まいまいニュース

芦屋市市議会議員 いとう まい のブログ

エコ・フェア宣言 in 関西

2011-05-29 18:11:26 | Weblog
昨日はお天気を気にしながら大阪まで出かけて行きました。

現在3月11日の震災により、原発の安全性や、エネルギー供給に関して
様々な多くの声があがっています。
今月中旬には電力会社に深いご関係をお持ちの方々と
エネルギーの安定供給と経済発展についてのお話をする機会もあり、
私自身は、直ちに原発を停止することには疑問をもつものですが、
多くの情報を集め、短期・中期・長期に対する日本のエネルギーについて
勉強して参りたいと思います。

「原発を止め、エネルギー自給できる自治体の作り方」
講師:飯田 哲也氏(環境エネルギー政策研修所(ISEP)所長

・今回の計画停電を経て、地区割りによる停電でなく、供給の重要性による区分
(例えば、信号・病院・電車に対する供給と、個人宅への供給区分)
・現在稼働中の原子炉安全基準の早急な見直しと対応
・原子炉を廃止する為の政治的なミッションとそれを可能にする政策・
 しっかりとした行程表の作成
・エネルギーサービスに着目し、電気のロスを削減するために技術促進と
 社会モデルの構築
など多くの提言がなさられたと思います。


また、会ではワークショップ形式で
・脱原発のために必要な事
・自然(再生可能)エネルギー普及のために必要な事
などを話し合い発表を行いました。
このワークショップでは、近隣地域の方と国レベルで行う事から
身近な生活の中で取り組める事など多くの提案がなされました。

各グループの意見としては、
・自然エネルギーへとシフトと行うためにはしっかりとした予算が必要であること
・企業や国民に対して、インセンティブを与える事
・各エネルギーに関してのメリットデメリットを含めた情報提示の推進
・電力供給体制(発電・送電の分離も含む)の見直し
・地域や自然に沿った生活の見直し
などがあがりました。


日本はこれまでも大きな危機をチャンスに変えて発展した歴史があります。
よく言われているのが、日本の開国と第2次世界大戦での敗戦です。
東日本大震災も近代日本における大きな危機でありますが、
神奈川県知事やソフトバンクの孫社長の太陽光のエネルギーシフトPTなどは、
「ピンチをチャンスに変える」未来に明るい光をもたらす動きで
あってほしいとも感じます。





第79回 近畿市民派議員交流・学習会

2011-05-26 18:55:28 | Weblog
今日は学習会の為、大東市まで出かけて参りました。
多くの自治体で選挙後のはじめての学習会でしたので
数人の新人議員さんの姿も見受けられました。
私には久しぶりに他の自治体の状況を耳にする機会となり
2期目に向けて、意欲が高まる思いでした。

「新聞記者から見える地方議員」
 講師: 日野 行介氏(朝日新聞記者)

「地方自治法抜本改正についての考え方」
 講師:井上 善雄氏(弁護士)

「市民派って、なに? 首長との関係?」
 講師:白井 文氏(前尼崎市長)
 報告:塩見 牧子氏(生駒市議会議員)・寺本 さなえ氏(宝塚市議会議員)


改選直後の学習会では「市民の代表としての議員のあるべき姿」が
あらためて議論されたと思います。

・市民の声を無条件に受け入れるのではなく、最終的に市民の暮らしが
 よくなる選択が必要
・対市長についての賛否でなく、議案ごとの是々非々を貫く姿勢
・国や県での案件であっても、市民生活に関わるものには注目し
 自分の立ち位置を明確にする
・自治体の課題の優先順位を見極め、行政との共存型の提案が必要
・議会開催時だけでなく、市民や行政との日頃の情報交換や会話の必要性
・物事を実行する為の賛同者を増やす日常活動
などがキーワードになると思いました。

時代の流れを感じる今日ですが、基本姿勢についてはブレる事の
無いように活動していきたいと感じます。

館長雇止め・バックラッシュ裁判

2011-05-24 18:59:16 | Weblog
しばらくの間ブログをさぼっておりました。
この間、しっかりと家の片づけを済ませて・・・とご報告したいところですが
ある程度の生活空間を確保した後は、前に進まない状態です。

