まいまいニュース

芦屋市市議会議員 いとう まい のブログ

民生文教常任委員会

2010-05-28 21:15:07 | Weblog
今日は民生文教常任委員会と協議会が開催されました。
委員会では「芦屋福祉センター」について
協議会では「シルバーワークプラザ」「子ども手当」について
報告と質疑が行われました。

●福祉センター
主に今月末に契約を予定している(財)木口ひょうご地域振興財団との
賃貸借契約書についての報告がありました。

この契約は30年にもわたる長期契約ですので、質問には、
建物の減価焼却による賃料や、土地の価格変動による予想される
土地賃料の変動についてがありました。
また、建物維持管理における清掃業務に芦屋市の障害者団体を
もっと積極的に採用するべきではないかなどの意見もありました。

福祉センターは7月17日(土)にオープンの予定です。

●シルバーワークプラザ
かねてより手狭だったシルバー人材センターを2号線沿いの
宮塚町に新しく建築するにあたり、施設の概要と工事スケジュール等の
説明を受けました。

現在シルバー人材センターでは7台の自動車を所有していることに対し
新施設では3台分の駐車場しか確保できていないことや
6月上旬に予定されている、近隣住民への丁寧な工事説明会の要望など
の声が上がりました。

●子ども手当
6月30日に初めて支給子ども手当。
実質的には、これまでの児童手当に子ども手当分をプラス構造であるため
事務事業がかなり混乱している事や、尼崎市等で話題となった
対象児童が海外に居住しているという特殊なケースが
芦屋市では見受けられていない報告がありました。

事業の予算額は約17億5000万円にもなり、民主党の選挙目当ての
バラマキ施策であるとの厳しい声もありました。


盛り上がった市民と市長トーク 終了

2010-05-21 23:25:03 | Weblog
4月19日から開催されていた「市民と市長トーク」が今夜
潮見集会所を最後として終了しました。

私の感覚では昨年度より参加人数も増えたように思います。
特に新しくトークに足を運ばれた方が多かったようです。
これは、1つにはトークの告知が充実していたこと、
2つ目にはトークでの話の内容が市政に反映されたという判断、
3つ目には芦屋市に新たな課題が発生したため
などが大きな理由として考えられると思いますが
大切な市民参加の形であると捉えることができると思います。

市民と市長トークの後半戦では
・芦有ドーロの在り方(有料道路内の住宅地)
・幼稚園での送り迎え時の車の管理
・各公衆トイレの改修要望と管理方法
・ごみのポイ捨て問題やマナー条例関係
・福祉センター(はなみずき芦屋)への交通整備
・マンション対策管理部署の設置要望
・霊園墓地への応募と運営方法
・宮川&芦屋川の整備とバーベキュ問題
・防犯組織への支援方法
・職員の給与問題と人事評価&育成の充実
・太陽光発電補助の拡充
・新型インフルエンザ対策
・学童保育の時間延長&学年延長
・保育園の待機児童対策
・集会所の設置要望と集会所運営方法
・植栽などの緑の保全について
・市議会議員定数削減
・芦屋温泉のオープン後の課題
・山手幹線道路工事と開通後の課題&環境問題
・キャナルパークの水上バイク騒音問題
・子育て支援
・国際文化住宅都市としての在り方と交流施設の運営
・子宮頸がんワクチン補助
・コミュニティ力アップの教育
・入札制度について
・各公園管理と樹木の剪定
・自転車走行と歩行者安全
・市内の公共交通整備
・害虫発生について
・病院の巡回バス・建て替え・運営方針
・南芦屋浜の開発と住民の生活安全
・美術館運営と文化基本条例
・芦屋市の活性化について
・独居老人の見守り&救急医療体制
・マンション建設問題
・介護保険と成年後見人制度、人材育成
・芦屋市の財政運営
・パイプラインの今後の在り方
・南芦屋浜フリーゾーン&他の宅地開発
・地域福祉力の活かし方
などが話題になったと思います。

市長いわく「出来るもの、出来ないものもありますが・・・」
問題解決の第一歩として、
生活の課題や問題点を共有する大切さを考えます。
このトークと通して、情報公開の不十分を痛感もいたしましたが
多くの方が市政に関心をもたれている事にも
励まされた思いもしました。

