件数と実力は比例しない

町田・相模原の司法書士・行政書士の宮下です。

冷静な判断は冷静な時にしかできない。

うん、そりゃそうだ。

そのまんまだ。

でも、実はものすごく難しいことのような気がします。

なぜ難しいのか”冷静”になって考えてみました。

詰まるところ冷静ってなんやねん！ってとこに行きつきます。

【冷静（れいせい）】

感情に左右されず、 落ち着いていること。また、そのさま。

ほぅ。

「冷静になって考える」なんてよく言います。

考えることはすぐにできそうですが、冷静になることは難しそうです。

まぁ「しっかり考える」という意味合いなのでしょうけど。

考えている状態は自分でも認識できますが、冷静の認識はできない。

自分は冷静だ、と思っても本当にそれが冷静なのかどうかはわかりません。

じゃあ、どうすればいいのか。

個人的にですが、冷静に考えれるであろう方法は大きく分けて２つあります。

が、ここでは省略。

みなさんはどうでしょう？

冷静になって考えてますか？

さて、今日は通常営業で仕事してました。

２件の新規相談があり、１件目は事業承継が絡んだ民事信託（家族信託）のご相談。

信託ありきでご相談に来られたのですが、種類株及び贈与の方法もお伝えして、ご検討頂く形になりました。

帰り際に「プロに相談してよかった」と言って頂けてGWに出勤した甲斐がありました。

２件目は、生前対策で信託、贈与、任意後見をそれぞれ比較検討して頂き、これまたご検討頂く形になりました。

信託がらみの相談が２件続くのはかなり珍しいです。

勘違いされがちなのが、「宮下先生は信託で忙しいんじゃないですか？」と同業の方から言われることが多々あるのですが、そんな信託案件は重なるもんじゃないですし、信託がベストのケースもそこまで多くないので、皆さんが思っているほどやっていません。笑

ただ、町田・相模原地域では、情報発信をしている方かもしれないので、上記のように思われてしまうのもわかります。

あと、信託についての勉強はずーーっと継続しているのと、信託案件の件数は他の事務所さんと比べると多いかもしれません。

しかし、自戒を込めて言いますが、信託案件に関しては件数をこなすよりも、１件の案件をどれだけ考え抜き、どれだけエネルギーを注いだかが重要になると考えているので、信託に関しては件数の多さと実力は比例しないと思います。

この辺は相談する一般の方々は注意してください。

やけに信託の取り扱い件数をアピールをする事務所は売り上げのために信託案件取り扱っている可能性もあるので。（言いすぎだろ。笑）

真摯に向き合ってくれる事務所を探してください。

どう探せばええねんって感じだと思いますが、必ず優良な事務所はあります。

セカンドオピニオンしてみるとかね。

さぁ、明日から休みです。

どうしてくれようか。

どう人生を楽しもうか。

ワクワク、否、ロマンティックが止まりません。

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