まきた@VetEpi

酪農学園大学をベースに、発展途上国と日本の獣医疫学に取り組む獣医師のブログです。

交際範囲3;僕の場合

2005-03-20 11:46:25 | いろんな人がいるよ。
昨年12月に、チーム研究という、博士課程向けの参加型講義があり、そこでまず初めにやったことは、お互いの「coincidence;偶然の一致」探しでした。
参加者は1分ごとに相手を変えてはちょっとした会話をして、偶然の一致を探して行きます。参加者10数名がほぼ全員と会話をしたところで、講師は一人一人に、何人と、どのような偶然の一致、共通項があったか聞きました。

ここで驚いたのは、他の参加者はそれほど偶然の一致を見出せなかったことと、僕は話した全員とそれらを見出したということでした。
これはもしかしてエリート街道を歩んできた人とそうでない人との違いだったり、僕が比較的年を多く取っているからであったかも知れません。しかし、僕が思うに、僕は研究内容についてではなく、大抵簡単なことから聞いたからだと思います。どんなスポーツやったの?とか趣味は?とか。

「偶然の一致、もしくは共通項探し」
これが交際範囲を楽しく広げていく基本でした。

僕の最近の共通項は、音楽、日本、ネパール、妻、子供、Taekwan-do、そしてカトー・ユリさんといったところ。Taekwan-do(テッコンドー)は、去年12月に始めました。

交際範囲2;カトー・ユリさんの場合

2005-03-20 11:13:59 | いろんな人がいるよ。
以前カトー・ユリさんに誘われてパブに行った時のことです。行ってみると、ユリさん以外の4人は皆旧知の仲なのかと思いきや、皆ほぼ初対面だけど、面白そうだからみんな誘ってみた、ということでした。
日本人4人、台湾人1人、フランス人1人の組み合わせでしたが、共通していたものがあります。

それは、「日本語」でした。

しかし、いくら日本または日本語という共通カードがあったとしても、市内バスに乗って目的地で降りるまでに、初対面の人と友達になれますか?彼女は人並み以上にそういった能力を備えているのですが、僕が感心したのは、英語能力が高いにもかかわらず、日本というカードを敬遠せずに、有効に使っていることです。それだけ英語に関しては十分に会得しているのかも知れません。

僕も含めて多くの人は、留学したら、英語が母国語の人と英語だけで交友関係を作りたいと考えるものだと思いますが、なかなか上手く行かないことが多いと思います。
僕も一時、せっかく外国にいるのに日本人と付き合っていて英語を話さなければ勿体ないと考えてしまって、出来るだけ日本というものから遠ざかろうと考えました。しかしそれは英語上達、外国での友人作りに決して近道とは言えないかも知れません。

交際範囲1;カトー・ユリさんの場合

2005-03-20 10:47:37 | いろんな人がいるよ。
ここ一ヶ月のうちに、自分の交際範囲がここ最近なかった勢いで広がっています。
それは、金曜日に一緒に演奏した、カトー・ユリさんが家に出没するようになってからです。

よくこのブログでコメントをしてくださるTAKAMIさんもかなり交際範囲の広い方ですが、カトー・ユリさんも同じような勢いがあります。
うちにいろんな人を連れて来ては、「あー、彼とはこの前バスの中で会ってー・・・」とか、「彼とは空港で一緒になったのー」などと紹介してくれるのですが、今まで知っている人たちに比べ、友達になった経緯があまりにも唐突です。
初対面の人と話すのにここまで抵抗がない人も珍しい。

大体うちによく来るようになったのは、彼女の校舎が我が家の目の前で、子供を連れた妻の買い物袋が重そうだったので、手伝いましょうかと声をかけてくれたのがきっかけです。

彼女の素晴らしいところは、全く気さくで、分野、学歴、国籍、性別、年齢など全く問わないところです。
「だって、せっかく人と出会えるのに躊躇してたらもったいないじゃん。」
ということだそうです。

2005-03-20 10:10:08 | 音楽は心の泉
お陰さまで、エディンバラ大学アジア研究センター主催の「春の祭典」は大成功に終わりました。

怪しげな衣装に身を包み、そして大きなろうそくを手に、中国の漢詩を朗読し、演じるイギリス人の老女。日本の大学の、体育会系クラブの物真似で延々と自己紹介と「一気」を続けるスコットランド人若者グループ。短い時間の中にも年齢層も芸の幅もあり、満足行きました。

僕たちが演奏したのは、「日本昔話」と「すべての人の心に花を」の2曲でした。
アレンジ、演奏とも自分で言うのも何ですが、なかなかでしたよ。
特に「花」は人気で、終わったあとも、たくさんの人に声をかけられました。普段何気なく歌っていた歌ですが、ステージ上のスクリーンに英語訳を投影したのが良かったかも知れません。
メインボーカルのユリさんの、「喜名昌吉さんは、この曲を反戦のためや、平和運動に使うのではなく、世界のハーモニーに役立てたいと考えています。」といういいMCもありました。

今日は、日本語とまた違うインパクトを持った英語訳を紹介したいと思います。
長くなるのでこちらをクリック↓
http://now.ohah.net/anadi/chanploos.html

新鮮なイメージが広がることでしょう。