お仕事でお忙しい中での参加の声、発言の為にメモや資料を手にされていた方の声、
初めての参加なので・・・と控えめに発言された方の声、
子どもさんを横に置いて参加された方の声、
そして自発的に市民の声を聞きに来た職員を拝見&拝聴する
これらの貴重な時間にわたしも参加したことを
次のステップに活かしていきたいと思います。





芦屋音楽祭 6月5日&6日

2010-05-20 22:45:55 | Weblog
新旧芦屋市民のチカラで初めての
「芦屋音楽祭」が来月の5日と6日に開催されます!

今年は芦屋市文化基本条例が施行されますのと市政70周年の
記念すべき都市です。
また、市民参画が謳われ数年が経過しますが
市民の企画にみんなが協力する新しいイベントであると考えますので
是非お時間を作って参加してください。

チケット販売:芦屋市役所内(売店)/芦屋商工会/
       市民センター内(グリル業平)/ローソンチケット
問い合わせ:0797-25-0039
      www.ashiya-ongakusai.com


スケジュール
*市民センター(ルナ・ホール)
5日 19:00~ イタリア・アリア・カンツォーネの夕べ
        クラシックの夕べ
6日 12:30~ Students Jazz Live
18:30~ Jazz Live

*芦屋市立美術博物館
5日 13:00~ パーカッションワークショップ
6日 13:00~ impromptu 深田純・佐藤正春 Yの音楽室
       長田信一郎、森下弘幸、山村隆男、マーケティング・ウィルウェバー、
       YUKI

*ヨドコウ迎賓館
5日 11:00~ 音楽祭の開会を告ぐファンファーレ・タイガー大越
   14:00~ 昼下がりの室内楽
6日 14:00~ 昼下がりの室内楽

*芦屋仏教会館
5日 15:00~ 天使の歌声

*JR駅前 ベデストリアンデッキ
5日 13:00~ 名城公子&フレンズ、関西学院大学 よさこい連 炎流
        関西学院大学 Ballet Dance Company、ヴァイス、
        アフリカンドラム ARA、Dance Studio Steps

*旧芦屋市消防署
6日 13:00~ 名城公子、関西学院大学 K.G.Swing Charioteers
大手前大学 Jazz Skyscraper
甲南大学 Newport Swing Orchestra
ビァイス、danse melodica 高野裕子・田中宏昭・藤井斉子
        4×4

無料のイベントもありますが、各いべんとによりチケットを販売しています。
芦屋市外の方も6月5日・6日は音楽を聞きながらのデートは
いかがでしょうか???
 

ヨーロッパの持続可能な都市

2010-05-17 22:34:25 | Weblog
月に1回のペースで参加している兵庫県議員ネットワーク学習会が
今日開催されました。

テーマ:全国都市のサステナブル度調査ー経済発展と
    環境保全の両立された都市はどこか
講師:市川 嘉一氏(日本経済新聞社産業地域研究所 主任研究員)

環境システムを大きな柱として、社会システム&経済システムが
バランスよく発展するするサステナブル都市の概念を
公共交通・環境・美しい街を例に講座が行われました。

先日の朝日新聞には「買い物難民」という高齢化や公共交通が
充実していないことにより、毎日の生活を支える「買い物」への
課題の記事もありましたが、公共交通に対する行政の責任範囲や
関わり方など、社会状況が変化したこの時期に抜本的な
見直しが必要であると感じました。

また、環境問題に重点が置かれている点に関しては
持続可能な次世代に地域の環境を継承するというポイントが
大きく評価されているように理解をします。

ちなみに、日本経済新聞社と産業地域研究所が発刊している
「サステイブル都市への緒戦 調査研究報告書」によると
総合評価では芦屋市は全国で80位となっていました。

人口構成や社会状況など様々なことが大きく変化している今日
これまでの概念に拘らず、社会システムの在り方を
ゼロからの見直し部分も必要であると考えさせられる勉強会でした。


