神山健治監督の「サイボーグ009」公開されたこともあってか、ネットでサイボーグ009の第三作目「サイボーグ009 超銀河伝説」をやっていた。この映画が公開されたのは1980年末。映画の内容は覚えていないのだけど、子供の時に映画館で見たことははっきり覚えている。
そして戦慄に覚えているシーンがあって、009(島村ジョー)が神との対話をし、彼を愛した故・女王タマラと非業の死を遂げた仲間である004( . . . 本文を読む
まぁ、見事なくらい悪人だらけの映画。爽快感のかけらもなく、救いも全くない。かといって、暗く重い映画でもなく、悲しいとか、つらいとか、そんな感情も必要のない、ただ悪い人たちがいっぱいという映画。まぁ、変に肩肘張らずに楽しめばそれでよし。
【予告編】
映画『アウトレイジ ビヨンド』予告編
【あらすじ】
5年前の抗争を経て、暴力団・山王会は若頭だった加藤が会長の座につき、政界をも恐れる巨大組織 . . . 本文を読む
クリストファー・ノーラン版バットマンシリーズ最新作「ダークナイト ライジング」を観て、事前に「バットマン ビギンズ」を見直しておくべきだったと反省。この「ビギンズ」からの流れを受けての完結編であり、事前に見直しておくことで、より深く「ダークナイト ライジング」を理解することができたのだろう。そういった意味で、ダークナイトライジングへと繋がるポイントを整理しておきたい。
【予告編】
Batman . . . 本文を読む
クリストファー・ノーラン監督の「バットマン」シリーズの完結編。伝説の「ダークナイト」の続編ということもあって、賛否両論分かれるかもしれないが、映像美、迫力は間違いなく天下一品。しかしこの時代に日本でこの映画はどこまで受け入れられるのだろうか。複雑な思いを感じつつも、今夏の見るべき1作。
【あらすじ】
ジョーカーとの戦いから8年、バットマンはゴッサム・シティーから姿を消し、ブルース・ウェインは隠 . . . 本文を読む
何故か急に原田芳雄のお好み焼きを焼くシーンが観たくなって、「鬼火」を借りてくる。で、あらためて原田芳雄の演技に魅せられて続けざまにCSでやっていた「竜馬暗殺」と「われに撃つ用意あり」を観る。うん、やっぱり凄いよね。
竜馬暗殺 / 黒木和雄監督
「竜馬暗殺」は1974年公開のATGの作品。監督は黒木和雄で、坂本竜馬役を原田芳雄が、中岡慎太郎役を石橋蓮司が、他にも松田優作や桃井かおり、妖艶な女 . . . 本文を読む
久しぶりに「もののけ姫」を観る。改めてエボシ様がいい存在感をだしているなぁ、と実感。2004年に「もののけ姫」論というか、宮崎駿論というか、「ナウシカ」から「紅の豚」、そして「もののけ姫」へとつらなる変遷について想像をめぐらしたことがある。
もののけ姫 : 「ナウシカ」という理想の喪失と宮崎駿がたどり着いた地平
改めてこの作品を眺めてみても、やはり宮崎駿の辿りついた1つの地平なのだろうと思 . . . 本文を読む
浅野いにおの作品というのは「おやすみプンプン」しか読んだことがなかったのだけれど、その独特の内省的な世界観―存在論的な不安感や過剰なまでの自意識や生/性といったものは、90年代の山本直樹と同じくらい独自のポジションを築いている。そんな浅野いにおが描いたいまどきの青春ストーリー。ここ最近見た青春ものではピカイチな作品。
【予告編】
映画『ソラニン』予告編
【あらすじ】
都内の会社に勤めるO . . . 本文を読む
掛け違ったボタンのように、あるいはピースを取り違えたパズルのように、もしかしたらもっと幸せなかたちがあったのかもしれない。戻ることのできない時間。それでも続く毎日…市川準監督が東京の下町を舞台に長塚京三、桃井かおり、倍賞美津子それぞれの大人の切ない時間を描いた秀作。第21回モントリオール世界映画祭最優秀監督賞受賞作品。
【予告編】
映画『東京夜曲』 予告編
【あらすじ】
東京の下町にあ . . . 本文を読む
「レスラー」で見事に男の愚かさと哀愁を描いたダーレン・アロノフスキー監督が、「レオン」でマチルダを演じたナタリー・ポートマンを主役にバレエ・カンパニーを舞台に描いたサイコサスペンス。母娘関係の難しさや抑圧された欲望など、心理学的な観点から見ても非常に面白い作品。男性よりも女性の方が共感する部分は多いかもしれない。
【予告編】
映画『ブラック・スワン』予告編
【あらすじ】
ニューヨークのバ . . . 本文を読む
物悲しい音楽が物語を否が応でも静謐なものにする。屈折したエリートを演じるジュード・ロウの美しさが物語をより一層切ないものにする…おそらくSF映画の中でこれだけ何度も見直しているものもないだろう。1997年に製作されたSF映画。スターウォーズや魔法使いものが苦手な人にこそ見てもらい良質のSF作品。
【予告編】
Gattaca - Movie Trailer
【あらすじ】
近未来。遺伝子工学 . . . 本文を読む
この時期にこんな映画を見るなんて不謹慎…と言われそうな気もするが、TSUTAYAでも全てレンタル中といった感じで、よくも悪く関心が高くなっているのだろう。選んだのは1973年版。映像的には古臭さも感じるが何といっても、これだけのスケールの作品を描こうとした意気込みは凄い。
日本沈没(1973) [DVD]
【ストーリー】
海底開発KKに勤める深海潜水艇の操艇者・小野寺俊夫は、小笠原諸島北方 . . . 本文を読む
こんな時だから…と、つい見てしまった映画がこの作品。人間ドラマを撮らせたらピカイチのロン・ハワード監督がトム・ハンクスとともに、アポロ13号に生じた様々な危機を乗り越え地球への生還を果たすまでを描いた作品。結末も分かっていても、それぞれの必死な想いと苦闘は感動を呼び起こす。
【予告編】
Apollo 13 (1995) HD trailer
【あらすじ】
アポロ11号、12号が無事月に . . . 本文を読む
世界で最も若い億万長者の1人、世界最大規模のSNS・Facebookの創始者 マーク・ザッカーバーグを描いた「ソーシャルネットワーク」。日本ではGREEやmixにおされてもう1つ存在感がないものの、その規模は世界で5億人を越えるという。今をときめくネットサービス誕生秘話を描いた作品。
【予告編】
2011/1/15公開『ソーシャル・ネットワーク』予告編 "The Social Network" . . . 本文を読む
監督は「ダークナイト」のクリストファー・ノーラン、主演はレオナルド・ディカプリオ、共演は渡辺謙。荘子の胡蝶の夢を思わせるような、夢と現実を曖昧にする多層構造の物語。何よりも映像美とその雰囲気がクリストファー・ノーランらしいのだろう。そういう意味でのノーランらしい傑作。
【予告編】
映画『インセプション』予告編
【あらすじ】
ドム・コブ(レオナルド・ディカプリオ)は人がいちばん無防備になる . . . 本文を読む
海外が認めた天才・三池崇史と哀川翔が競作した「ゼブラーマン」の続編。さすが三池監督、これは「ダークナイト」に匹敵する作品だと言ったら言いすぎだろうか。まぁ、方やまじめに「恐怖」を描いた映画で、片方は徹底的に「パロディ」を作りだした作品なのだから、比較する方が間違いなのだろう。
【予告編】
映画『ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲』予告編
【あらすじ】
西暦2025年。ゼブラタイムが導入され . . . 本文を読む