まいまいニュース

芦屋市市議会議員 いとう まい のブログ

2011,3,31

2011-03-31 22:45:42 | Weblog
早いもので今日で年度末となりました。
この時期は別れの時でもあります。

今日は役所にうかがい、数人の退職する職員さん数人とご挨拶を致しました。
思えば、右も左もわからぬ新人議員に対して辛抱強く説明など
してくださった方々には感謝を致したいと思いますのと、
今後の更なるご多幸をお祈り申し上げたいと思います。

今日、長引く経済不況から職員の給与や議員の報酬に関して
もっと下げるべきだ、厚遇な報酬を是正すべきだ!
という声を毎日耳にします。
これは、わたしたちが市民の方に満足していただける働きが出来ていない
という感情の表れてであり、真摯に受け止めるものだと考えます。
また、市民の方にサービスを限定する時には身を切ることも時として
必要であるとも感じます。

しかし一方では、単に給与や報酬を下げるだけでなく
「満足していただけるように働く」という事も大切であると考えます。
ドラッカーの言葉に「人は経費である。しかし、人は資産である」
という言葉があったように記憶しております。
より多くの優秀な職員に市民の為に仕事をしてもらうための
提案・改善も同じぐらい重要な事だと考えます。

甘いといわれるかも知れませんが、芦屋市民も職員も
一緒に幸せになれるような、WIN&WINに向けての
努力が必要なのだとも考えます。

話はガラッと変わりますが、
明日から県議会選挙や神戸市議会議員選挙が始まります。
東日本の震災もあり、あまり盛り上がらない中での選挙ですが
私の友人が2人ほど、神戸市議会へ新人として挑戦を致します。
西宮でも、市議会から県議会へと活動の場を変えて挑むかたもいます。
また、一緒に勉強をしてきた尼崎の現職の県会議員や
神戸の市会議員が再挑戦をします。
それぞれ、無所属、みんなの党など立場は異なりますが
市民生活・県民生活の幸せの為とゴールを同じく若き方々です。
ご健闘をお祈りしたいと思います!




若い力 まっすぐな想い

2011-03-29 19:54:42 | Weblog
いとうまいはマンションに住んでいるのですが
数日前から同じフロアのお宅の玄関前におもちゃの塊が置かれていました。
「春休みを前に、おうちの大掃除?
子どもさんもだんだん成長して、いらなくなるおもちゃもあるよね」
と、勝手に解釈をしておりました。

今日、エレベータに乗ると、そのお家の子どもさんが息を切らせて
エレベータに乗って来られました。
「大掃除をしているの?」
「いいえ、支援物資を送るんです」

彼女は、阪神大震災の時にはまだこの世にいない年齢です。
マンション玄関先には、同じくマンションの震災を覚えていない
あるいは、知らない若者が汗を流しながらトラックに荷物を
運んでいました。
トラックの運転席から出てきたのは彼女のお父様でした。

忙しそうに体を動かしていましたので、詳しくお話を聞くことは
出来ませんでしたが、段ボールにには「クレヨン」という
文字が読み取れました。
TVでは被災した子どもが、本が読みたい、勉強したい、
マンガを読みたい、野球がしたい、という声が伝えられていますが、
距離を超えて、同じ年代同士の助け合いであると思います。

わたしのマンションは16年前の震災で建物を建て替えか改修かで
大きな議論となった建物であり、その影響で日頃から
近所づきあいは深いものであると感じていますが、
今日の彼らの行動は、大変に心強いと感じましたのと
頭で考えがちな私を戒める姿でありました。

被災地においても、自ら被災した中学生・高校生のボランティアの姿を
見受けますが、改めて若い力のすごさを実感いたします。

また、忘れてならないのは、彼ら若者のまっすぐな想いを支える
お父様にも感謝致したいと思います。


平成23年 3月議会閉会

2011-03-24 23:00:49 | Weblog
昨日4年の議員の任期の最後となる議会が閉会となりました。
本当にあっという間の4年であったと感じます。
これまでお世話になった本当に多くの方々に感謝いたしたいと思います。

とは言うものの、4月の選挙で皆さまにご支持を頂いたか否かに
関わらず私の任期は6月10日までとなります。
これは、16年前の阪神淡路大震災の年に、4月に行われていた
選挙が特例で6月に延期された事に伴い任期期間の変更も
行われた為ですが、本来は、改選後は直ちに任期の開始や終了が
行われた方が活発な議会運営が行えるような気もしております。
また、多くの新人候補は仕事を辞めて選挙に挑み、
6月の任期開始までの無報酬期間は経済的に大変であるとも考えます。

