まいまいニュース

芦屋市市議会議員 いとう まい のブログ

クレオ 勉強会3日目

2008-11-29 21:02:37 | Weblog
昨日はクレオ大阪中央で認知症について3回目の勉強会がありました。

天王寺区社会福祉協議会の主催で
「認知症になった時、
あなたの町は安心して暮らせるの?」がテーマとなりました。

昨年芦屋でも開催されました
「100万人キャラバン」のキャンペーンの一環で
ありましたが、
認知症を理解し、地域で助け合うという事が
キーワードであると感じました。
認知症の方に対する会話や対応の仕方、
認知症を助けるのには、多くの事を勉強した人だけでなく
ちょっとした気遣いが大切であるように感じました。


平成21年度 予算要望

2008-11-28 19:42:52 | Weblog
今日は私の所属する創政クラブで市長に対し
平成21年度予算に関する要望を行ってきました。

●財政について
●環境保全について
●医療・保険・福祉について
●都市計画(安心・安全の街づくり)
●教育関連について
の分野で31項目においての要望となりました。

項目について、全部ではありませんがご紹介したします。

◇経済状況の変化を見据えて、市の歳入に対する影響の
 把握と対応策の検討
◇高浜町10街区、松韻の街の売却方法の見直し検討
◇マナー条例の周知徹底
◇総合的なごみ問題の研究
◇新型インフルエンザ発生時の危機管理体制の確立
◇芦屋病院問題
◇障がい者福祉の充実
◇シルバー人材センターを含む高齢者福祉の充実
◇多文化共生環境整備の研究
◇認定こども園開設に向けて具体的な対策
◇キャナルパーク・潮芦屋周辺の騒音対策と警備
◇三条公園へのトイレ設置検討&集会所設置
◇知育・徳育・体育とバランスのとれた教育対策
◇市内学校園の耐震化率100%の早期実現
◇食育や自然と親しむ学習の推進
◇伝統文化への取り組み
◇不登校生徒の解消に有効な対策

地域医療のあり方 研修会

2008-11-27 21:29:49 | Weblog
昨日は、芦屋市立病院が主催となった
「現下の医療環境における 地域医療(自治体病院事業)のあり方」
の研修会が行われ、議会も一緒に参加する機会がありました。

講師:中島 豊爾氏
   全国自治体病院協議会 副会長
   地方独立行政法人 岡山県精神科医療センター 理事長

岡山から東京へ出張の途中に芦屋に下車し、
わざわざお越しいただいたようでした。

独立行政法人への移行過程と5年間をかけた病院の建替えを得て
現在は約3億6000万円の純利益をだす経営を行っています。

お話の中で議員にとっても耳の痛い話もありました。
●法人へ移行すると議会での議決がなくなるということで
 反対の議員もいたが、病院経営という観点からは
 迅速な対処が必要なことが多いこと。
●単年度決算で経営をみるのあれば、高価な医療設備を
 整備する等問題も発生する。5年間といった中期的な
 経営戦略が必要
●職員のための病院経営でなく、患者のための病院で
 なければならない。しかしながら、職員にとっては
 がんばって仕事が出来る体制を用意することが不可欠である
●現在の不採算部門の実状を十分検討すると共に、病院の
 明確なミッション&戦略を打ち出すこと
などがあげられると思います。

今回のお話でも中島氏の強いリーダーシップと
病院への熱い想いを感じることが出来ました。

議案説明会

2008-11-25 22:23:06 | Weblog
今日は12月2日より始まる議会の
議案説明会が行われました。
今議会は指定管理者契約にかかわる議案が多く
ボリュームのあるものだと思います。
また、先の議会で否決された
「芦屋市立病院の独立行政法人の定款」の議案が
再びあがってきており、病院の将来を考えざる得ません。

毎回この議案説明会が始まると早くも議会が始まった感じと
なります。
議案に対する補足説明のために各会派を訪問する行政担当者や
私達議員も一般質問の通告(この項目で質問を行いますという申し出)
が始まったり・・・
通告の後は各担当者とのヒヤリングが行われ、アッという間に
本番を迎えることが多いです。
特に今議会から本議会でのインターネット配信が開始されることもあり
いつもより気合が入る?!感じです。




医療通訳の視点から

2008-11-23 18:06:22 | Weblog
昨日の夕方から
「医療現場におけるコミュニケーションの重要性」
というテーマの勉強会へ神戸へ行ってきました。
講師:医療通訳研究所(MEDINT)スペイン語相談員
   村松紀子氏


9月議会で多文化共生に少し触れた一般質問を行って
おりましたが、このテーマに沿う勉強会が4回連続で行われいます。
残念ながら先に2回は出席することは出来ませんでしたが
港町神戸をはじめ近隣では、多文化共生・新外国人施策は
課題のひとつだと改めて感じました。

