Abwarten und Tee trinken !

気軽に気ままに紅茶、台灣茶、中國茶、清酒、Wein を…。
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Szechwan

2007-01-01 15:01:04 | 紅茶 <中國・台灣>
2007年最初のお茶は此れから参りませふ (^^。



特級 四川紅茶 《2006年 春茶》 (海風號)

茶葉自体からアカシアの蜂蜜を彷彿とさせる甘い香りが漂います。Golden tips を非常に多く含み、殆ど新芽のみでつくられています

香りに対し、味わいは穏やかなものの、口中に広がる甘く妖艶な風合は実に濃密です。余韻として、洋ナシの compote を想わせる甘味が優美に漂います

何処か Darjeeling Second Flush に通じる要素もあり、中國紅茶では近年飲んだ中では最たるもののように私は感じます

八十八號

2007-01-01 00:32:58 | 黒龍酒造
手に入った時から、2007年は此のお酒で始めようと決めていました



大吟醸 八十八号 [720ml] (黒龍酒造株式会社)

【日本酒度】 +4
【酸度】 1.2
【アルコール度】 15度以上16度未満
【使用米】 東条産山田錦  
【精米歩合】 35%
【使用酵母】 蔵内保存酵母
【製造年月】 平成18年11月
(参考 URL)

一風変わった此のお酒の名前は、鑑評会出品酒用の八十八号タンクに由来するそうです。黒龍酒造さんは平成17酒造年度全国新酒鑑評会で金賞を受賞されていますから、金賞受賞酒と同等と言うことになりますでしょうか?

末広がりなのに加えまして、「 八十八 」 の3文字を組合せると 「 米 」 の字になると言う、何とも縁起の良いお酒です

上立ち香は桃や杏を想わせる華やかな香りをしています。其れは高過ぎず、何処か果敢無げに、そして実に優美に漂います。清冽なる此の飲み口、豊穣たる米・米麹の旨味を時折感じ、南水梨を想わせる澄んだ甘味が広がります

美学と言っては一寸気障かもしれませんが、実に綺麗なお酒であります。嗚呼、此れぞ黒龍。初めて触れた時の感動を再度味合わせてくれたように思います




肴は炙った生揚げに昆布の佃煮と花鰹を添えた帽子屋 SP !?、飲むは海風號白磁茶盃です。save しないと4合瓶が簡単に空いてしまいそうです。いやはや、此のお酒、美味し過ぎです