まいまいニュース

芦屋市市議会議員 いとう まい のブログ

夏の陣 その1

2008-06-30 22:34:06 | Weblog
6月議会が終わっての始めての病院特別委員会です。
いよいよ夏の陣がはじまりました。

今日は、先日芦屋市が3000人を対象とした
病院に対する認識&期待する事に関するアンケートについて
がメインの議題となりました。
このアンケート回答は50%以上の1552人より回答がありました。

回答に対しての分析などは、次回の委員会での発表となるようですが
質問設定をはじめとするアンケートの方法に
多くの疑問があがりました。
*独立行政法人ありき、建替えありきの質問設定に対して
 疑問の声が寄せられています。

余談になりましすが、先週末の土曜日に参加した勉強会では
審議型世論調査(DP)では、調査を行う際の情報提供のあり方の
難しさを提示されていましたので、いとうまい自身もアンケート方法
については大変に興味がありました。

話をもどして・・・
市としては、多少?大いに?問題があったアンケートですが、
経費の削減を前提とした改革に際して、
決して安くはない費用をかけたアンケート
(私の計算では60万円以上。含む郵送費・印刷費・紙&封筒代など)
ですので、有効活用してもらえるように要望をしました。

勿論、アンケートは病院運営の方向性を決定する要因の
1つにすぎませんが、このアンケートからいろいろな事を
読み取ってほしいと考えます。

行政側もわたしも共通しての認識は
多くの市民の方は、「病院の事をあまり知らない」
「病院の現時の問題をしらない」という事で、
行政のより進んだ情報公開も必要であると考えると同時に
市民の方にどうやったら興味を持ってもらえるのか?が
今後の課題になると強く感じました。



尼崎市立クリーンセンター第2工場見学

2008-06-27 19:34:14 | Weblog
今日は梅雨の合間の晴天ということで朝から洗濯をして・・・

尼崎のクリーンセンターの見学に行ってきました。
この施設は平成17年度竣工でまだピカピカの施設でした。

芦屋の環境処理センターの違いは、
1)規模が大きい
2)溶融炉がある
3)焼却熱を売却
ことがあげられると思います。

1)人口のちがいますので、当然尼崎のセンターは大きく、
見学した第2工場では135000トン、第1工場では40000トンが
年間処理されています。

2)溶融炉とは、焼却して出来た焼却灰をさらに1500度のプラズマ熱で
溶かすというもので、最終的なゴミの量の軽減と溶かすことにより
出来る「スラグ」と「メタル」を売却しているそうです。
スラブは100円/t、メタルは1200円/tだそうです。
現在兵庫県で溶融炉を所有しているのは4箇所だけだと言う事ですが、
その理由としては、設備にや維持・管理費がかなり高額になる為で
あるようです。

3)この工場で発生した焼却熱は、場内の電気などに使用されている他
あまったものは、電力会社に売却し、年間1億4000万円ほどの
利益をあげているというので、いかにゴミの量が多いのかがわかります。

*尼崎では、緑の透明なゴミ袋を購入して、ゴミを出している状態であり
近い将来、芦屋もこれに倣うことに?・・・
もう1つ驚いたのは、資源ごみの処理方法です。
1つのゴミ袋にペットボトル・缶・ビンをまとめて回収しており
これを、ベルトコンベヤーの流れ作業で役24人の方が
手で仕分けをしていました。この規模にも!

6月議会閉会

2008-06-26 21:01:23 | Weblog
本日、6月定例議会が閉幕となりました。

今回の議会では、市立病院の行政独立行政法人の定款が
継続議決となりました。
これは、毎年巨額な赤字運営の病院の存続を願っての
法人移行の動きですが、ここで「待った」がかかったのが、
同時に出てきた病棟建替え約123億円の問題です。

独立行政法人移行後は、議会の議決なしでこの案件が
進みます。しかし、建替え費用には病院と市で折半することや
最終的に病院経営がうまくいかなかった場合は
芦屋市で負債の責任を取ることなどから、
急速に進む事業計画に対し、もっと審議を重ねようという
議会の申し入れであると考えます。

議会は閉会となりましたが
6月30日は病院特別調査委員会
7月中旬には、議会で講師を招いての研修予定、
7月末には、委託委員会の公立病院の行政視察と委員会開催と
暑い夏となるようです。

他には、今年度1クラスから2クラスへと増えた宮川小学校の
学童保育の為のクラス増設の議案が無事に可決しました。
ご心配いただいていた保護者の皆さまには一安心
していただけると、うれしく感じています。


マナー条例

2008-06-23 21:08:27 | Weblog
先週行ったマナー条例の質問から・・・

昨年6月より施行された通称マナー条例。
これは、市民全員が清潔・安全・快適な生活環境を
確保することを目的としています。
阪神芦屋駅近辺は、バリアフリー化事業が
進められていることなどを考えての質問となりました。