~心と身体が弱ったとき、人は母語で安心した治療をうけたい~
がキーワードであり、通訳者にとっては、通訳というポジションを
超える事無く、しかしながら最終目標は患者の治療と回復です。

医療通訳に限らず司法通訳、行政通訳、学校通訳などの
分野があるようですが、言葉を知っているというほかにも
その分野の知識がある程度必要であるというのが
大きいと感じました。

同じ日本語であっても医療用語は難しいものが多く
母国に帰って治療を受けることが困難な人や
永住を決めた人には、大きな不安があると思います。
医療に対する文化も異なる中、
遠慮なく聞きたいことがきける存在というのは
大変に大切であると考えます。
また、勤務先の通訳に頼るとプライバシーの関係で
問題もあり、独立した通訳の存在が求められているようでした。

しなしながら、これらの通訳というポジションは限りなく
ボランティアに近い者であって、きちんとした「職業化」が
大切ですとの話もありました。

会の中で、言葉を使わずジェスチャーで病気を伝える試みを
行いました。
「1ヶ月前から頭が割れるようにいたいのですが、
5年前に交通事故を起こしています。その際医者には
後遺症がでるかもしれません、と言われていますが
関係があるでしょうか? 父親は脳梗塞で死亡しています」
わたしは、「交通事故・頭が痛い」しか伝えることが
出来ませんでした。



第1回 あしや市民フェスタ!

2008-11-22 19:38:01 | Weblog
昨日より芦屋市では「このまちが好き♪ひとが好き♪」
というテーマで市民フェスタが開催されました。

昨日は520人以上が参加するという催しとなりました。
会場では、あしや市民活動センター・役所北広場・市民センター
をまわるスタンプラリーも行われ、
子どもの用品交換会や子育て川柳、手作りおもちゃコーナー、
芦屋川周辺のグリーンマップを作ろう!などなど
多くの催しが行われました。

わたしも今日は少し参加してきましたが、
催しの中で講演会があり、なんと講師が中学校の同級生で
あった三宅正弘君・武庫川女子大学 生活環境学科 准教授と
いうことで話を聞いてきました。

私達の宝{芦屋川}~未来を託す子どもたちへ~という
テーマで凛々しく話をする彼を見て大変に誇らしく思いました。
町にはそれぞれ色があり、芦屋は白色。
六甲山から流れてくる石はピンクっぽい色でそのため、
カラフルな服装が芦屋には似合う(講師は黄色のジャケット着用)
その地域にいるだけなら気付かないが、
谷崎潤一郎をはじめ与謝野晶子、遠藤周作、村上春樹も
芦屋の色を白いという趣旨の文章を残しているようです。

景観というと視覚的な観点から入ることが多いが
景観・環境を通してその地域の生活者の週刊&文化が繋がっている。
川の環境も川べりだけのものでなく、地域周辺に活かされている、という
説明と共に、川の石を利用した個人宅の石壁などが
写真で紹介されました。

市民フェスタは第一回目ということですが
来年!10年後には桜まつりなどと同じように
市民の方の楽しみとなり、フェスタを通じて市民参画を
考えてもらえる機会になっていればと願います。

クレオ 発表会

2008-11-21 18:11:57 | Weblog
今日は大阪市の男女共同参画推進センターの
クレオ中央で認知症についての連続講座の2回目として、
所属している「高齢者社会をよくする女性の会」で
寸劇と講座を行ってきました。

前にもブログに書かせていただきましたが
劇を行うのは小学生依頼!ということで
かなり緊張しましたが、観客の方には一応笑ってもいただき
私の中では合格点に達することが出来たと思います。

認知症はいろいろな種類がありますが、
厚生労働省が今年度から「アルツハイマー病」を原因とする
認知症の全国規模の調査・研究にとりかかり
5年以内で病床原因の解明や早期診断技術の開発、
10年以内には根本的な治療薬の実用化を目指しています。

認知症は介護認定の際は重要なポイントとなり
ますます注目度が高まる課題だと感じます。

会のみなさまには、今回の講座にさそっていただいたことに
感謝したいと思います。

芦有ドライブウェイ譲渡「やむなし」

2008-11-20 23:48:10 | Weblog
今日の新聞から
先日より問題となっている芦有道路の譲渡問題について

地域住民の質問所に対して芦屋市は
「景気低迷などで芦有開発は道路事業を維持出来ないとし
投資会社は日本で複数の道路事業を経営しており
芦有ドライブウェイが安定的に経営されるには譲渡はやむを得ない」
との回答をしたと掲載されています。

議会側にも昨日回答書が配布されており、
譲渡問題発生後、芦屋市としては譲渡反対の意を示したものの
株式保有率が極めて低い事、
市有地を芦有開発に払い下げを行った際には
買戻しの条項があったが、買戻し期間をかなり前に済んでしまって
いることなど実質的な行動を起こすためには
難しい状態であるようです。


今日は、ボージョレー・ヌーボが解禁となりました。
私はまだ味見はしていませんが、秋のみのりを感じる
一杯になると思います。
さて、今年のお味は・・・・?

