まいまいニュース

芦屋市市議会議員 いとう まい のブログ

1月は行く、2月は逃げる?

2008-01-31 19:03:07 | Weblog
今日は、行財政改革特別委員会でした。
総務関係の観点からの委員会で、私は委員ではないのですが、傍聴してきました。

28項目に対して意見のやり取りがありました。
個人的に注目したのが、
1)審議会等への女性登用の推進
芦屋市では40%の女性登用を目指していますが、審議会の中には一人も女性がいない会も9あり、あらゆる分野での女性の声を収集する大切さを考えます。

2)市場化テスト導入の検討
民間事業者の取り扱いが可能な24窓口業務として、住民票等の交付義務や妊婦届けの受付、身体障害者手帳の交付業務などが検討されています。個人情報確保の観点で、入力作業などには、導入は検討されていないのですが、短期間契約でのモラル維持の難しさをはじめ、職員がいかにリーダーシップを発揮していくのかが課題となると考えます。また、今尼崎市でリビングウェッジ条例制定を含めて、議論されている、契約社員への給料や職場体制なども課題だと思います。

後は処分可能な土地の売却&貸付、積極的な情報公開&情報提供の取り組み、市民ニーズの把握なども注目でした。

さて、年始と言うことで、公私共に予想を大幅に上回り忙しかった1月。
1月は行く、2月は逃げる、3月は去る!と昔の人はよく言ったものだと改めて感心したしました。
2月は予算直前ということもあり、逃げられないよう、しっかり捕まえて活動をしたいと思います。



防災&防犯

2008-01-28 02:36:36 | Weblog
朝日ヶ丘町でコミスクが中心となった
防災&防犯訓練に参加してきました。

以前にもお話しましたが、朝日ヶ丘町は優良防災地区に表彰された
まちです。

紙芝居や大声コンテスト、防犯○×クイズ、そして
炊き出し!など盛りだくさんのイベントでした。

その中で、「防災と防犯を一体とした考え方。備えネット」
のお話がありました。
自助、共助、公助をキーワードに地域全体で取り組む姿勢が大切であるとの事。

子どもを通して、防犯に関心のある若い世代と防災に関心のある大人の世代が
一緒になって、町の危険マップを作り上げていく過程で防災&防犯の
共通した意識を持とう!ということです。

私が気になっているのは、独居高齢者や身体障害者の住居状況を
いかに地域が把握、管理するか?を考えていかなければと考えます。
これは、個人情報保護というこのケースにはちょっと壁になるものもあり、
他市の議員さんと話合いをしたときは、「これだ!」という答えは
見つかりませんでした。

防犯&防災のお話をしてくださった、庵谷氏は、危険マップ製作時に当人にも出席してもらい、地域でどうするのか?を話し合う事が大切だとアドバイスをいただきました。

環境サミット

2008-01-26 01:14:34 | Weblog
「市民が提案するもうひとつの環境サミット」プレイベントへ
行って来ました。
詳しくは、新たに製作中の「きょう の環 きょう」のページを見ていただきたいとおもいます。
ちなみに、「今日の環境」とかけてみたのですが、、、おもしろいでしょうか?

前に一度宣言させていただきましたが、「環境」は今年の私の活動テーマの1つとしております。
新聞などでも、2008年は環境元年に!
という見出しもよく目にしており、みんなが真剣に取り組まなければならない
重要課題だと考えています。

真面目に真面目に、、、だと疲れてしまいそうなので、「楽しく真面目に」をキーワードに行っていきたいと思います。
ご一緒に地球の現在&未来を見つめて参りましょう!

兵庫県の新行革プラン

2008-01-22 12:32:32 | Weblog
昨日は、「兵庫県の新行革プラン」について
兵庫県企画管理部企画調整局 新行政課長 太田和成氏を招いての兵庫議員ネットの勉強会でした。

県も芦屋市と同様、震災復興復旧での支出が大きな財政悪化の要因となっている上、3位1体改革による地方交付税の削減で歳入が減り、これに対し、財源確保を目的とした起債発行と、県債管理基金の取り崩しを行っていました。

