まいまいニュース

芦屋市市議会議員 いとう まい のブログ

9月議会直前の火曜日

2010-08-31 20:53:46 | Weblog
来週の7日から9月議会が開催されますが、
本日は議会で提出が予定されている議案についての説明会・
平成21年度の決算概要の説明と、行財政改革調査特別委員会が
行われましたのと、数件の請願についてのやり取りが行われました。

9月議案
・留守家庭児童会条例の一部を改正する条例の制定
・朝日ヶ丘集会所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定
・平成22年度一般会計補正予算
・芦屋市都市景観条例の一部を改正する条例制定
・災害援護支援金貸付金返還の訴え
などが揚げられています。

平成21年度決算概要
・市税収入については、固定資産税&都市計画税が増加したものの
 個人市民税が減少して全体では1.7%の減少
・実施した事業としては、山手幹線街路事業、防災行政無線整備事業、
 あしや温泉整備事業、阪神芦屋駅周辺のバリアフリー工事、市民センター耐震補強、
 定額給付金、新型インフルエンザ対策、芦屋病院での病後児保育事業
・財政力指数は0・979から0.944へと低下
・市債状況としては、平成21年度末で743億円であるが、経常収支比率=97.4%
 公債費比率(単年度)=21.9%
など説明がありましたが、今議会での決算特別委員会で詳細が審議されます。

行財政調査特別委員会
平成21年度「行政改革実績報告書」を元に審議が行われました。
様々な項目に対し、数値や金額効果報告や取り組みについての実施状況が
報告されました。
この報告書について「結果」についての報告であるのか「評価」についての
報告であるのか?という質疑があり、それぞれの部署での努力による結果が
しっかりと政策評価として表される事が必要ではないか、という意見が出されました。

芦屋市は震災もあり、比較的早い時期から行財政改革に粛々と取り組んでいた
経緯がありますが、もう少し積極的に情報提示する事の大切さと
その成果に対する評価や行政への影響を一歩踏み込んだ形で提供することにより
市民の方への理解も得られやすいという意味もあると理解します。

第6回 第4次総合計画審議会

2010-08-29 19:23:55 | Weblog
今日は日曜日でしたが、審議会が役所で開催され、
第4章「人々と行政のつながりをまちづくりにつなげる」についての
審議が行われました。

第4章はページ数は少ないものの、市民と行政との協働・行政組織運営・
経営資源の活用・歳入&歳出構造と内容的には広範囲でした。

財政状況や市民参画を中心に様々な意見が述べられておりましたが、

財政に関しては、
・公債償還(借金返済)の割合と市民サービスへの割合のバランスについては、
 行政と市民間で統一した考え方の共有が必要でないか?
・市が所有している施設や土地などの「活用」の定義について
・市債残高とともに市債の発行も計画的に行うことの明確化

市民参画については
・出来る限り多くの場面での市民参画の仕組みづくり
・市民も協働は行うものの、行政としての責任の重さ
・住民参加による総合計画の進行管理への取り組み
・市政への信頼関係と開かれた市政運営との位置づけ
などが印象に残っています。

また、総合計画は小学校5年生の児童が読んでも理解が出来る事を
1つの目標としており、文章の文言についても細かな意見が出て
予定時間を過ぎての終了となりました。

次回は9月21日(火)午後7時からの開催です。
審議会の了解があれば、どなたでも傍聴が可能でありますので
お時間がある方はお越しください。
(尚、これまで審議会では一度も傍聴を拒否しておりません)

*余談ですが、今日は管総理大臣が「高齢者の見守り」について
芦屋市に来られたようです。


船橋市視察 公金徴収一元化

2010-08-28 12:19:28 | Weblog
船橋市は平成22年度一般会計予算が1600億円であで
そのうち、市税が407億円、固定資産税が34億円です。

平成10年度には、徴収率は約89.4%で、未収納額が100億円にものぼった
経緯もあり、平成19年度に「公金徴収一元化検討委員会」が発足し、
税金の他に国民保険料、保育料、介護保険料、下水道使用料、
下水道受益者負担金などの滞納者を対象として、納税課に債権回収対策室が
設置されました。

