まきた@VetEpi

酪農学園大学をベースに、発展途上国と日本の獣医疫学に取り組む獣医師のブログです。

清掃車2

2005-03-13 23:18:21 | エディンバラの見どころ
先月、清掃車のドライバーに声をかけ、
「うちの子が清掃車の大ファンなんだ、写真を撮らせてくれ!」
とお願いすると、運転席にまで乗せてもらえました。

嬉しいくせに緊張した面持ちの天馬。

しかしこちらではタバコのポイ捨てが非常に多い!
30代以降は喫煙率が非常に低いように思われるのですが、若者のマナーがひどいです。
それは日本も同じか。

清掃車

2005-03-13 23:05:40 | エディンバラの見どころ
今朝8時、また具合が悪そうな息子の体温を測ってみると38.5度だったので、子供病院の救急外来に行くためタクシー会社と病院の電話番号を調べたり、準備していました。
こんなに長い病気は一体何なのか、インフルエンザなのか、検査して診断もしてもらいたいというのもありました。

日本は始めから内科なり小児科なり、専門の病院に行けますが、こちらは制度が違います。
緊急でない限り、まずはかかりつけのお医者さんに見てもらうのです。
それに、日本だと風邪で小児科に受診すれば、インフルエンザの検査をすぐしてもらえるのではないでしょうか?そういう不満も感じました。やはり日本はすばらしいと思ってしまう。

準備をして、朝食をとらせていると、天馬はだんだん元気になってきました。
病気になる前のいつもどおり、食事は二の次でおもちゃを取りに行こうとし、窓の外の音に気が付いて、「せいそうちゃ!」と叫んで見に行きました。
おお、これは治ったな、とこの時思いました。
普段は、食事中に遊ぶのはいけない、と注意ばかりしていましたが、まだ2歳。正常な反応でしょう。お父さんも完全に甘くなりました。
その後もどんどん元気になり、普段どおり部屋中を散らかしてくれました。

ここエディンバラは、大小2種類の清掃車が毎日活躍しています。
こんなに清掃に税金を使ってどうなのかと思いましたが、タバコのポイ捨てはかなり多いので、清掃車は大活躍です。お陰で道はキレイですね。
天馬は清掃車の大ファンです。今日の写真は清掃車。

しかし病魔とはよくいったものです。
昨日と同様な天気なのに、部屋の中も今日は明るく、静かで落ち着いています。

ハバリ?

2005-03-13 09:49:06 | 家族
天馬は昼間2回ほど高熱を出しましたが、どうやらもう落ち着いたようです。

木曜、金曜と大学を休んだので、同級生の医師、ルーカスと先輩の獣医師、ガブリエルが心配して今日、突然見舞いに来てくれました。二人はタンザニアの、キリマンジャロ出身です。
この時僕はトイレに入っていましたが、インターフォンから
「ハバリ!?」
と大きい声が聞こえてきます。妻がどこの言葉やら分からず、しどろもどろのしかもネパール語で答えています。
「ムズーリって言っといてくれー!」
とトイレから僕が叫びました。

スワヒリ語で、ハバリはHow are you? ムズーリ、またはジャンボはFineです。
全くマイペースで明るい人たちだ。
トイレから出ると、ガブリエルは、この前教えた便利な日本語、「どうも。」で挨拶してくれた。

天馬もそれまで機嫌が良くなかったのに、はしゃいで出迎えました。おじさんたちは、たくさん遊んでくれるので、天馬は大好きです。
「心配したけど、元気そうじゃないか!」
と二人は天馬を代わる代わるだっこして、お茶を一杯飲むとすぐ帰って行きました。
昨日までは大変だったんだよ。
天馬のあれほど元気そうな顔を見たのは4日ぶり。

今夜は静かに寝ています。
写真は2週間ほど前の写真で、天馬と遊ぶガブリエル。