そしてついに今年度は620億円もお金が足りず、執行保留が発生するなど、行革待ったなしの状況です。

行革についての説明が行われた後、議員の中で質問、意見がだされました。
主な内容としては
1.投資事業の見直しがほとんど無いのに対し、福祉事業へのしわ寄せが多い。
2.長期的な行革、短期的なプランが明確でない
3.財政危機宣言を行うなどして、人件費など、有期処置がとれるのは。
4.県と市との事業の位置づけを明確に行うべき
5.一律○○%削減、一律5000万円削減などの「一律」施策に疑問。
6.危機感が感じられないプランである
などがあがりました。

ちなみに、震災後にできた県施設は驚く事に、33施設で1778億円(土地代な含まず)がつぎ込まれています。もちろん、本当に必要な施設もありますが、財政状態は悪い中、必要の無かったものも数多くあるように考えます。

このプランは昨年11月に市に示されました。補助金削減による芦屋市への影響額は焼く6500万円となり、これを受けて芦屋市は、県に対し「方策の見直しを求める要望決議」を行っています。





市民活動センター

2008-01-20 22:43:04 | Weblog
芦屋市の市民活動センターが昨年4月開設し、秋からNPOで運営が開始されました。

今日は、そのNPO法人の法人認証披露式典に出席しました。
会場に入ると、スタッフの方の笑顔が大変に印象的で、こちらまでウキウキする気分になりました!

これまで、多くのご苦労があった事と思われますが、彼らの笑顔を見て、芦屋市の市民参画は確実に前進しているのだと、実感いたしました。

失敗を恐れず、行政がベースとなり、市民と一緒に芦屋のまちづくりを進めていけることを期待したいと思います。

この命に感謝

2008-01-17 20:04:35 | Weblog
震災から13年目の今日はこの冬一番の寒さでした。

あの日、多くの方の命がなくなり、また生き延びた人にとっても人生が変わった長いながい日だったと思います。

当時私は、いちボランティアとして市内を駆け回っていました。
今日行われた勉強会でも、当時の行政の対応の遅さを指摘する意見もありました。
しかし、私は今思えば”あの時ああしていれば、もっと早くこう出来たのに、、、”と反省は多くあると思いますが、みんなが、出来る事を一生懸命していたのも事実だと感じます。すこし前の会合である人が、「人間はわがままで、利己的であると同時に、他人に思いやりをもてる、協力しあえるすばらしい生き物である」とおっしゃていた言葉を思い出します。

13年たった今、新たに注目すべき問題点もありますが、今日は今ある自分の命に感謝し、これを何かの役の立てたいと感じます。

震災でなくならた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

2008,1,17

ご協力有難うございました!

2008-01-15 22:32:34 | Weblog
昨日書き込みをした私のブログについて

昨日が震災の日から13年経ったように思わせる私の表現に
ついてアドバイスを頂きました。
急いで、昨日の記事をほんの少しだけ、変更しましたので
前日のものよりも、理解していただけるものになったと思います。

アドバイスいただいた方は、いつも私が「恥ずかしいと感じないよう」
気を使われてアドバイスをくださいます。

つい、人の言葉に対し、聞く耳を持たない、意固地になるなど、素直にになれない事もありますが、私の事を考えて下さる方がいると言うことは、
大変に幸せだと感じております。
これからも、どうぞ宜しく御願いいたしますね!

山村サロン

2008-01-14 17:39:41 | Weblog
今日は、17日を直前に控え、

「阪神淡路大震災から13年
 被災の現在、支援の現在
そして今、なお、なにか必要か」
 主催:市民=議員立法実現推進本部

の勉強会に行ってきました。
スケジュールの関係で途中参加でしたが、自分の不勉強を大変に恥じる感想を抱きましたが、有意義な時間を過しました。昨年行われた「被災者支援法」の改正は、彼らの動きによるものでした。

今は亡き、小田実氏が中心となって、被災者支援法を市民から立法を試みようと13年間活動している集まりです。

震災当時、1ボランティアとして、ただ目の前の問題に取り組んでいた私ですが、被災者を救援する組織作り、仕組みづくりの大切さが大切である事。
震災から13年経過したことによって、新たに検討されなければならない問題点。
住宅、災害、戦争から考える憲法第25条、最低限の生活を営む権利を有すると言うこと。復興支援には、住宅支援だけでなく、地域のコミュニティ復興支援が大切である、などなど。。。