孤立化進む高齢者 犯罪も増

2010-05-15 00:14:47 | Weblog
5月14日、朝日新聞の夕刊の記事です。
政府は14日2010年の「高齢社会白書」を閣議決定した。
ひとり暮らしの高齢者の3割移譲は終日、周囲と会話をしないことが
日常的になっており、高齢者の社会的な孤立が進んでいる。
一方高齢者による犯罪が増えており、社会的孤立がその要因になっているという。

周囲との会話が電話やメールを含めて2~3日に1回以下という人が
一人暮らしでは35.2%(男性41.2%、女性32.4%)。
また、健康状態が悪い人や暮らし向きが苦しい人も、
周囲との接点が乏しい傾向にある。
高齢者による犯罪は年々増加。08年には5万件近くになり、
10年間で3倍になった。高齢者全体に占める犯罪者の割合も2.3倍に。
そのうち3割が再犯で社会的な孤立が犯罪を繰り返す要因だと指摘。

白書は孤立を防ぐため高齢者同士の連携を強めることを提言。
「手助けをしたい」と考えているという調査結果をもとにサポート役の
高齢者の養成を促している。
とありました。

これらの現象はテレビなどからそれとなく認識はしておりましたが
実際に数字となって示されると大変に胸が痛くなりました。
現在の高齢者の多くは仕事一筋に生きてこられ、
仕事をリタイアすると同時に生活環境が一変し、ご近所との付き合いが
少なかった方ほど、孤立する傾向にあると感じます。
特に男性はそれまで生活環境のあれこれを奥さまに一任されて
こられた結果の孤立が目立ち、「高齢者のひきこもり」も
社会の課題になっていると感じます。

以前にお知り合いの高齢者の方に
「若い時はなんとも思わなかったような事が悲しく感じたり
悲惨に思えたり・・・」というお話を聞いたことがあり
強く胸に残っています。
その立場、年齢、境遇にならなければ理解出来ないことが
多いことも事実であると思います。

子どもの居場所作りが注目されている昨今ですが、
高齢者の居場所づくりも大切だと再認識いたしました。
一杯のお茶で日常をあれこれと話し合う。
そんな何でもない人との触れ合いが心にゆとりを持った生活を送る事に
繋がると考えます。
このためには現役時代からのご近所とのコミュニケーションは
不可欠であると思います。
先に高齢者の居場所づくりと述べましたが、行政に出来ることには
当然かぎりもあり、個々の繋がりの大切を感じます。
多少家が片付いていなくとも、友人を招く勇気も必要であると思います。

同時に、よく「女性はどうでもよいことをペチャクチャしゃべる」と
言われていますが、調査をみると、この無駄なおしゃべりが自分の身を
守る大切なコミュニケーション能力に繋がっているのは?と
考えるとおしゃべりな女性としては少し鼻が高い気もします。

これらの問題は、単に高齢者間だけのものではなく
私たち若い世代も「仕事や子育てで忙しい」と言ってしまうのでなく、
親に1日1分間の報告、(例えば今日はきゃべつが安かったとか
あの先輩に怒られて機嫌が悪い等)などの気配りも必要であると感じました。

述べる私も一人暮らしであり、家にいるときはテレビに向かって
かなりの「独り言」を発しているようですが・・・

母の日からの悩み

2010-05-09 21:45:14 | Weblog
今日は「母の日」でした。
街を歩いていても多くのご家族がみんなでお食事をするといった
あたたかい風景が見受けられました。

我が家では毎年「母の日」には少し悩むことがあります。
母の誕生日は5月13日、いつも母からは「母の日と誕生日は別に祝ってね!」
という命令的な要望がなされます。

ある年は、その日ごとにささやかな食事とプレゼントを用意しました。
異なる年には、ちょっと豪華な食事とプレゼントを
1日づつ用意したこともありました。
また、ある年は母本人からの具体的なリクエストに応じて
母の日と誕生日を企画したこともありました。

さて今年ですが、兄弟の都合もありすでに「母の日ディナー」を
ゴールデンウィークに済ませており、今日は特にイベントは
なかったのですが、残るは誕生日です。
13日までにはあと4日です。
母に「何がいい?」と聞いても母からの具体的なリクエストもない今年は、
どうしたら喜んでもらえるだろぅと、ちょっと困っている状況です。


