まいまいニュース

芦屋市市議会議員 いとう まい のブログ

地方議員のための政策法務

2010-01-31 11:23:05 | Weblog
28日、29日にかけて全国市町村国際文化研修所で行われた
セミナーに出席してきました。
昨年も同じセミナーが開催され、受講を希望しておりましたが
惜しくも抽選に外れ、今回はこの抽選に外れた人を優先して・・・ものでした。

「地方議員のための政策法務」
講師 井川 博氏(政策研究大学院大学 教授)

「法制執務の技術」
講師 木村 俊介氏(政策研究大学院大学 教授) 

の講義のあと、幾つかのグループに分かれて「実際に条例を作成する」
スケジュールであり、限られた時間でしたが、有意義なものでした。

一般質問で質問を行うと、当局から
「法律の範囲内で・・・」「法律に準じて・・・・」という回答を
多くもらいます。この答弁に歯がゆいさを感じますが、
憲法と条例や法律と条例等関係の整理が多少できたと思いますが、
なかなか奥が深く特に「国の規制」をどう解釈するかがポイントであると
感じました。

自治体の在り方が問われ、地方分権による条例制定権の拡大、
行政への住民参加、住民の異なる利害など
これまで以上に自治体の法務、議会からの条例提出は重要になると考えます。

実演では、私のグループでは「自治基本条例」を作成しましたが、
自治体の在り方、住民の参画、住民投票、議員定数、話題の議員年金などなど
夜遅くまで意見交換を行いました。

少し脱線しますが・・・
住民投票に関しては、多くの議員が「間接民主主義」という理由により
賛成の姿勢ではなかったのですが、国においては住民投票法案の策定に
とりかかったようでもあり、かなり温度差があると感じました。
私個人は、長期的には、市民参画の中には住民投票も外せないポイントに
なると考えていますので、異なる意見を耳にする機会があり有意義で
あったと感じています。



民生文教常任委員会視察

2010-01-27 22:12:14 | Weblog
1月26日・27日 委員会の視察に神奈川県南足柄市と静岡県掛川市に
お邪魔していきました。
もともと昨年の0月に予定されておりましたが、
直前に台風18号が西日本から東へ移動するということで
延期となっていたしさつです。

●南足柄市では、「学校教育の新たな手法について」をテーマに
幼小中一貫教育、英語教育の取り組み、新教科‘きらり‘、2学期制など
についてのお話を聞きその後、質問を行いました。 

多くの試みを一時期に行うことで、より大きな効果を期待できると
感じる取り組みであると感じました。
特に一貫教育では、つながりのある教育方針やその内容を確認することにより
障がい者や不登校の児童にも柔軟に対応することが
容易になったという現場の声には注目したいと考えます。
2学期制については、全国的には導入後3学期制に戻す自治体もあり
個人的に興味をもっていたのですが、
児童には、学期中とお休みの区別がはっきりしないスケジュールが
よいのかどうか、慎重に考えるべきでは?と感じました。


●掛川市では「幼保再編計画について」をテーマに
公立&市立の幼稚園・保育園の再編成と民間運営についてを
調査する機会を得ることが出来ました。

芦屋においても保育園利用の待機問題が通年にわたり、大きな課題となっており
なんとか、改善を行いたいという想いでいっぱいでした。
掛川市では、公立と市立が一緒になり、この再編に取り組んでおり、
試み対する効果も表れているようですが、新たな課題も発生している様に
感じています
今回は特に、公立公営の施設ではありますが、実際に現場を
視察する機会も得ることができ、児童の生活実態やその表情を見ることが
出来、有意義であったと思います。
多くのお教室で「こんにちは!」と児童の方から声をかけていただき
大変に嬉しく思いました。
芦屋においても、子どもも大人も気軽に「こんにちは!」という声の
掛けあいが出来ようになれば・・・と感じました。

子どもの教育は日本が次の時代をどう生きていくか、を
決定する大きな要因であると考えます。
学力もさることながら、生活力をいかに育てるかが
不可欠であると感じると伴に、子育への不安解消(教育体制や経済面等)が
現在の日本の少子化対策には直結する問題であると感じていますので
今回の視察は大変に有意義であったと感じます。

