2月13日(月)。
今日は、歯石などを落としに、歯医者に行ってきました。
先週、レントゲンも撮って、歯の異常のチェックだけしてもらい、今日はクリーニングのみ。
以前この歯医者にかかったのは、昨年の一月でした。日本でクリーニングをしてもらったのは、その2年前。タバコもかなり吸っていたし、よほど汚かったのでしょう、昨年は歯石を取られながら、禁煙しろ、禁煙しろ、と説教を受けたのでした。歯肉ポケットの検査では、歯と歯肉の隙間に、針金のついた器具をぐいぐい入れられて深さを検査され、血も出るし、非常に苦痛でした。
そして今日。昨年の説教とは打って変わって、「座って」「はい、ゴーグル」「ゆすいで」としか口にしませんでした。糸ようじを使っているからか、あまり問題なかったようで、キュインキュイン削られるのも、割と短時間で終わり、歯肉ポケットのチェックはありませんでした。
もっとこう、「あー、タバコ止めたんだね!ほら、汚れが少ないよ。他に何か気を付けたことは?」とかさあ、会話がないもんかね、と物足りなさを感じていましたが、そのドクターと会ったのは一年前。一年に2,000人くらいは診るだろうし、一々覚えてないよね。
でも、僕は仕事をしても、もっと濃い人間関係が好きです。仕事でなくても、僕が確か大学生の頃、僕が出た幼稚園の先生が画家だったので、祖父が亡くなった際写真をもとに、祖父の絵を書いてもらうことになったのです。それで依頼に行ったときでしょうか、詳しいことは覚えていないのですが、同じく先生だった、画家の先生のお母様が僕のことを覚えていてくれたのです。教師の記憶力というものは大概すごいものですけど、幼い頃など、顔も随分違うだろうに覚えているなんてすごいと感動しました。
就職してからも、仕事が出来ることよりも、農家さんに覚えてもらうこと、親しくなれることに満足感、遣り甲斐を感じたものです。留学し、現場の診療、診断から大きい範囲をカバーする疫学という学問へと移ったとき、現場から遠くなるな、と寂しく思ったこともありましたが、始めてみると、大学や現地で出会った人たちが、論文を読んでいくとそこに載っていて、結局は人と人の繋がりであることに気が付きました。
前回のウガンダでイギリスへ帰国する一週間ほど前のことです。ウガンダには、バイクの後ろに乗せてもらうバイク・タクシー、ボダボダというものがあるのですが、いつものようにまたがり、ルガンダ語で行く先を告げ、カタコトで世間話をし、お金を払った時のことです。名前を聞かれたので、「マキタだ」と答えると、
「そうか、お前コウヘイという日本人を知ってるか?」
と聞かれました。そりゃ俺だよ、と答えるとドライバーは、お前かー!とえらく喜んで言いました。
最近カンパラ(ウガンダの首都)で、ルガンダ語を話す日本人がいるらしいと噂だったそうです。ウガンダで日本人は目立つからねー。しかも毎日せこく値切っていたからかも知れません。
発展途上国で仕事をすると、日本人なんか珍しいので、そういうのがまた面白いのです。いつも人との関係を楽しみに、これからも仕事をして行けたらいいなあ。
今日は、歯石などを落としに、歯医者に行ってきました。
先週、レントゲンも撮って、歯の異常のチェックだけしてもらい、今日はクリーニングのみ。
以前この歯医者にかかったのは、昨年の一月でした。日本でクリーニングをしてもらったのは、その2年前。タバコもかなり吸っていたし、よほど汚かったのでしょう、昨年は歯石を取られながら、禁煙しろ、禁煙しろ、と説教を受けたのでした。歯肉ポケットの検査では、歯と歯肉の隙間に、針金のついた器具をぐいぐい入れられて深さを検査され、血も出るし、非常に苦痛でした。
そして今日。昨年の説教とは打って変わって、「座って」「はい、ゴーグル」「ゆすいで」としか口にしませんでした。糸ようじを使っているからか、あまり問題なかったようで、キュインキュイン削られるのも、割と短時間で終わり、歯肉ポケットのチェックはありませんでした。