まちづくり懇談会

2008-11-18 22:11:45 | Weblog
今日は芦屋市自治会連合会の主催でおこなわれた
まちづくり懇談会へ出席しました。

30人ほどの市民の方の出席のもと多くの要望が出されました。
●国際文化住宅都市における多文化共生施策について
●11月20日から変更となる陽光町のバスの減便について
●陽光町バス停周辺の横断歩道設置や開発が進行中の南芦屋での
 安全のための道路整備について
●花とみどりのコンクールの評価基準について
●芦屋川の管理体制について
●奥池地区の義務教育中のこどもバス補助復活について
●ハイキング利用者のために奥池地区にトイレ設置について
●狂犬病の予防注射実施場所について
●野犬・野良猫について
●街路樹や公園の樹木の剪定方法について
●芦有道路譲渡問題について
などの声がありました。
多くの質問は都市環境部へ向けられたものであり、
芦屋市民は、「安心・安全のまち、緑あふれる住宅都市」に
関心が高いのだと再確認することが出来ました。


また、芦屋警察の参加もあり
◇自転車の運転マナーに関して、一旦停止や無灯火をはじめ
 歩行者優先の確認などのお願い
◇年末、定額給付金にからんで「振り込め詐欺」に
 関しての警告がありました。
 芦屋市における振り込め詐欺の発生数は23件ですが
 被害額は4000万円と県下で1位だということです。

視察報告

2008-11-17 19:52:30 | Weblog
遅くなりましたが、先週の視察のご報告を
掻い摘んでさせていただきます。

●表敬訪問を行った花巻市の病院の現状について
 正確には、突然の訪問を決めましたので、会派の幹事長と
 議長のみで市役所を行いました。
 花巻市も病院経営は厳しいとのことでした。
 特に市町村合併をおこなったので、広範囲の医療提供を
 今後いかに充実したものとするのかが課題となるようです。

●釜石市民病院と岩手県立釜石病院の統合について
 人口が大幅に減少しているのにも係わらず、大規模病院が
 市内に4つあり、市立・県立病院ともに赤字経営が
 続いていました。
 市は平成11年度より「地域医療供給体制のあり方協議会」を
 とおし、平成16年度に県立病院との統合を決定しました。
 当時の職員はほぼ県の医療局に移行する形で行われ、
 当時移行期間を3年としていましたが、少しでも負債を押さえたいと
 いうことで2年間で移行を終了しました。
 釜石市の成功の秘訣としては、市民病院あとを、民間の病院が引継ぎ
 3つの診療所が同じ場所で医療提供を行っている点であると
 考えます。民間病院はおもに療養病床を担当し、各地域にある
 生活応援センターとの連携を図り、健康づくりの拠点として
 機能しています。
 課題としては、救急医療をどう行うって行くのかという点が
 あります。

●地方独立行政法人 山形県・酒田病院の病院統合再編について
 市民病院の酒田病院は平成10年度より現場スタッフの意識改革を
 柱とした経営改善で黒字の運営を行ってきましたが、
 病院の老朽化、適正な病床数に対して過剰な病床数、また医師不足など
 将来的な運営を視野に入れ、赤字運営だった日本海病院との
 統合&再編を行っています。
 独立行政法人を発足させ、「日本海総合病院」として再編を行います。
 旧日本海病院で救急医療や高度医療の充実といった効率化を
 図るとともに旧酒田病院ではリハビリ病床の確保を目指し
 再編が終了するよていです。
 患者のために両病院間でシャトルバスを1日10程度運行させています。
 再編に伴う旧日本海病院の増築・改修工事と旧酒田病院の改修工事費
 は約88億円となるようですが、再編にともなう工事なので
 国からの援助が受けられます。
 このケースは小さな病院(旧酒田病院)が大きな病院を巻き込んで
 再編をすすめていますが、これば旧酒田病院が1つの独立した
 病院としてのポジションがあってのことと感じました。
 事業がスタートしたのが、今年の4月からなので今後も
 調査を続けいきたいと思います。

釜石病院も日本海総合病院も共に積極的に、またかなり早い時期に
地域医療提供や継続可能な病院のありかたについて審査し、
今日市民の方に安心の医療提供が行われているのだと強く感じました。

釜石市では、もっと議論を重ねるべきであるとの声も当然にあった
ようですが、「病院統合を考える時期は3,4年前に終わった」という
病院長の声が今回の姿に繋がっているのだと思います。
芦屋市においても慎重に議論はしなければなりませんが、
「とき遅し」とならないようと考えます。