先週の出来ごとになりますが、豊中市の男女共同推進センター
「すてっぷ」にて、館長雇止め・バックラッシュ裁判の逆転勝訴の報告会に
出席をしてきました。

この裁判は2000年9月にとよなか男女共同参画推進センターすてっぷ館長に
全国公募で選ばれ、非常勤で雇用された三井マリ子さんは、
2004年3月、不当に雇止めされました。三井さんはこれを不服として
12月大阪地方裁判所に提訴し、1審では惜しくも敗訴したが、大阪高等裁判所に
控訴し、2010年3月に逆転勝訴を勝ち取りました。
豊中市およびとよなか共同参画推進財団は、即座に上告したものの
最高裁判所は本年1月20日付けで上告破棄の決定を全員一致で下したものです。

雇止めには、バックラッシュ派(男女平等に対する勢力)の市議会議員らによる
市の圧力があり密約により、組織編成替えという口実で隠ぺい工作を図り
情報捜査などを行った行為が行為がありました。

この裁判の結果は、1番に三井さんの諦めない気持ちがあったと思いますが
住友電工助成差別裁判に関わった弁護士さん達や、豊中市民をはじめ
多くの女性運動グループ、男性も含めて全国的な支援が
後押しをしたものであると考えています。

会では裁判で重要な意見書を提出してくださった
浅倉 むつ子氏(早稲田大学大学院教授)の公演もあり
勝訴の喜びを女性の更なる活躍へのパワーが満ちていたと思います。

苦しく長い時を経て、おめでとうございます!





平成23年度 学童保育保護者連絡会総会

2011-05-16 09:45:44 | Weblog
昨日は、学童の総会がありました。
会計報告と予算など通年と同じ議案もありましたが
今年度は、保護者の方のご意見ご要望を伺う機会がありました。

<ご意見・ご要望>
・議会で話し合われた延長保育にかんする議事録を読まれて・・・
行政にも議会側にも保護者の要望をあげてはいるが、議論の内容をみると
多少、私達の想いとずれがあるようにも感じた。

・東日本大震災による子どもへの影響・・・
震災後、子どもが不安定となり、ひとりで過ごせないでいる。
仕事をしているために、子どもと一緒にいる時間に限りがあり、
学童保育の重要性を改めて感じる。

・開始された延長保育のついて・・・
フルタイムで働く保護者にとって、延長保育は大変に有難かった。
保育の学年延長など、更に子育てにやさしい施策を望みたい。

・情報提供について・・・
市立の保育園に通っていたので、公立小学校へ進学する際の
情報提供に限りがあった。もっと、分かりやすい情報提供をお願いしたい。

・3月31日の閉級について・・・
職場では、年度末でありなかなか休みが取れない、重要な日である。
3月31日の為に、早くから子どもを祖父母に預けるなどの対応を
行っているが、31日こそ開級を望む。

・天気予報に怯える・・・
警報が出ると閉級になるので、毎日天気予報に敏感になっている。
インフルエンザ流行など、万一の場合の対策もお願いしたい。

<新年度の要望>
・開級時間の延長と開級日の追加
・入会資格を6年生まで延長
・入級説明会の各学級での開催
・行政における保育所と留守家庭児童会の連会
などが示されました。


芦屋市では、西宮市と比べると保護者連絡会への参加が活発であり
現在入会している子どもさんの保護者が会長や役員さんを務められいる
状況であるようですが、役員さんからは、もっと積極的に保護者会に
参加してほしい、学童保育を利用する以上、保護者の方も学童保育の
あり方について考えていく必要があるという声もあがりました。
会長さんからも、一人では叶わなかった要望も、「保護者会という団体」
によって、実現できる事が多いと思い。保護者会や自治会などへ
積極的に参加をお願いしたいとのお言葉もありました。


議会においては、議員が「しっかりと皆さまの声を聞き、行政に反映させる」
ことは大前提でありますが、この場合も市民の方の強い後押しが
不可欠であることも事実です。
議会とのズレなど、耳の痛い発言もありましたが、
保護者の方々と一緒に子どもの将来について取り組んで行きたいと
感じました。



