まいまいニュース

芦屋市市議会議員 いとう まい のブログ

朝日ヶ丘小学校・造形展

2009-01-31 20:28:36 | Weblog
昨日より開催されている「造形展」を覗いてきました。

1年生から6年生まで、どんな工夫や趣向を凝らして
完成させたのか説明が沿えらており、
それぞれ絵画や図工が体育館いっぱいに所狭しと
展示されていました。

会場で今年から1年生となったわが子の作品を見に来ていた
友人に出会いましたが、
「幼稚園から小学校になり、こんなにもしっかりした絵が
描けるようになったのには驚いた!」という言葉を
聞くことができました。

力強かったり、やさしい色彩だったり、
ほんとうに時間をかけて製作したと感じられるもの、
わたしがどう逆立ちしてもかなわないような
しっかりした作品も多く、現代の子どものセンスの良さには
感服しました。

また、同時にコミスクで行っている教室での
作品展示もあり、地域一体の造形展でありました。

この模様は明日も午前10時~午後3時まで行われており
是非、ご家族で楽しんでいただきたいと思います。


市町村議会議員 臨時セミナー

2009-01-30 18:17:53 | Weblog
昨日・今日と滋賀県で行われた
財政健全化法・財政指標に関するセミナーに出席してきました。

昨年同じセミナーが行われたのですが
抽選に漏れてしまい、今回は私を含めた残念な想いをした
議員向けに再度開かれたものでした。

「財政健全化法のポイント」
講師:森田 祐司氏(早稲田大学パブリックサービス研究所
          客員教授)

「自治体財政指標の見方」
講師:鈴木 亮氏(監査法人トーマツ 公認会計士)

「財政指標分析の実際」演習
講師:常峰 和子氏(監査法人トーマツ 公認会計士)

今回のセミナーでよかったのが、実際に様々な指数を計算し
その原因と対策を考えるという演習です。

健全化判断比率評価の数字を見るとわが芦屋市はかなり
悪いものですが、数字があらわすものが全てではなく
その自治体の背景も考慮しなくては、せっかくの数字が
生きたものにならないと考えます。
芦屋市の現在の状況は「阪神淡路大震災」という大きな原因が
あることを考えると、引き続き慎重な舵取りが必要であると
思いますが、決して将来を悲観する状態ではないと感じました。

財政に関する勉強・調査は1日にして成らず!
知り合いの議員もこのようなテーマに対し、3回目ということで
感想をお聞きすると「数字に対するアレルギーは無くなった」
という心強いお言葉がありました。

短い時間のセミナーでしたが、公会計制度も含め
地方議員の質の向上は不可欠であると感じました。




地方議員年金

2009-01-28 23:32:14 | Weblog
27日の朝日新聞で地方議員年金に関する記事が掲載
されていましいた。
「合併が原因、国は救済を」
「公的負担 もう許されない」
と、存続、廃止にまつわる記事でした。

議員年金は12年議員をすると受給する資格を得るのですが
市町村合併が進み、年金を支える議員の数が減少し
2008年度では133億円~179億円のマイナスが見込まれており
11年度中にも底をつくという。

議員年金については、特権だという声もあり
国会議員に続き年金廃止の動きもあります。

わたしは、現在89600円の掛け金を毎月支払っていますが、
今後、掛け金の更なる値上げと受給金額の引き下げも
検討されると考えますが、この問題は、地方議員のあり方にも
通じるものであり地方議員がボランティアであるべきなのか、
地方分権が進む中、専門職であるべきなのか
議論されるべきものだと考えます。


裁判員制度

2009-01-27 20:31:48 | Weblog
今日は神戸地方裁判所で行われた
「裁判員制度について」の説明会へ行ってきました。

●裁判員制度についての説明
●映画「審理」上映
●裁判員制度候補者待合室へ移動し当日質問表などの説明
●評議質へ移動しての施設見学
●質疑応答

私達の住む地域では、年間9000人が裁判員となり
これは353人に1人の割合ということであり、
それぞれ、殺人にはじまり身代金目的誘拐、放火、危険運転などの
裁判について3人の裁判官と6人の裁判員(事件により2~4人程度の
裁判員)判決を行うこととなります。

私達が気になる「裁判員になることが出来ない・辞退できる事情」や
日当(裁判員候補者8000円以内・裁判員10000万円以内)を
含む裁判員制度についての流れが細かく話され、
初めて開始される制度についての不安は、
かなり解消されました。