話を戻しまして・・・
3月議会と言えば、新年度の予算の決定を行い毎日の生活に直結する
大切な議会の決議事項です。
新年度も「福祉」「医療」「教育」を重点施策とする予算が組まれました。
一般会計の予算額は現年度に比べて11・6%の減少、
約370億円9000万円でスタートすることとなりましたが、
東北の震災等に対応するための補正も予想されることから、
来年度は、しっかりと会計の補正に取り組んでいかなければと
考えております。





第23回 「芦屋さくらまつり」

2011-03-23 22:02:32 | Weblog
震災後、今年の「芦屋さくらまつり」は通年通り行うのか?
被災経験がある芦屋市では自粛をしてはどうか?等の
お問い合わせを何度か頂いておりました。
このお声を当局にもお伝えしておりましたが、
昨日、おまつりの内容を変更することが決まり、
予定通りに行うこととなりました。

●日時 4月2日(土)・3日(日) 10時~19時

●「がんばれ 東北 ~東日本大震災被災地支援~」
 として、義援金を集める内容で開催されます。
 散歩やさくらの鑑賞をしていただく。

●会場 大正橋から国道2号業平橋間の芦屋川左岸
    (芦屋川河川敷は会場とはなりません)

●「縁日」と「イベント」は行わない事となります。

被災地の方々の想いを考えると自粛へと向いてしまいますが、
前に進むことも大切であるとも考えます。
個人的には、今回のさくらまつりの開催とその内容の変更について
感謝をしたいと思います。

阪神大震災後、初めての「芦屋さくらまつり」では
さくらの花びろの色がいつもより淡かったことを記憶しています。
今年は、東北や今後の日本の再生に思いを寄せながら
静かに春の喜びを感じるひとときとなれば、と思います。


みどり地域生活支援センター開所式

2011-03-20 21:19:30 | Weblog
今日は、新浜町で建て替えが行われていました
「芦屋市立みどり地域生活支援センター」の開所式が行われました。

予定では、くす玉や交流会なども予定されていたそうですが、
東日本大震災の被災者の皆様がたの心情を考慮し、変更されての
開所式となりました。
しかしながら、利用者の方が、感謝の言葉を桜の木や花を描きながら
伝えて下さり、とても温かいものになったと感じます。

今回の建て替えにより、お風呂やお手洗いが格段に利用しやすくなった、
新たに、生活動作訓練室が作られたこと、開放的な食堂、
大きな車いすに配慮した広めの廊下などに感謝している、
という現場からの声を聞く事が出来た事が嬉しく思いました。

このセンターでは、地域の方々との交流も積極的に取り組んでおられ
定期的にオープンディも実施する予定とのことです。
第1の目的は、障がい者の方々の利用が大切ではありますが、
地域の方が、おしゃべりする為に立ち寄れるような空間にも
なると施設の有効活用にも繋がるのかとも感じました。

私たちに出来る事

2011-03-16 19:13:39 | Weblog
11日に東北地方太平洋沖地震災害が発生して以来
多くの方々から、お一人でも多くの被災者が救助される事を
はじめ、私達に今何が出来るのか?というお声を頂いております。

●義援金・募金活動

芦屋市では3月15日から「東北地方太平洋沖地震災害義援金募集委員会」を
設置いたしました。
これは、芦屋市の各団体にご協力を得まして、広く義援金を募る活動です。
*当該義援金については、税法上の優遇措置等の対象にはなりません。
(日本赤十字、社会福祉協議会が行っている義援金は税法上の優遇措置の対象です)

<募金箱の設置場所>
・市役所本庁舎の多くの部署(受付・お困りです課・市民課・保健医療助成課など)
・市民センター         ・ラポルテ市民サービスコーナー
・市立芦屋病院         ・芦屋市保健福祉センター
・体育館・青少年センター    ・芦屋市立図書館
・谷崎潤一郎記念館       ・打出教育文化センター
・海浜公園プール        ・上宮川文化センター
・あしや市民活動センター    ・男女共同参画センター

・多額の義援金をされる方、領収書をご希望される方は、
 地域福祉課(31-2121 内線2502、2503)までご連絡ください。
・勿論、他の団体の援護金活動にご協力いただく事にも感謝いたします。
・芦屋市議会では、既に50万円の義援金をお送りさせていただきました。

●物資郵送・現地ボランティア

現地点では、個人単位での物資の郵送やボランティアは現地での
受け入れ体制が整っていないようで、控えていただくようにお願いいたします。
・昨日あたりから、避難所でのボランティアの募集を行っているようですが
 現地での食べるもの、寝るところ等ご自分で確保出来る方に限られて
 おります。
・インターネットなどで、ボランティアを行う為にあらかじめ登録を呼びかける
 サイトもあるようですあ、実態のある団体であるのか、
 あるいは、個人の情報を収集する事を目的としているのか等、慎重な判断を
 お願いいたします。