もっとこう、「あー、タバコ止めたんだね!ほら、汚れが少ないよ。他に何か気を付けたことは?」とかさあ、会話がないもんかね、と物足りなさを感じていましたが、そのドクターと会ったのは一年前。一年に2,000人くらいは診るだろうし、一々覚えてないよね。
でも、僕は仕事をしても、もっと濃い人間関係が好きです。仕事でなくても、僕が確か大学生の頃、僕が出た幼稚園の先生が画家だったので、祖父が亡くなった際写真をもとに、祖父の絵を書いてもらうことになったのです。それで依頼に行ったときでしょうか、詳しいことは覚えていないのですが、同じく先生だった、画家の先生のお母様が僕のことを覚えていてくれたのです。教師の記憶力というものは大概すごいものですけど、幼い頃など、顔も随分違うだろうに覚えているなんてすごいと感動しました。
就職してからも、仕事が出来ることよりも、農家さんに覚えてもらうこと、親しくなれることに満足感、遣り甲斐を感じたものです。留学し、現場の診療、診断から大きい範囲をカバーする疫学という学問へと移ったとき、現場から遠くなるな、と寂しく思ったこともありましたが、始めてみると、大学や現地で出会った人たちが、論文を読んでいくとそこに載っていて、結局は人と人の繋がりであることに気が付きました。
前回のウガンダでイギリスへ帰国する一週間ほど前のことです。ウガンダには、バイクの後ろに乗せてもらうバイク・タクシー、ボダボダというものがあるのですが、いつものようにまたがり、ルガンダ語で行く先を告げ、カタコトで世間話をし、お金を払った時のことです。名前を聞かれたので、「マキタだ」と答えると、
「そうか、お前コウヘイという日本人を知ってるか?」
と聞かれました。そりゃ俺だよ、と答えるとドライバーは、お前かー!とえらく喜んで言いました。
最近カンパラ(ウガンダの首都)で、ルガンダ語を話す日本人がいるらしいと噂だったそうです。ウガンダで日本人は目立つからねー。しかも毎日せこく値切っていたからかも知れません。
発展途上国で仕事をすると、日本人なんか珍しいので、そういうのがまた面白いのです。いつも人との関係を楽しみに、これからも仕事をして行けたらいいなあ。
面白いことに、ボダボダの語源は、国境(ボーダー)なのです。数十年前から、国境では、自転車タクシーが活躍し、国境を越えてきた人を宿まで乗せたり、バス停まで乗せたりしていたようです。そこで自転車タクシーがボダボダと言われ始めたのです。
今もケニアとの国境の町、ブセアでは、自転車ボダボダが活躍していますが、首都カンパラでは、自転車の代わりに、バイクになっているのです。
おゆきさん、
僕も埼玉の○ひろという百貨店で働かせてもらったことがあります。人と話せるのって、楽しいですよねー。僕も今は、ほとんどパソコン相手。でもブログのおかげで寂しくないです。
TAKAMIさん、
トゥクトゥクですね!ネパールではテンプーでした。
あー、早くウガンダに帰りたい。ホント人が面白いんだよー。
その運転手は、「コーヘイを乗せたぞ!」と、自慢げに仲間に語っているに違いないね(#^_^#)
「ボダボダ」に「バタバタ」かぁ~
タイでは「トゥクトゥク」ってのがあったよね。
これも三輪タクシー??だったっけ??
お客様と話をすることが最初は照れくさかったけど
すぐに楽しくなりました。
今 事務のことが多くて朝晩mitsukiと話す以外
誰とも話さない日があります。
そんな日はやはりさみしいですね。
ウガンダで”マキタ”と言えばいいんですね (爆)))))
死ぬまでに一度でいいから行ってみたいなぁ・・
他人に対する興味が健全で
羨ましい限りです
ぼくはその真逆で 偏屈ですから…
「ボダボダ」って面白い名前ですね
これはやはりバイクの音の
いわゆるオノマトペイアですかね
ずっと昔大阪では
オート三輪(そういうものが昔あったのです)のことを
「バタバタ」と呼んでいたそうですが
ルガンダ語と日本語の共通点では