しかしながら、「なぜ裁判員制度が導入されるのか?」
については、
◆裁判を身近でわかりやすいものにする
◆司法に対する国民のみなさんの信頼を向上させる
という、判決が国民の理解を得られる為だという
説明には、最後まで十分な理解をすることが出来ませんでした。

説明の中で、国民の理解を得る・判決が国民感覚と同じくする
と繰り返し発せられた言葉が印象に残るものとなりました。

世界は進む 日本は進まず

2009-01-26 18:06:16 | Weblog
先週の土曜日に東京都文京区男女平等推進センターにて
全国フェミニスト議員連盟 2008年度 イベントの
国際シンポジウムが行われました。

私は、出席することが出来ませんでしたが
出席者の方からお話を聞いてきました。

「世界は進む 日本は進まず」
ーパリテ、クォータ、男女共同参画ー

<各国からの報告>
◆ルワンダ:アリス・カレケジ(国際弁護士)
 ジェノサイド後、女性国会議員率世界第1位56%の背景と
 そのメカニズム
◆ノルウェー:カーリ・ヒルト(ノルウェー王国大使館)
 80年代に法律でクォータ制を定めた元祖クォータ制の国の
 制度・運動・最新情報
◆韓国:チャン・ジョンファン(韓国大使館)
 比例制選挙枠にクォータ制を導入するまでの経緯と
 実行後の女性議員の現状と問題点
◆チリ:後藤政子(神奈川大学教授)
 反軍政をめざす女性運動を経て、初の女性大統領と多くの
 女性閣僚を誕生させるまで
◆日本:赤松良子(WINWIN代表) 
 世界139位9.4%と女性議員が極端に少ない日本。
 誰が何をどうすればいいのか

<会場との討論>
などが行われたようです。

出席された方からは「変化が苦手な日本」の現状を再認識した。
報告からは、女性が政治に積極的に参加出来ているのは
「法の整備」による後押しが大きな原動力になっている
等の感想を聞くことができました。

日本では、女性の参政権発足後60年あまりが経過していますが
スピードはかなりゆっくりなものであるようです。
「世界は進む 日本も進む」というテーマでシンポジウムが
開催される様、私も女性議員として活動していきたいと
感じました。

芦屋市社会福祉協議会・認知症の理解と介護者支援

2009-01-24 17:42:04 | Weblog
ルナホールで行われた催しにお邪魔しました。

講演: 認知症の理解と介護者支援
講師: 松本 一生氏(松本ものわすれクリニック・
           大阪人間科学大学)

認知症の症状にはさまざまな種類があると同時に
●中核症状ー誰にでも認められる
●周辺症状ー症状が出る人、出ない人がいる
など、認知症にかかわる知識と
「認知症を支える介護者をいかに地域で支えるか」
をテーマにお話がありました。

介護者に関しては、
◆私は介護でつらい思いをした事がない
◆私の人生は○○の介護にささげる
◆私は誰の手も借りずに介護しなければならない

◇何故か人に頼られる
◇人が嫌がることは自分がする
◇自分は陽気なほうである
◇他人と対立するのはいや
という性格の方は、自分に限界に対し
我慢強く、ストレスを溜めてしまいやすい方達であり
この方達に対し、日常生活の何気ない声かけや
話を聞くことは、地域でできる大きな支えになると
改めて気付くことができました。

第2部では
私は時間の関係で演奏を聴くことが出来ませんでしたが、
「ロイヤル・フラッシュ・ジャズ・バンド」の
ジャズコンサートが開かれました。


          

祝!阪神・なんば線

2009-01-22 19:01:20 | Weblog
今年の3月20日(金曜日)に開通予定である
「阪神電鉄・なんば線」の新ダイヤが先週発表されました。

いとうまいは一般質問で取り上げた「なんば線」の新ダイヤですが、
元町~梅田間の直通特急は今まで通り阪神芦屋駅に停車!
三宮~近鉄奈良間の快速急行も阪神芦屋駅に停車!
青木~梅田間の区間特急は新たに阪神打出駅に停車!が
決定したようです。
質問を行った当時は、芦屋駅に快速急行などの利便性の高い電車が
停車しないという話を近隣市で見にする機会があり
かなりの危険感をもったことを記憶しています。
多くの方にご尽力いただきましたことを、
改めてここに感謝いたいと思います。

停車する電車の種類によって土地の資産価値もことなってくると
理解をしますが、芦屋&打出駅に関しては
公共交通の利便性と資産価値の確保が指示されると考えます。

生活を行う上でますます便利になる芦屋市の姿に
今からうれしいような、ドキドキしています。
詳しいことは「阪神・なんば線」で検索してみてください!