●ご自分の万一に備えて

芦屋市は防災にこれまでも力を入れてきた自治体であると思います。
しかし、時の経過と伴に万一の備えがおろそかになっていたり
震災をご存じでない方も多いかと思います。
今一度、避難路や避難場所の確認やご家族同士の連絡方法などのご確認を
お願いいたします。水や保存食も当てはまりますが、現在は出来るだけ
「買占め」は控えていただき、東北地方に物資が供給できますよう
ご協力をお願いいたします。これも、被災者への助けになります。

●息の長いご支援を

阪神淡路大震災で住居を失われた方は、避難所での生活、仮設住宅での生活、
そしてやっと復興住宅での生活へと落ち着いて生活が出来るようになるまで
長い時が必要でした。東北の方のお手伝いを!というお気持ちを
どうぞ持ち続けていただき、文字通り息の長いご支援をお願い申しあげます。


神戸市など大きな自治体では、被災者のために公営住宅の確保&提供を
始めているようですが、避難所に避難されている方が45万人を超えており
避難所に行けずに自宅で不便な生活をされている方も含めると
どのように協力が出来るのかが、幅広く検討されるべきであると考えます。



3月の寒い1日

2011-03-12 00:01:57 | Weblog
このところ3月にしては寒い日が続いていますが、
今日(3月11日午後2時46分)、宮城県沖のM8.8の地震が起きました。

芦屋でも揺れたようですが、総務予算分科会の進行役を務めており
私は揺れにきづきませんでした。
その後、バタバタと市当局では、対策本部設置のため
会議室は慌ただしくなり、予定よりも早くに会議を閉会し
来週に持ち越しとなりました。

TVの報道では、大規模な地震が東北地方で相次いで起きており
これにより各地で津波が発生しているようです。
これらに伴い、死者・行方不明者、家屋の損傷・原子炉の異常・
火災など被害の状況が刻こくと報道されております。

芦屋市では、50センチの津波が押し寄せたようです。
対策本部が設置され、海岸地域のパトロール等が実施されたようですが
午後8時30分に庁内待機体制は解除されました。

今回の地震は、阪神淡路大震災と異なり、多くの方が働いている時間帯に
発生しており、都市部では自宅に帰れない方もおられるようです。
宮城県では、電気やガスが遮断され、寒い避難所や車の中で
不安な夜を過ごされている姿が容易に想像でき、心が痛むばかりです。

とにかく、被害が拡大することがないよう祈るばかりで
無力を感じるばかりですが、芦屋市としては、現地で何が必要なのか?
を適切に判断し、出来る限りの援助を行う予定である方針であるとのこと。
あの時の、私達の経験を生かし、現地の方に少しでも貢献出来る事を
希望したいと考えます。

市議会選挙 立候補説明会

2011-03-03 21:38:57 | Weblog
今日は4月17日からの市議会選挙についての立候補説明会が行われました。
立候補ための手続き、選挙活動の規制や会計などについて説明が
約2時間半わたり行われました。

私も含めてこの説明会出席した方々にとっては、「いよいよ!本番!」と
いう思いになったと思います。
しかしながら、議員を選ぶ市民の方々の反応は
まだまだ盛り上がっていないのでは?と、個人的な感想を持っています。

定まらない国の状況を毎日テレビで見ることにはじまり、
何をやっているのかよくわからない自治体の議会にたいして、
政治あるいは政治家に対して、これまでにない不信感や無関心の方が
増えたのではないか、と考えます。

少し前の新聞には、この4年間で市長提案を修正あるいは否決した議案が
ない議会、議員から提出されたの条例制定がない議会の多さを
示す記事が掲載されておりました。
(私の記憶が確かであれば90%台にのぼっていたと思います)
これらも、政治への無関心さを加速させている原因であると考えます。

では、条例の制定審議に対する芦屋市議会はどうなのかというと・・・
かなり活発な審議がされているように感じます。
その結果、多くの議会で、継続審査や修正、否決という
判断を議会では行っていると考えます。
様々な考えをもっている市民の代表が集まる議会としては
当然と言えば当然ですが・・・
また、議員が行政に対して幅広い分野で質問が出来る一般質問でも
多くの議員が発言をしていますし、それらの報告も議員それぞれの
形で報告がされているように感じます。

ただ、これらの動きがしっかりと市民の方に届いているのかどうか、
という問いには、残念ながらまだまだ努力が必要であるとも感じますし、
この「議員の働き方」自体を見直す必要性も検討課題であると感じます。


長々と羅列しましたが、いよいよ選挙が近づきました。
せっかくの4年に1度のチャンスです。
4年前に自分が支持した候補者がしっかり働いたのか?
自分たちの想いに沿った活動を行ったのか?
新しい人たちは、何を訴えているのか?などなど
最終的に自分の毎日の生活に影響する地元の選挙です。
無関心になる事無く、ご興味を持って頂ける事を
期待したいと思います。