朝日ヶ丘町自治会 総会

2011-05-08 22:09:01 | Weblog
今日は地元の自治会の総会がありました。

朝日ヶ丘町は現在の形での組織が発足して20年ということで
お祝いのおまんじゅうが配られました。

平成22年度の事業報告、会計報告と新年度の計画、
また、新しい役員さんたちの紹介もなされました。

朝日ヶ丘町はマンションなどの集合住宅もあり市内でも人口の多い地域ですが
役1600件が自治会に加入しています。
数年の加入世帯も減少する事がないようですが、
地域力が見直されている中、より多くの方の参加を希望したいとも
感じます。
自治会では資源ごみのリサイクルをはじめ
防災防犯にも積極的に活動している自治会であると嬉しく思っています。

・6月12日(日) 午後1時~3時
 「池田小事件から10年~地域防犯を考えるつどい」
 会場 朝日ヶ丘小学校体育館
 が予定されています。
 芦屋警察署生活安全課 課長 西村 純一氏による
 講演が予定されているほか、ビデオの上映や意見交換、
 「大バトル!大声自慢コンテスト」も開催されるようです。

会の中では、東日本大震災により今一度自分たちの防災を見直そうという
ご意見や、海辺でおばあさまに育ててもらったという方が
今改めて津波の怖さやおばあさまの愛情を感じるといったご意見もありました。

また、先日行われた選挙の会場に立ち会われた方からは
朝日ヶ丘地区での投票率の低さについて、
投票するという事は、自分たちの権利であり義務であるので
今後は投票率の向上を願いたいというお声もありました。

多くの方々、様々なお声によって地域は成り立っているのだと
朝日ヶ丘町の益々の発展を期待したいと思います。


Tigers Cab

2011-05-07 00:12:07 | Weblog
今夜はじめて「Tigers Cab」に乗る事ができました。
ご存知でしょうか?
白色に黒色の縞があるタクシーです。
わたしは5年目にしてはじめてのワクワク体験でした。

運転手さんいわく、JRでは50台に1台、阪神では30台に1台しか
運行していないという貴重なタクシーです。

乗車してすぐにハイテンションの私は運転手さんと
今年の阪神タイガースの状況を分析。
今年のタイガースはまだまだ本調子ではない中で、ある程度の
成績を達成していることから、「今年こそは優勝!」が
見えるのではないか?という事で落ち着きました。
運転手さんいわく、今年の投手陣はかなり期待ができるそうで
「Tigers CAb」を運転するには、タクシーの運転手技術以外にも
タイガースチームの知識が必要であるのだと
実感をいたしました。


今がんばれる関西が日本を引っ張って行く、
この気持ちもさることながら、長年あと一歩のタイガースを
応援したいと想う関西人魂に火がついた時間でした。




チャリティーコンサート~芦屋から被災地へ~

2011-05-01 10:55:04 | Weblog
突然のお知らせですが、
「明日東北地方太平洋沖地震災害義援金チャリティーコンサート」
ルナホールで開催されます。

日時  5月2日(月曜日)
時間  午後6時開場 午後6時30分開演
場所  芦屋市市民センター ルナホール
料金  入場料 1階席4,000円 2階席3,000円(全席指定席)
チケット販売 市民センター事務局にて電話予約が可能です。
       電話番号 0797-31-4995
主催  平成23年東北地方太平洋沖地震災害義援金チャリティコンサート
    実行委員会
共催  芦屋市・芦屋市教育委員会

出演者 松永貴志・宮川大助・FRIED PRIDE・藤原道山
    hiroko(mihimaruGT)・奥村政佳(RAGFAIR)・川嶋あい

松永貴志さんは、若手のジャズミュージシャンです。
芦屋市出身で県立芦屋高校にも籍を置かれていたこともあります。
ご自身も阪神淡路大震災を経験されており、この芦屋からなんとか
被災地の方々のお手伝いをしたい!という思いで
今回のチャリティコンサートを開催する運びとなったようです。

コンサートは明日ですが、お時間がおありの方は是非にルナホールに
お越しくださいませ。