●一元化する際の懸念事項としては、
滞納者に「各公金」の説明がしっかりと出来るか?
市税徴収率が下がらないか?
税金が優先して公金にまわらないのではないか?
差押えの充当順位は?
時効について
執行停止基準について
などがあがったようですが、環境整備を行うことでクリアしているようです。

●課題及び今後の展望
現在紙ベースで行っている作業のシツテムの構築
市税以外の公債権の交付要求
私債権取り扱いの一元化
債権管理条例の制定
等が揚げられています。

芦屋市においても多重債務者を対象に、公金徴収への取り組みが
なされておりますが、役所業務の縦割りでなく、横断的な取り組みが
単に公金の徴収業務の効率を高めるのではなく、その人の人生への
相談・手助けを行う大きなきっかけになると考えます。

船橋市のお話で印象に残ったのが、「組織の構築と
優秀な職員の確保」でした。
最後はやはり知識があり、やる気の「マンパワー」であるとのことです。





総務常任委員会視察

2010-08-25 20:56:01 | Weblog
昨日と今日は総務常任委員会の視察で千葉県にお邪魔してきました。

8月24日
船橋市「徴収業務の一元化」について

8月25日
我孫子市「事業仕分け」について
    「提案型公共サービス民営化制度」について

両日共に暑い中での移動で少し疲れておりますが、
予想以上に中身の濃い施設になったと思います。

詳細は明日お伝えしたいと思いますが、お世話になった議長さんや
事務局、担当部署の方々には感謝したいと思います。

第5回 総合計画審議会

2010-08-23 22:20:47 | Weblog
今日は午後7時から審議会が開催されました。
前期基本計画の第2章(人々のつながりを安全と安心につなげる)
として、高齢化社会や障がい者、防犯&防災など保健福祉が柱となっている
章が審議されました。

この章では確実に高齢化社会が進んでいく中で、
今後の日本の進んでいく方向性がはっきりと示されていない状況下で
これからの社会状況を見据えながら、芦屋市の姿を描いていくという
難しい事柄が多くあったように感じます。

話合いの中でも言われておりましたが、
阪神淡路大震災を経験したまちとしての防災体制や
地域福祉を中心とした施策の限界と行政の挑戦、
みんながいきいきとして生活が出来るためにはなど
古くて新しい課題が盛りだくさんでした。

また、総合計画の構図としては、より多くの方に理解してもらうためには
今後の5年間における行政からのより強いメッセージが必要なのでは?という
指摘もありました。
すべてを盛り込んでしまうよりも、
重要施策、重点施策、緊急施策、新規施策などの整備と
スケジュールの整備としては、計画づくり&計画の見直し、
事業への着手段階、条例などの制度設定段階なども必要ではないかという
ものでした。

私個人としては、審議会の回数を重ねるごとに、参加されている方の人柄や
想いを理解すると同時に、総合計画を作り上げていく過程の大切さを
感じるところです。

次回は8月29日(日)10時~ 市役所で行われます。

キャリアをつくる9つの習慣

2010-08-22 19:01:23 | Weblog
高橋俊介氏の「キャリアをつくる9つの習慣」という
本がありますが、「習慣」というはすごいと感じます。

恥ずかしながら、いとうまいは今年のお盆前から
ブログを更新せずに早くも2週間が経過しようとしています。
今年のお盆はわたしの大好きな友人が天国に旅立ってしまうという
悲しい事柄が大きく、その後もダラダラと・・・
少し気持ちの切り替えに時間を要したように思います。
しかしながら、以前はブログを書かなければ1日が終わった気がしませんでしたが
気がつけば、ブログを書かないのが習慣になっておりました。

ちょっとしたことですが、朝起きたらベッドメーキングをする、
毎日植物に水をあげる、エレベーターで人に出会ったら挨拶をする、
といった生活的な習慣から、その日に出来る事はその日にする、
1度の失敗を経験に帰るなど人生の習慣など、習慣の積み重ねが
それぞれのキャリアや人生を創っていくものであると考えます。