私の質問は
①JR駅前付近の禁煙区域の喫煙パトロール状態と過料件数など
②禁煙区域境界のタバコのポイ捨てに対する対策
③南芦屋浜の夜間花火禁止に対する対応策
④新たに阪神芦屋駅周辺を禁煙区域に拡大すること

答弁は
①今年3月以降に新たな体制によるパトロール開始。
 市民の方には条例が浸透しているようであり
 42人に対しての過料徴収
②街角にたっての啓発活動をすでに行っているが
 看板などの設置による呼びかけを検討
③浜の駐車場を5月より午後9時~午前5時まで閉鎖すると共に
 巡回体制の強化
④当面は禁煙区域指定は行わないが、路面にステッカーを
 貼るなどの啓発活動を検討

*質問通告に書いていなかったので、今回は要望としましたが
 市役所までの職員の喫煙場所の移動も御願いいました。

シーサイドタウン・高層住宅の課題について

2008-06-21 15:02:43 | Weblog
去る6月18日に行った私の質問内容を
少しご紹介させていただきます。

1・シーサイドタウン・高層住宅の課題について
2・阪神芦屋駅改修工事となんば線について
3・マナー条例について
について行いました。
今日は1の質問の概要を紹介いたします。

1・以前に建物の耐震性とエレベータのスキップ停止階に
  ついて、他の議員から質問もされていますが、
  私はここの「まちづくりあり方や運営方法」に焦点を
  あてたいと考えました。昭和54年に国際住宅モデル都市として
  出発し、パイプラインや地域熱供給という当時では新しい
  システムを盛り込んだ街づくりでした。
  時代と共に、これらのシステムの老朽化と共に、
  運営管理者が、県営住宅、県の住宅供給公社、都市再生機構、
  分譲住宅を管理するアステムが行っており、
  これらが不明瞭な運営を行っている事、
  また、老朽化対策に差が出てきていると考えます。
  モデル事業として始まったまちづくりであるなら、一定期間後に
  事業の見直し、検討、修正が行われるべきであり、
  市民を守る立場の市が先頭にたつべきでは?が大きなテーマであり
  その中に、●建物の老朽化&エレベータ問題
       ●地域熱供給と環境問題
       ●新外国移住者問題の対応
  の質問を盛り込みました。

  <市の回答>
  施設の管理に対しては、基本的に管理者と住民が責任を
  持って行うと考えるが、地域熱供給方式は現在の地球温暖化防止や
  環境観点とは異なる事もある。新外国人移住者に対しては、
  日本人間とのトラブルがある事は認識しているが、担当部署同士で
  庁内連絡会を持ち、対応をしていく。
  近い将来、街の建替えなどの際は、市が積極的に関与していくつもりである。



一般質問が終わりました。

2008-06-19 21:28:20 | Weblog
3日間、16人に及ぶ一般質問が終わりました。
まだ議員生活1年ですが、3日間質問が行われた事は始めての
経験となりました。

今回の質問で最も多かったのは、市立病院の
独立行政法人への移行に関しての、運営・建替・医療制度
に対するものでした。
法人へ移行すると現在示されている123億円におよぶ
建替えの案件に関して、議会は直接議決をとる事が
なくなり、財政難とされる中で、法人移行に慎重に
なる議会と、待ったなしとする当局のやり取りが
聞かれました。

今議会で議案となっている「法人の定款」は
所管の都市環境委員会では継続審議となり、
26日の本議会での採決を待つものです。
議会側としては、議会終了後も都市環境委員会や
病院特別委員会を開催し、協議を重ねる事となりそうです。

明日は、民生文教委員会があり
2つの請願審議と福祉センターの設計に関しての説明が
行われます。

一般質問が始まります!

2008-06-16 21:59:23 | Weblog
明日からいよいよ一般質問がはじまります。

一般質問は、所属している委員会などを超えて
自分の疑問や思いを市長をはじめ行政に質問できる
数少ない場所です。
今議会は16人もの議員の質問が予定されています。

6月17日
中島かおり 議員
幣原みや 議員
松木義昭 議員
徳田 直彦 議員
助野功 議員
帰山和也 議員

6月18日
畑中俊彦 議員
長谷基弘 議員
いとうまい
重村啓二郎 議員
田原俊彦 議員
木野下章 議員

6月19日
前田辰一 議員
都築省三 議員
森しずか 議員
山口みさえ 議員

お時間があれば、傍聴へ起こしください。

ちなみに、いとうまいは
①シーサイドタウン・高層住宅の課題について
②阪神芦屋駅改修工事となんば線について
③マナー条例について
の予定で質問を行います。


福祉センター新築工事地元説明会

2008-06-14 22:00:50 | Weblog
木口ひょうご地域振興財団と芦屋市による
福祉センター新築工事の説明会が竹園集会所で
行われ、約60人に及ぶ参加者がありました。