ともあれ、母が元気で楽しく生活してくれている事は
とても私たち子どもには嬉しく頼もしいものです。
在り来たりではありますが、近いからこそイライラすることも多々ありますが、
やはり親は一番の理解者であり味方であると感じます。
「母の日」に限らず、日々親の有難さを実感できればいいのですが、
就業が足りず・・・
母の日、父の日、兄弟の誕生日等、節目に家族を想う機会を得る
大切さを有難く感じます。
が、13日まで、少し頭の痛い日が続きます。

自治体法務 勉強会

2010-05-07 20:24:09 | Weblog
4月の終わりから有志の兵庫県の市議会議員が集まって
自治体法務についての勉強会を行っており、今日は3回目となりました。

それぞれの自治体が抱える課題について対応するためには
「議員立法も出来る議員が必要である」というのが
多くの参加者の想いであると考えますが、
市当局から提出される条例案について深く審議するためにも
多少の知識は必要不可欠であると感じます。

勉強方法としては、300ページあまりの検定の公式テキストを用いて
先輩議員が講義を行ってくださっており、あまり聞きなれない言葉の意味を
確認しながらの勉強はプロとして大切であると考えます。
面白いのは、ある定義や解釈などについて
「この場合はどう?」「うちの自治体では・・・」等
普段からの疑問などに対して、様々な意見が飛び出したり、
その話から大きくテキストから脱線することも度々ありますが、
有意義な時間であると感じます。


この勉強会の発端は、今年6月20日に「第1回 自治体法務検定」が
行われる事にともない、検定を受ける受けないは別としても
良い機会であるので勉強しよう!という出発だったと思います。

この検定は主に自治体職員を対象としているようで、
検定のHPを覗いてみると・・・
なんと!芦屋市職員の取り組みも紹介されています。
芦屋市では若手職員20名が挑戦しているようで
「地方分権によって生じる各地方公共団体における地域固有の課題に
積極的に取り組む自治体を目指すためにも、基礎となる法務能力や高度な
政策実現を遂行できる能力を身につけることが必要だと考え勉強会を
設立した。加えて、職場や世代間を超えた活気あるコミュニケーションを
発信し、市政に反映させたい。」
といった取り組みを知ることが出来き、とても頼もしく感じました。

「職員と議員」立場は異なりますが、芦屋市の発展と市民の幸せと、
目指すところを1つとして時に協力していきたいと感じました。

芦屋市会議員を減らす市民の会

2010-05-04 22:42:22 | Weblog
「まだまだ市会議員は多いとおもいませんか!!」
というテーマで知人の家にビラが投函されていました。

行政改革・財政改革は芦屋市の重要課題であり、市会議員の削減は
市民の声・時代の流れです。芦屋氏はまだまだ市会議員が多すぎます。
という内容で、近隣自治体との議員人口比や面積比が掲載されていました。

来年4月には市議会議員の改選が予定されており、
これを見据えての活動であると理解をします。

社会の経済状況や政治に関する不信からなどから
特に最近「議員はボランティアで行うべきである」
「議員はガッポガッポお金をもらっている」等の声を
頂く事が増えたように感じます。

これらの声を耳にして、私たち議員の活動や議会の動きを情報公開する
難しさを感じると伴に、反省や課題を感がることも多いのですが・・・

私は単に議員の数を削減すればすべてが上手く行くとは考えておりません。
芦屋市は前回2名、前々回4名の議員の削減を行っている経緯もありますが
この削減による歳出削減以外での効果が明確に実証されていない中
何名が芦屋市にとって適当であるのか?という答えはなかなか出ないのでは
ないかとも考えます。
もし、議員を削減を行うのであれば、それに並行して住民投票や
地域会議の導入や、いかにして若者(労働層)の声を市政に反映するのか
少数になった議員特権を利用した汚職防止方法なども、
並行して検討する必要性もあるように感じます。

しかしながら、今一度「今の芦屋市議会の働き」「議会制民主主義」
「議会の使命」「市民の評価する良い議員の姿」「地域主権への対応」などなど、
単に言葉や風潮に流される事なく、
自分自身で将来の芦屋の姿も含めて考える機会を得ることになったと感じます。