなか男女共同参画推進
            センター初代館長)

協働については、財政難に端を発し行政が市民に参画と協働を促す
行政方針に議論がはじまり、市民力をいかに向上させるのか、
また、自治体基本条例策定などは条例制定は理念条例であり
制定にいたるまでの市民参加の工程が重要である。などの
話合いが、講師の講演の後グループに分かれて行われました。

私と同じグループの箕面市では、小学校区域でランドテーブルをつくり
勉強会や自主防犯組織などの活用が見られました。
また、河南町(大阪の南部で農村地では、すでに地域ではコミュニティが
作られ、うまく活用されていたのに、行政がコミュニティの再構築を
はかり、コミュニティの破壊が起こっている。
といった話もされ、市民が自発的に地域活動を行うのと
行政から義務として仕事が回ってくることのモチベーションの差が
明るみになりました。

すてっぷ(とよなか男女共同参画推進センター)については
私は以前から、三井マリ子さんを支持する立場で応援をしています。
事柄を簡単に説明すると非常勤勤務としてステップの館長をしていた
三井さんはある時突然に解雇を言い渡されました。
その背後には、男女共同参画推進に対する反対運動(バックラッシュ)に
ともなう特定の市議会議員の動きや、仕事の評価を得ていた非常勤の
突然の雇用止めの問題があります。

2つとも人の感じ方や考え方が大切であり、1日にして変わるものでは
ないと考えますが、「何もしなければ変化はない」と言う姿勢で
行動しています。

少し、余談になりますが、私は人の考え方は毎日の
日常生活の刷り込みでも形成されると考えます。
3月までNHKで放送されたいた「ちりとてちん」というドラマ
若い女性が自分の人生を探し、落語に出会い、落語家になります。
その中で同じ落語家と結婚をし・・・というストーリでした。
涙アリ笑いアリで私は毎日楽しみにしていたのですが、
最終回にがっくり!
自分の妊娠を知った彼女は、落語家を目指した女性は結婚した
落語家と弟子のおかみさんになる!
といって自分は落語家をやめてしまいました。
おかみさんという仕事は難しく大変な仕事であると想像できますが、
今の時代に、お母さんと落語家とおかみさんになる!
と何故ならなかったのか?と
かなり、私にとっては後味が悪いドラマになりました。

こういったドラマが毎日普通に放送され、私たちもそれを消化していく
現在、ちょっと敏感過ぎるほど気を付けなければ、
先輩女性が築いてくれた今の女性の地位を保ち、また
向上させるのは難しいのだと考えます。