木口財団と芦屋市による福祉センターの
施設設計の説明と、工程日程の説明があり、
質疑応答がありました。

質問の基本として、
震災前の総合福祉センター案では、
介護を中心とするものであったため、
住民と説明側にずれがあったように感じました。
これは、もっと芦屋市が今回の福祉センターの
説明を行わなければならないと考えます。

●駐車場の収容台数
●出入り口を現在の北側から公道面の東側に変更
●避難時用に屋外スロープの設置
●温泉を利用する人とも一体になった設計と運営
●災害時における介護避難所的な役目
●近隣住民とのプライバシー確保
●公益法人運営を目指していた方向性
●自家発電設備の設置
●現在存在する「桜」の木の問題
●玄関に車が横付けできるべきではないか
●利用者への利用料金

などのしつもんが揚げられました。
財政的な面もあり、地下駐車場新設は無理である
という答弁をはじめ、現在も検討中のもの(自家発電設備)や
桜の木など要望に出来るだけ答えていきたいという回答がありました。

住民からの要望もあったのですが、この説明会は
今日一日だけのものではなく、
機会事に行っていきたいと、述べられた木口財団には
感謝したいと感じました。





各常任委員会

2008-06-13 19:13:20 | Weblog
9日~11日にかけて常任委員会が開催されました。

<都市環境常任委員会>
●地方独立行政法人市立芦屋病院定款を定める
 ことについて

の議案は、継続決議となりました。
これは、約123億円にのぼる病院の建替え問題が
独立行政法人に移行後は議会の議決なく、
進められる可能性があることや、
かなりのスピードで法人化に向けて動き出している
行政の事業の進め方に待ったをかけることとなりました。

<民生文教常任委員会>
●翠ケ丘集会所の改築工事に伴い、使用料の改正
●芦屋市国民健康保険の一部を改正
●芦屋市手集料条例の一部を改正
●後期高齢者医療制度を廃止する請願を否決

<総務常任委員会>
●芦屋市市税条例の一部を改正
●平成20年度芦屋市一般会計補正予算
●消防団員等公務災害補償条例の一部を改正

などが協議されました。
26日の本議会にて、芦屋市議会としての
決議が行われます。



全国議会アンケート

2008-06-08 15:28:31 | Weblog
本日の朝日新聞に、朝日新聞社と自治体義気亜改革フォーラムが
共同で実施した全国議会アンケート結果さ掲載されていました。

記事は「当たり前の議会」がまだ少数派で改革が道半ばであると
ありました。

●2年内で議長交代6割強
 議長の任期は本来は4年であるが、慣例や申し合わせで
 議長手当てがあり名誉職をより多くの人に割り当てるために
 短期間で交代する現状があるようです。

 <芦屋市>
 現在は、1年交代で議長が選ばれています。
 今回の議長選挙では、近隣状況は2年になってきている、
 2年制にしてじっくり議会改革する事が必要である、という
 声もあがりました。
 *私自身も2年性に賛成でしたが、
 実現するには、もう少し時間がかかるようです。


●役所の「追跡機関」
 議会の役割として、行政チェックの他に、議員提案立法が
 ありますが、立法1割弱となっています。
 最多は宝塚市で過去4年間で12件の立法がありました。

 <芦屋市>
 芦屋市は一昨年に議員提出がありましたが、
 議会で否決となったという事で、一応動きはあるようですが
 まだまだこれからという事のようです。
 *これを可能にする為には、議員の地道な勉強&調査が不可欠です。
 また、「住民投票」を行うと議員の役割が無くなると言われますが、
 議員には議員立法という大切な仕事があることを
 議員による認識も必要であると考えます。


●採決での各議員の賛否の情報公開5.4%
 多くの自治体では議案が可決VS否決を公開しているのみで
 各議員の賛否公開はほとんどされていません。
 会派単位での賛否公開(6.6%)重要議案のみ・・・といった
 公開方法もありますが、全く公開していないのは84.5%です。

 <芦屋市>
 全く公開されていません。
 *「会派で統一した賛否」が普通だとされていますが、
 直に市民生活に影響を及ぼす市町村議会では全議案の賛否に
 会派に縛られる事に疑問も感じます。
 私の所属する創政クラブでは、
 絶対に会派による賛否とはなっていません。
 

●夜間・休日の議会開催
 住民が傍聴する機会を広げようという取り組みの1つです。
 定期的に開催しているのはわずか29議会のみとなっています。
 以前に行ったが、傍聴数が少数だった為、取りやめた自治体も
 あります。

 <芦屋市>
 夜間・休日の議会開催はありません。
 今年度ようやく議会のインターネット中継予算がとられ
 まずは、インターネット中継の来場者数を見てからになるのでしょう。
 *議会運営にも工夫が必要だと感じますと同時に、議員による
  「議会報告会」的なものは、低費用で取り組みやすいと考えます。

*は「いとうまい」の意見・感想です。