アメリカ新大統領就任

2009-01-21 21:24:55 | Weblog
バラク・オバマ氏が日本時間の今日の未明
代44代大統領に主任しました。

多くの新聞・TVで繰り返し就任式、オバマ氏の
演説が報道されていますので、改めてご報告する
ことはないと思いますが、「新たな責任の時代」を
キーワードに全世界に発信することに成功したものだと
思います。
また、景気は「気」からとも言われていますが、
彼の言葉に未来に向けての勇気と希望が
見出せる想いをしました。

とは言うものの、彼はアメリカ大統領、
日本もアメリカに遅れを取ることなく、
新たな時代に見合った責任と今後の日本のあり方の方向性を
明確にし、人々に希望をもってもらえるような
政治を行っていかなくはならないと感じました。


明石市の入札制度

2009-01-19 20:01:44 | Weblog
今日は兵庫県議員ネットワーク交流会で行われた
「明石市の入札制度」の勉強会へ出席しました。

●入札制度改革の3つの理念
1・納税者が求める4つの条件
  (透明性・競争性・公平性・客観性)
2・いい仕事をすう業者が報われる制度へ
3・公務員の意識改革を促す制度へ

●入札制度改革5つの柱
1・談合のしにくい入札制度へ
2・ダンピング受注の防止
3・工事品質の確保
4・地元優良業者の育成及び不良不適格業者の排除
5・行政効率の向上
が柱となっており、建設工事においては130万円からは
原則一般競争入札を行っています。

客観的点数(国&県が行う企業の評価)
   +
品質評価点(明石市が7項目において独自に行う評価)
   ↓
「品質評価合計点」
により、入札業者を3段階に区別します。
3段階の区別によって発注工事件数を上から
5%、15%、25%に割り当てています。

面白いと思ったのは、
「市内業者への下請負契約率の設定」です。

◇市内業者が施行可能な内容を含む場合は
 「市内業者への下請負契約率」を設定し、入札の
 参加要件として参加者に義務づける
◇「下請負契約率」は工事主管課が設計書に基づき、
 市内業者で施行可能な部分を判断したうえ、その金額を
 算定する
◇元請業者から施行体制台帳、下請負契約計画書等を提出
 させることなどにより「下請負契約率」の確認を行う
◇この制度導入後、大手業者と地元業者とのJVは実施していない
が制度の概要となり、平成19年度では約1億5000万円が
市内業者の受注額となっているとの事です。

この制度は、市内業者の育成&技術向上及び受注機会の
確保を図りたいという想いが背景にあり、
芦屋市においても、たびたび議員から市内業者に対し
受注機会の確保の声があがっていると思います。

病院耐震化 まだ5割

2009-01-18 21:51:53 | Weblog
少し前の朝日新聞(1月11日)から

「国の耐震基準を満たしている病院は全国で半数にすぎず
災害拠点病院でも6割にとどまることが、厚生省の調査でわかった」
この基準は、震度5強では建物が無傷、震度6で倒壊しないこと
を目安にしている。

95年の阪神淡路大震災では、105の病院・診療所が
全壊・焼失したほか、104の病院・診療所が半壊・半焼の
被害にあった。
神戸市西市民病院では病棟5階の天井が崩れ落ち、40人以上の
患者らが生き埋め。まったく損害の無かった病院は182病院中
2%の4病院しかなかった。

病院耐震化と同時に話題になるのは、学校園の耐震化ですが、
芦屋市においては、兵庫県の耐震化事業の遅れと相反して
出来るだけ前倒して事業を行いもう少しで100%に手が
届く段階であると理解をしています。

さて、現在芦屋病院は病院経営改革と共に、
耐震化を含め検査室など利用しやすい病院への建替え問題において
大きな壁にぶつかってしまっています。

以前にもブログに書かせていただいたと思いますが、
14年前のあの日、市立芦屋病院は限られた条件の中においても
玄関にまであるれかえる多くの負傷者の対応、
そして、多くの市民の命を救ったという光景が
私の目にはしっかりと焼きついています。