先日、信頼する友人に「ブログをさぼっている」との指摘を受けて
反省するところです。

昨日からは、第4次総合計画の審議会も再開し
今日は大阪国際大学の同窓会へ出席してきました。
大学時代にお世話になった多くの方に再開するという嬉しい機会を得て、
大いに遊んで遊んだ当時の懐かしい想いと、
育てていただいた御恩をいかに大学と同時に、
社会に帰していくことができるのか?など
40歳としての責任を感じる時間を過ごしました。

今ある自分のポジションで出来る「良い習慣」を大切にしたいと考えます。


加東市・議会基本条例フォーラム

2010-08-10 00:00:48 | Weblog
今日は現在9月議会で議会から提出議案が予定されている
「議会基本条例」について市民にむけてのフォーラムが開催されました。

講演 「開かれた議会と議会基本条例」
講師:江藤 俊昭氏(山梨学院大学法学部政治行政学科教授)

・議会の議決の重さと責任
・地域主権を担うのは行政ではなく「議会」
・議会への市民参加
・議員の権力の行使
・議会不要論から生まれたヒットラー政権
・総合計画策定における議会の関与
など、考えされられるキーワードがたくさんあったと思います。

また、加東市議会で作成された議会基本条例の素案の説明がありましたが
これに対する質疑では
・議会通年制と夜間議会開催の方向性
・会派による議会運営のメリット&デメリット
・請願・陳情の利便性の強化
・議会として1つ方向へ進む事の難しさ
などがあがりました。

*議会基本条例は、地方分権時代にあたり、議会は討論を通じて、
責務である監視機能、政策立案機能の強化と充実が求められる。
これらの実現を目指して、公正性及び透明性の確保、市民参加の推進、
積極的な情報公開、議員の資質向上等などの図るための条例であり
近年各自治体で注目を浴びています。

自治体により内容は異なりますが、加東市の条例の中には、
・議員間の自由な討論
・一般質問での1問1答方式の導入
・市民に向けた議会による「市政報告会」
・行政側からの反問権の制定(通常は一方的に議員が質問)
・市長提案政策について論点情報を明確に求める
・議会事務局の体制整備の強化
・基本条例の見直し手続き
などが揚げられています。

「この条例がただの文章にならない、策定して終わりにならない」
ことが大切だという閉会の言葉が最も心に残りました。

病院ネットワークバス・保健福祉センターに!

2010-08-03 06:53:04 | Weblog
昨年より芦屋病院と南芦屋浜とを結んでいる
病院ネットワークバスの停留所が、昨日より1つ増えました。

これにより、・市立芦屋病院
         ↓ 約10分
      ・芦屋セントマリア病院
         ↓ 約15分
      ・保健福祉センター(北側駐車場)
         ↓ 約10分
      ・南芦屋浜病院

の4つ施設からの利用が可能となります。
詳しい時刻表などは病院のホームページでご覧いただけます。
http://www.ashiya-hosp.com/byouin/bus.html#zikokuhyo

7月20日にオープンした「保健福祉センター」ですが
交通整備に遅れがあり、病院のネットワークバスを利用し、
利便性の改善を芦屋市にお願いしておりました。
まだ、東西からの交通に関しては課題は残っていると
思いますが、まずは1歩前進することが出来たと嬉しく思っています。

また、今回の運行を実現するために、役所内では
「縦割り」ではなく、それぞれの担当部署が協力する、
いわゆる「横の連携」を発揮した成果であるとも考えます。
この点においても嬉しく感じています。

ヒブワクチン助成開始

2010-08-01 16:37:58 | Weblog
今年度から公費助成が決定していた「ヒブワクチン」の
助成申請が明日から開始されます!

・平成22年4月1日以降に接種された方を対象に4000円が
 助成されます。
・対象年齢は平成22年度4月1日現在で、2か月以上2歳未満の
 お子様が対象となります。
・市民税所得割の額が23万5000円未満の方(年収がおおよそ800万円未満)
 が助成の対象世帯

となるようです。

先日、「いとうまい」ニュースを駅で配布している際に
ヒブワクチン助成にに関する具体的な内容の質問を頂きました。
各医療機関でご相談も可能だと思いますが、
お子様の身を守る為の1つの制度であると考えますので
これを機会に是非ご検討いただきたいと思います。