震災を過去のものとして考えがちであった、私を大変に恥ずかしく思いました。







市議会特別議員特別セミナーへ行ってきました

2008-01-11 20:14:16 | Weblog
昨日今日と滋賀で行われたセミナーへ出席してきました。

「自治体運営の質を高めるには」「今後のアジア情勢ー台頭する中国とどう付き合うか」「地方分権時代の地方財政のあり方」「子どもを育てる教育ー本当の学力とは何か?」といった講座の受講でした。

「自治体運営、、、」と「地方分権時代の、、、」のテーマは特に興味深いと感じました。
「自治体、、、」は大久保寛司氏の講演で、当たり前といえばそうなのですが、1)仕事をした気になっただけで、本当に仕事をしているのか?自問すること 2)相手の立場になって仕事を行う事 3)働く環境、成果を見出せる環境とは、明るい、挨拶、整理整頓が基本であること と言う事を改めて確認することができました。また「前例主義」にとらわれて、同じ事を繰り返していては、改革改善はありえないとの教えもいただきました。

「地方分権時代の、、、」は宮脇淳氏の講演で、少子化、高齢化、グローバル化、地域化の変化の中、地方自治体から<地方政府>という国と対等な立場での行政が必須となる。その中には、これまで憲法などで制限を受けていたものに、法令に反しない限り、地方自治体による法令の「上書き」を確保することにより自治体の自主性を見出す方向性があるということです。

これは、私が議員になってから、「芦屋市としてどうしていくのか?」と何度も市長へ質問したいた事につながると考えますので、大変心強く感じました。

勉強会では、神戸市民派議員勉強会でご一緒している、相生市の三浦さん、坂口さん、同会派の盛さんとはじめ、多くの方と再会でき、いろいろアドバイスと元気を頂いた事も今回の勉強会の大きな成果であったと思います。

大阪府知事選挙討論会

2008-01-08 23:24:43 | Weblog
大阪府知事選挙の討論会へ行ってきました。
ローカルマニフェスト推進ネットワーク関西委員会の土岐 泉さんが総合司会で、コーディネイターとして、今井 一さん(ジャーナリスト)、金井 文宏さん(甲南女子大学人間学部非常勤講師)がメインとなっって行われたほか、私がお世話になっている近畿市民派勉強会のメンバーがスタッフとして開催されたものです。

この選挙は大阪府知事選挙で、直接兵庫県にすむ私には関係ないのですが、関西の中心地である大阪の選挙は少なからず兵庫にも影響があるはず。また、選挙討論会に興味がありました。

芦屋市の市長戦の討論会でもそうですが、生の立候補予定者の声というのは、目指す政策はもちろん、人柄の違いが明確に理解でき、大変に面白い時間をもてました。

ここで、私の独断と偏見で3人に対する感想を偉そうに述べたいと思います。

まず、梅田 章二氏(弁護士、共産党推薦)
トータルにお話のまとまっており、政策のぶれが少なかったように思います。また、3人の中では一番大阪不正の歩みをご存知であるのは強みだと感じました。
ただ、政策には共産党の考え方が強く出ており、「梅田氏」独自の個性がみえにくかったように感じます。

熊谷 貞俊氏(前大阪大学大学院教授、民主党推薦)
とにかく、話し方がお上手でない(思いや大阪への情熱は十分に伝わります)。これは、話し方を勉強しなければと思っている私と重なるものがあると勝手に親近感を抱きました。また感情が顔に素直に現れるは、良いとするのか?悪とするのか?は相手次第だと感じました。大阪府政に関しては、均等の取れた考え方をなさると思います。

最後に、橋本 徹氏(弁護士、自民府支部推薦)
この方は、話し方はうまいし、解りやすいたとえ話も盛り込みのたくさんありました。ただ、若い!(といっても私と同じ38歳ですが、、、失礼しました)
「子どもの父親の目線」を強く感じましたが、反面障害者、シングル、子どもなしの共稼ぎといった少数層の存在認識があるのか?と少し疑問。また、議会の同賛が得られなければ、政策実現は不可能だと繰り返し主張してられました。

いろいろ勝手に感想を述べましたが、前回の大阪市長選に続く今回の選挙は、今年?来年?の衆議院選挙にも大きな影響を与えるものです。大阪府民の方が、立候補者の話に耳を傾け、投票することを期待したいと考えます。