Opera! Opera! Opera!

音楽知識ゼロ、しかし、メトロポリタン・オペラを心から愛する人間の、
独断と偏見によるNYオペラ感想日記。

宿題の答え ”戦争と平和”のピチピチとは?

2008-01-08 | お知らせ・その他
長い間ロシアに赴いていた当ブログ専属のオペラ警察が、
12/10に課せられた宿題への答えを携え、鼻の穴からつららをさげて帰国いたしましたので、ここにご報告。

質問:プロコフィエフの『戦争と平和』第十二場、アンドレイの死の場面で、
合唱が歌う ”ピチピチ(英語ではpiti piti)”とはどのような意味か。
またそれは何を表現しているのか、説明せよ。

答え:単語そのものには意味がないが、雨がふる音を擬音化したもので、
同時に、薄れてゆくアンドレイの意識を表現しているとも言われる。

なるほど、確かに日本語でも雨音をぴたぴた、とか、ぴちゃぴちゃ、と
表現できなくもなく、語感が似てますね。
納得。

そういえば、今シーズンのメトのプロダクションで、このシーンの間中、
ぎっしりと粉雪のようなものが降ってましたっけ!
雪だと思い込んでいましたが、あれは雨だったんだ!
なるほど!!!