また、余談になると思いますが、今回初めて一緒に視察に行く
議員さんたちも多く、道中様々な話をすることが出来たことも
有意義であったと思います。
ある方から、「いい意味ですが、大食漢ですね!」と
言われしまい・・・
「食べるのが本当に好きだなぁ~」と再確認!!!
個人の議員としてどう芦屋市の市政に関わるか?は勿論大切であると
考えますが、地域主権の方向性の中、いかに芦屋議会として
今の自治体の在りかたや施策、住民さんとの関係を形成していくのか? 
議会としての在り方もヒントも得た気持ちになりました。


最後になりましたが、両自治体とも快く視察の受け入れていただき
感謝するところであり、あらためて御礼を申し上げたいと思います。


1月17日を迎える

2010-01-16 21:36:22 | Weblog
明日、阪神淡路大震災から15年目の朝を迎えます。
15年前の記憶としての朝と感じるのか、
15年間の引き続きの朝と感じるのか、
それぞれの現在の状況によって感じ方は異なるのだと思います。

今年はハイチの大地震の発生もあり
昨年よりも、1月17日への想いは胸が痛むように感じます。

あの朝、まだ暗闇の中で電気も水も電話もガスも、
そして情報が手に入らない何もない状況下で
家族や近隣の安否を声を頼りに確認し・・・

あれから15年、今なお、復興等による財政難は続いていますが、
芦屋の街並みは劇的な復興を遂げました。
あらたな街も生まれました。

今年の初めに、ある高齢者の方のお話を聞く機会がありました。
「地震はとても恐ろしく生きた心地がしなかったが、
戦争の空襲に比べると全然ましやった。震災は日本中が
物資やお医者さんやいろいろ支援を受けることが出来たのは
日本中が焼けてしまった戦争と比べると全然ましや」

この高齢者の方は、人生を何度踏まれてもそれにくじけず
立ちあがって来られた自分の人生を通しての人間の命の強さを
おっしゃられたのと同時に
「地震という天災」と「戦争という人災」の差についても
述べらたのだと感じます。 

亡くなられた方のご冥福をあらためてお祈り申し上げます。
残された命を精一杯大切に生きていきたいと誓います。



あっという間の一週間

2010-01-12 18:19:39 | Weblog
2010年を迎えて早12日、お正月のだらだら生活から
現実の生活にシフトチェンジしたとたんにまた連休!で
うれしいような、ちょっと頭と体が変化にしきれていない感もあります。

今年から、ご覧いただていているブログの更新を週単位で
行いたいと考えていますが、引き続きご愛読くださると
大変に勇気づけられまた、うれしく思いますので
宜しくお願いいたします。

先週は新年会や成人式などが行われ
晴々とした場所に伺う機会が多い週となりました。
同時に年末から延期されていた友人との忘年会が新年会と
名前を変えて開催されました。

どうなることかと、興味を持っていたJAL問題では
OBの2/3以上の方が企業年金の減額に同意されたようですが、
株の上場維持を断念する方向性やCEOに京セラの稲盛和夫名誉会長が
就任される可能性等、大きな動きを見せています。




2010年 おめでとうございます!

2010-01-04 19:11:54 | Weblog
今日から仕事はじめとなった方も多いのではないかと思います。
2010年はじめてのブログ更新です。

わたしは言葉の如く「食っちゃ寝+DVD観賞と腹ごなしにニュースを配る」
という平和なお正月を過ごすことが出来ました。
芦屋神社のおみくじでは、大吉を引き当てることができ
喜んでおりましたら、今日早速に私の活動を理解してくださる
ご夫婦とのうれしい出会いがありました!
後は、お休み中のお腹まわりとどうやって元に戻すのか???が課題です。

芦屋市にとっては市政70周年の記念すべき年にあたり、 
地域主権の方向性の中、芦屋市としての自立した施策や取り組みが
望まれると考えます。
また、国においても民主党政権はハネムーンの期間を終え、
その成果を証明する段階に入る新たな年となるでしょう。

お正月の家族との会話の中では
様々な不安や課題があるが、「生きているだけて儲けもん」だよね!
という話をしました。
明るい年になるよう、がんばって活動して参りたいと思います。